かちこのアメリカ奮闘記その後

アメリカの大学院での登録栄養士(RD)を取得、帰国して日本の病院でNST奮闘中

大学授業開始&市大卒業生NYにてディナー!

2010年09月26日 | 日記
ご無沙汰しています

大学が始まったら毎日追われるように宿題と戦う日々です
束の間の楽しみはチャイナタウンに野菜や果物を買い出しに行って料理をすること
日本にいたときは洋風のものばかり食べたくなって、グラタンだのシチューだの
ベトナム料理だの、をつくっていましたが
アメリカに来てからは純和風が多くなりました
日本人ってことですね
ちなみに最近のお気に入りはかぼちゃの煮物と冬瓜のスープ
どちらも簡単にできてなかなかいいです。
さらに今回日本に一時帰国したときに教えてもらった
きゅうりのきゅーちゃん漬け

これはまとめてつくっておくとおかずが足りなくても一品になるので
とってもいい感じです。日持ちするしね。

ところで、大学はスタートしたらウォーミングアップなしのダッシュ
しかも長距離走だと思ってたら短距離走の繰り返しのような
雰囲気です
(意味わかんなかったらすみません)
毎日明日の宿題に追われてる感じでなかなかゆっくりする暇がないです。
が、内容はとても興味があることばかりなので
満足感は200%
でも途中で風邪でもひいてしまうと完全に流れから取り残されそうなので
健康管理だけは気を付けて、最後まで完走したいと思います

ところで、今日、大阪の同じ大学の一学年上の先輩とごはんを食べました。
大学卒業後アメリカに渡り、大学と大学院(医学博士)をとり、
ニューヨークで働いています
私の大学からアメリカに来ている人なんてそんなにいないと思っていたので、
異国の地でお会いできてとっても嬉しかったです。
紹介してくれた H岩さん
ありがとうございました

そして、ニューヨーク生活、アメリカの生活について教えてもらいました
あと日本のスーパーの場所とか
持つべきものは友
(友達、友達の友達、友達の友達の友達含む)ですね

さてさて、私のニューヨーク生活はどうなっていくのか
ブログ更新もがんばりたいと思うので応援してください。

ではではまた
おやすみなさい

アメリカの栄養ケアプロセスとは

2010年09月05日 | RD(アメリカの管理栄養士)
あと2日で新しい大学での授業が始まります
うれしくも、超大変そうなのが目に見えているので恐ろしい・・・。
今日はちょっとだけ、頭を新学期に切り替えるために
アメリカの栄養ケア・プロセスについて です。

アメリカでは栄養ケア・プロセスというものに沿って栄養士が活動しています。
栄養ケア・プロセスとは


栄養士が、質の高い、効果的で安全な栄養ケアを行うための
問題解決手法のプロセスシステム


のことです。要は栄養に纏わるさまざまな仕事をする際の方法論ということですね。

栄養ケア・プロセスの目的とは

健康状態、栄養状態を把握し、それらを考慮した最適の栄養を
摂ることにより、健康・栄養状態を改善する

です。
まあ、当たり前っていえば当たり前のことなんですが・・・。

栄養ケアプロセスのステップは以下の4ステップです。

①Nutrition Assessment (栄養評価)
 現在の健康・栄養状態の把握
②Nutrition Diagnosis(栄養診断)
 問題点の抽出
③Nutrition Intervention (栄養介入) 
 栄養指導
④Nutrition Monitoring and Evaluation
(栄養モニタリング・評価)
 経過観察・修正

アメリカの栄養士(Registered Dietitian)は栄養ケア・プロセスの
基本的な考え方にのっとり、上記4つのステップで患者さんの栄養評価や指導を行っています。
健康維持、よりもどちらかというと病気や怪我の治療の意味での栄養治療といった雰囲気です。なので栄養士は大学時代に各種病気のことはもちろんのこと、
どうやって栄養状態・健康状態を診断するかや、どうやって栄養状態を変え、
どのようなスパンで理想の、またはそれに近い栄養状態にもっていくかなど
幅広い分野を学びます