かちこのアメリカ奮闘記その後

アメリカの大学院での登録栄養士(RD)を取得、帰国して日本の病院でNST奮闘中

降り続く雪

2010年12月26日 | 日記

今日はニューヨークは朝から雪

雪が大好きな私としてはとてもうれしい・・・

でも結局朝から晩まで降って、まだやみません。

外は一面真っ白。

クリスマスがホワイトクリスマスにならなかったのは残念だけど、

一日遅れのホワイトクリスマスです

ニューヨークの空気も雪できれいにされて、明日の朝には

きっときれいな景色が待っている気がします

 

遅ればせながらのメリークリスマス


冬休み

2010年12月26日 | 日記

ついについに試験が全て終わり、

無事冬休みに突入しました!

本当にNYに来てからこの4か月、長かった~!

ほっと一息です

ニューヨークに来て一番戸惑ったことといえば、人の感じ、雰囲気。

日本からロサンゼルスに引っ越した時は、

日本人VSアメリカ人 

という違いを感じて戸惑うこともありましたが、

ロサンゼルス→NY

に移った時は、

予想以上に人の感じが違うのにとても戸惑いました

でも考えてみると、ロサンゼルスとニューヨークは

飛行機で飛んでも5時間ほどの距離。

日本から韓国の倍の距離があるわけです。

同じ国でも違うわけですよね。

(日本で岩手と岡山の人の雰囲気の違いに驚いたこともなつかしい・・・)

ニューヨークの人はとてもテンポが速いの。

人と会話をしていても、相手が言い終わらないうちに

聞いていた人が意見を挟むことは日常茶飯事です。

どうやら、最後まで聞いてから意見を言うより、

気づいたときに横から挟んで言った方が効率的というか

”会話”になっていいらしい。

カリフォルニアの人はどちらかというと

じっくり相手の言うことを聞いてから自分の意見を言うことが多かった気がします。

私は日本語なら聞きながら考えをまとめて途中で挟むこともできますが、

英語の場合はまだ ”聞く” 時は ”聞く” ことに集中するので

その間”考える”頭は多少停止状態。

全身で理解しようとしているわけです。

 

なので・・・

NYに来て最初はとっても難しかった~。

だって会話に間がないから、自分の考えをまとめて言うタイミングがないの

相手が言い終わるまで何も言わなかったら、相手が言い終わった時に会話が終了。

途中に意見を挟めなかった私は 同意・賛成 または意見なし

ということにされてしまうわけです。

 

さらに数人で話をしている場合、会話が途切れることはほぼなく、

どんどん次の話題に移ってしまうので、

一生懸命聞いている間にどんどん内容が変わっていき、

ちょっと間があいたすきに自分の意見を言おうとして、

うまくちょっと空いた間にしゃべり出せなかったら

あっという間に次の話題に移り、

私の話そうとした内容は過去の話題の内容に・・・

 

なかなか難しいですね。

同じような苦労はアジア系の留学生全般が持っている悩みのようです。

「相手の言うことを最後まで聞いてから、自分の意見を言う」

アジア系の国で大前提とされていることが

NYではやや通じない・・・

常識って場所が変わると変わるもんだとは知っていたけど

体にしみついている常識を変えることは至難の業。

さらにテクニック(英語を聞きながら切り返す)を必要とするので・・・・。

 

インターンシップを前に大学の教授から注意事項がありました。

「失礼のないように。自分が正しいと思っても、すぐに言い返さず、一度受け止めて

後日じっくり考えてそれでも納得できない場合は

アドバイスをください

という言い方で話をしに行きなさい」

それを聞いた仲の良いクラスメイトに

「NAOKOは失礼にあたるようなことを言う心配はまずないね~

と言われたんですが、

「瞬間的に言い返せないし、乱暴な言葉を言えないからそうならないだけだよ~

と言ったら妙に納得してました。

英語でニューヨーカーとケンカできるようになれば一人前だと思います。

私も英語でケンカできるようになりたい・・・


配属病院決定!

2010年12月17日 | RD(アメリカの管理栄養士)

ビックニュースです!

実は先日、1月から8か月間ほど実習をさせてもらう病院の配属が決まりました!

マンハッタンにある、アメリカで一位と評価を受けるほどの

とても世界的に評価の高い癌センターです

日本語でネット検索してもたくさん評価がのっていて、

近くにあるのに知らなかった自分が恥ずかしいくらい

この病院には栄養士としてのインターンは2人しか割り当てられないんですが、

そのうちの一人に入れたことはとっても嬉しいことです

ドキドキが収まりません

これも、数年前に癌の闘病をしていたおじいちゃんが導いてくれたのかな???

なんといってもアメリカで栄養学を勉強しなおそうと思ったのもおじいちゃんの闘病がきっかけだったので・・。

1月までまだ間がありますが、働き始めてできる限りを吸収するために、

準備しっかりしなきゃ

 

しかも、教授によると、、、、、

指導員(プレセプター)は日本人みたいなんです!!!

きゃーっ。そんな著名な病院に日本人が働いているなんて!

もちろん、日本語を使うつもりは全くありませんが、もし、もし、どうしようもなく困った状況とかになったときに

いざとなったら日本語使えると思うと本当に心からほっとしました

 

ああ、がんばらなきゃ。

とはいいつつ、今期末試験真っ最中。

ここで評価B以上とらないと、せっかく得たインターンシップも取り消しになってしまうので

なんとか最後までがんばりたいと思います