こうだ邦子 活動日記 

参議院議員としての
日々の活動をご報告します。

答弁に立ちました。「年金記録回復促進法案」

2009年04月24日 22時56分34秒 | Weblog
昨日、4月23日(木)の厚生労働委員会にて、
民主党・国民新党・社民党が参議院に提出した
「年金記録回復促進法案」の審議が行われました。

私は、法案提出者の1人として、委員会での答弁に
立たせて頂きました。
審議の映像はこちらから:4月23日厚生労働委員会を選択してください。

2年前に「消えた年金」問題が発覚し、私自身も闘った
参議院選では「年金問題」が大きな争点となりました。
私自身も参議院選での「取り組みたいこと」3つのうちの一つとして
「年金問題」を掲げて選挙に臨みました。
おそらく、私だけではなく、当時の候補者のほぼ全員が年金問題を訴えたのでは
ないでしょうか。

「消えた年金」問題が発覚してから2年が経ちましたが、
残念ながら解決への歩みは遅いと言わざるを得ません。
総務省所管の「第三者委員会」が立ち上げられ、
年金記録回復の促進のために、委員の皆様はご尽力されてきた
とは思いますが、法律や基本方針などの解釈の厳格性によって
立法府が想定していた以上の慎重な対応、すなわち、斡旋が認められない
状況となってしまっています。

私たち民主党は、「被害者の救済が第一」という原点に立ち返り、
消えた年金の中でも、特に、消された年金の被害者救済を促進するための
法律改正案を参議院に提出するに至りました。

昨日の審議では、法案提出者として、津田弥太郎議員、蓮舫議員、
加賀谷議員と私の4人が答弁に立ちました。
与党側からは賛同を得られていませんが、「被害者の救済が第一」という
考え方は与党も野党も同じ思いであるはずです。
「消された年金」問題については事業主の責任等、様々な問題がある
ことは承知していますが、何を優先すべきかということを考えた時、
民主党は「被害者の救済を第一」に考えたいという思いで
あえてこの法案を提出いたしました。

私自身、選挙でお訴えをした「消えた年金」問題について、
今回法案提出者として答弁に立たせて頂いたことを
第一歩とし、これからも真摯な姿勢で取り組んでいきたいと
思っております。