超剛横綱力士太刀山の決り手附星取表に
おいて「つきとばし」なる“珍手”は、老眼
の身に小文字で記入されて…ずっと気が
つかなかった。
それで彦山光三の名著『橫綱傳』の「自
跋」から想い出した一節をどうぞ読んで…。
〔前略〕私は生きてゐるうちに私を蹴とばし・
蹈みにじり・乗りこえてゆく俊英があまた
あらはれることを切念してやまない。勿論
私自身そのあまたのなかの一人であることを
さまたげないつもり。
ちと残念だったね。「突き飛ばし」ならぬ
「蹴飛ばし」と表現していた。
尚、明治四十四年当時の相撲記者の“主観”
で考案した決り手の名称を当時18歳の彦山翁
も想定外だったにちがいあるまい。
おいて「つきとばし」なる“珍手”は、老眼
の身に小文字で記入されて…ずっと気が
つかなかった。
それで彦山光三の名著『橫綱傳』の「自
跋」から想い出した一節をどうぞ読んで…。
〔前略〕私は生きてゐるうちに私を蹴とばし・
蹈みにじり・乗りこえてゆく俊英があまた
あらはれることを切念してやまない。勿論
私自身そのあまたのなかの一人であることを
さまたげないつもり。
ちと残念だったね。「突き飛ばし」ならぬ
「蹴飛ばし」と表現していた。
尚、明治四十四年当時の相撲記者の“主観”
で考案した決り手の名称を当時18歳の彦山翁
も想定外だったにちがいあるまい。
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