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相撲史に関心・興味のある方どうぞ

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曖昧な「二枚鑑札」

2020-06-15 13:19:59 | 日記
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 現役の力士が年寄を兼務した「二枚
鑑札」の実態は、どんなものなのか。
 彦山光三著『相撲道綜鑑』━「人的關
係篇」に昭和十五年現在の「年寄名簿」
が載っている。その末席から9番めに…。
(玉の海)二所ノ關 梅吉
━とあり、同十三年十二月に現役急逝の
横綱玉錦〔二所ノ関との二枚鑑札〕の後を
襲って元関脇玉ノ海〔当時「勝負星取表」で
は「ノ」を「の」と表記〕が二所ノ関親方と
なって、弟子たちに「各自現役のときに
“弟子集め”を」指示し、分離・独立を奨励
した。これが戦後二所ノ関一門の繁栄に…。

 ところが百年前の八角部屋は、稽古場を
もっていたのか・どうか。
 二枚鑑札の元関脇大鳴門は、彼独自に
相撲「部屋経営」をちゃんとやっていた
のか…疑わしい。ひょっとしたら権力の
「二重構造」の如く、本当に部屋を率いて
いたやつが“影の実力者”として存在してい
たかも知れない。果して、邪推だろうか。
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