相撲史に関心・興味のある方どうぞ

相撲史に関心・興味のある方どうぞ

次号コラム 「出投げ」と「捻り」について

2017-08-30 21:05:39 | 日記
 決り手の約3割は「寄切り」だが、現代相撲では
「寄出し」の方が多いと思う。「寄出し」・「押切り」・
「突放し」が決り手名称から除かれたのを故 小坂
秀二氏は批判していた〔協会「取締」最長記録をもつ
春日野親方(元横綱栃木山)も訝しく感じていたらしい〕。
けれど、昔の決り手はもっと杜撰だった。例えば、昭和
三十四年まで上手出投・下手出投を区別せず何れも
「出し投げ」と記録された。更に、同三十八年の彦山光三
選抜175技より━【中略】──昭和十年頃まで、読み方の
異なる「頭捻」を含み計14技も名称を一緒くたにして
「ひねり」と表現。当時の記者だって有能の士が存在
したはずなのに…遺憾至極でやりきれなく思っている
次第。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 三役陣の出欠情況 その90 | トップ | 全敗が消えた星 その251 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事