相撲史に関心・興味のある方どうぞ

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肝腎なのは自浄作用だ

2011-02-17 12:36:51 | 日記
 所謂「団塊の世代」〔小生はその“端くれ”〕という
言葉をつくった堺屋太一もと経企長官が、過日TVで
語った…プロとアマの差が最も大きいのは将棋の世
界、次に相撲、3番めが落語だ…。
 その将棋界を代表して永世棋聖の米長邦雄氏が、
今日のS紙「正論」欄にて━
 私は大相撲をこよなく愛している…そのうえでの提
言━という書き出しである。すこし抜萃してみたい。

 貴乃花を相撲協会の理事長代行兼改革実行委員会
委員長に指名することが第一手だ。〔中略〕
…八百長騒ぎになった。これは相撲界の今後に大きく
影響するいわば分水嶺である。興行かスポーツか。
神事か勝負か。公益財団法人になれるのかどうかも、
この一点にかかってくる。〔中略〕
 待ったが許されるのは相撲。待ったは即反則負けに
なるのが将棋〔中略〕放駒は、将棋界では孤立していて
悪形だが、相撲界では理事長に納まっているのも面白い

 故意に“待った”したら「負け」だ━と相撲規則にも
書いてあるのだが……。

 そして━
…法人にしてもおかしくないという自浄作用が世間に認め
られたとき……この団体にのみ特別措置がとられるのでは
あるまいか。
━と結んでいる。
 一番肝腎なことは、今後の「自浄作用」である。
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