相撲史に関心・興味のある方どうぞ

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幾何じゃなく代数の話?

2010-04-18 13:03:13 | 日記
 彦山光三著『相撲道綜鑑』では「…私は横綱に代数を
附する習慣に反対…世襲でもなく、何等かの形を相傳
するものでもなく、あくまで個人的の資格であり、独自
的の栄誉…」と柔軟姿勢だったが『横綱傳』になると
「…横綱力士を何代・何代というものが多いがあやまり
…」と強硬意見に変りました。

 寛政二(1790)年三月場所、東方幕尻(前頭五枚目)へ
雷電灘之助が入幕〔但し、前年十一月場所星取表に…
東前頭四枚目に彼が記載された史料も存在している〕。
そして翌場所の寛政二年十一月、古今最強(?)力士の
雷電爲右衞門が西方関脇へ附出された。
 この2人雷電は寛政六年三月、八代〔?〕目雷電の
灘之助が手柄山と改名したため解消いたしました。
 『大相撲』誌が「佐渡ヶ嶽部屋繁盛記」(昭37.11)で
八代目…灘之助・九代目…為右衛門──と8代めと9
代めが同時に東西に対立して対戦しても全然おかしく
ないとすれば、横綱を何代(め)と称してもおかしくない
理屈になります。それとも屁理屈かな…。〔雷電爲…
が横綱でなかろうと・横綱だろうと無関係です。〕
 小生がアンチ彦山派の立場だとすれば…以上の如く
反駁するでしょう。
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