out of curiosity #2

二つ目のブログに突入~!
ホッケー&山歩きで日光周辺に出没ちぅ!

モンブラン山群撮影紀行 ~星降る湖シェズリー湖~

2016-08-25 23:52:07 | 2016モンブラン撮影

2016年8月6日(土)
星空撮影@シェズリー湖



 アンデックスから3時間ほどかけて、ラックブラン小屋の下まで来ました。 小屋の前には湖がありますが、この周辺にはいくつか湖が点在しています。 この目の前の湖の奥にも、もうひとつ湖が見えます。 時間があれば歩きまわりたい所ですが、既に午後5時半ごろですので、夕食と夜の撮影の準備です。


小屋に行く階段の途中の看板。 「忘れ物は無い?」みたいな意味だそうです。
「ゴミは忘れずに持ち帰ってね。」ということでしょう。


こちらは「谷にゴミがたまっちゃうよ」みたいなことらしい。


小屋の周りにもお花がいっぱい!











こんなテラスでコーヒーでも飲みたいけど、そろそろみんなが集まってきました。


 部屋に行きましょう。 

 部屋は基本的に2段ベッドでいくつかに仕切られたようになっており、一人に一つのベッドは用意してくれていました。 フカフカではありませんが、暑くも寒くもなく、充分な寝心地でした。 ツアーリーダーに寄ると予約をしていないと宿泊させてはくれないそうです。
 水道から水は充分に出ます。 シャワーも個室が2つ?3つ?ありました。 友達がミネラルウォーターのボトルを買おうと思ったら売っていなくて、「水道の水が飲める。 湖の水でも大丈夫。」と言われたそうです。w
 トイレも水洗でした。 男女兼用でしたが。 荷物はロッカールームに置きます。 有料のコインロッカーもありますが、有料で使っている人はだれもいなかったみたい。 貴重品は常に持ち歩き、ザックに入るものはザックに入れてロッカーに置いておきました。 ロッカールームにはサンダルが用意してあり、小屋の中ではそのサンダルを履きます。


夕食時間です。 明るいですが、午後7時過ぎです。 食事はどんなかと言うと。。。

   
まず、スープとチーズが出てきました。 知らないとチーズをパクッと食べてしまいますが、
白野さんから説明が。 チーズは外側を切り落とし、小さくしてスープに入れて食べましょう。 ほぅ。
これが美味しい!!

   
そして大皿にマカロニと別皿でチーズ。 もう一皿牛肉の赤ワイン煮込み。

   
これが絶品!!(*´д`*) ラックブラン小屋の名物料理みたいですよ。
〆にはちゃんとデザート。 温かい梨のシロップ煮にチョコレート掛け。 これも美味しかったよ~!

夕食をいただいて満足したら、夜の撮影の準備です。 三脚やら防寒着やら。。。
防寒着といえば、着替えの下着とTシャツを持って行って良かった。
やはり昼間は結構汗をかいてしまって、夕方冷えたんですよ。
夜の撮影はダウンを着るほど寒かったからね。

と言っているうちに、外が良い色になってきました。 午後8時半過ぎです。
小屋の近くで三脚を出して夕景を撮りました。











 日没が9時ごろで、星が見え始めるのが10時ごろ。 天の川まで良く見えるようになるのが11時半ごろと言う事で、集合時間は9時半だったかな。 でもそれを繰り上げて9時ごろからシュズリー湖に向かいました。 小屋から20分くらいかかるのです。 でも結構な岩場をグッと下るので少し余計に時間がかかりました。


 小屋にこれた皆さん全員がシェズリー湖のポイントで撮影できました。 まずはツアーリーダーの鈴木さん、ガイドの白野さんの導きでここまで来れたこと。 そして講師の柏倉さん、リーダーの鈴木さんがひとりひとり丁寧に撮影技術を教えてくださったこと。 本当に感謝です。 教えていただいたことを忘れないように、今後に生かさなければ、と思います。

 本当に素晴らしい景色です。 夕方あれだけあった雲が晴れてくれたのが奇跡のようです。 月はほとんど新月、天の川がモンブランから上っているのはツアーリーダーがこの日を選んだからです。 流石です。

 ダイジェストでもお話しましたが、ツアー同行の写真家&講師柏倉陽介さんはここからの星の景色で「国際モノクローム写真賞」最高位の賞を受賞しました。 私はモンベルサイト上で知った講習会をきっかけに柏倉さんやその写真に出会ったわけですが、それは一つの衝撃でもありました。
 「この写真を撮った人に会えるんだ」と思い講習会に参加したこと。 「この場所に行って撮影できるんだ。」と思い、このツアーに参加したこと。 

 最初は「そこまでしなくても。。。」と思いましたが、今となっては本当にこのツアーに参加して良かった。 始めはこのツアー自体がキャンセル待ちだったりバタバタしたのですが、その後仕事、家のこと、休み、なんだか全て上手くまとまって、すんなり旅立てた。 人生の中でこういうチャンスもそうそうないかもしれない。 そう思うと今回行けたことが本当に幸運で、嬉しいことだったと思います。

 あ、まだまだ旅は始まったばかりなのにまとめのようになってしまいましたが、とりあえずこの写真が全ての始まり。 ここにきてこれが撮れて良かったなぁ、と心底思っています。 まだまだ改善点はありますが、私としては写真撮影もまだまだ発展途上と思っていますので、もっと上手になれるようがんばるっ!!

 けど、やっぱりまたここに来て、もっとあちこち撮ってみたいなぁ、って実は思っています。 わたし、好きになった場所は何回でも行きたいタイプだからねぇ。。。困ったな。w

 撮影が終わったのは深夜12時半過ぎ。 そこからヘッドランプで岩場の道を登り小屋まで戻りましたので、みんな寝たのは1時過ぎ。 翌朝も結局みんな早起きだったので、連日やや寝不足。 それでもみんなパワーあります。 と言うより日を追うごとにみんなパワー増強しているような。w

 ツアー同行の皆さんは、私が普段お付き合いいただいている皆さんより年上の方が多かったので、私はちょっと心配していましたが、余計なお世話だったようです。 まぁ、無理だと感じれば撮影に行かず休んでいるという選択もできましたから、撮影に出てくる以上自己責任です。
 わたしも日頃の夜更かし、遅起き生活からよくあれだけ動けたな、と自分に感心しました。 いや、日頃からもっと体調管理するべきなのです。 いつもそんなことを言っているのですが。。。

 一番の楽しみだったラックブランでの星空撮影は無事終了しました。 少しさびしい気持ちになりましたが、旅はまだ半分です!



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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (トレッキング)
2016-08-26 10:52:59
柏倉陽介さんの国際モノクローム写真賞最高位の賞を受賞した写真と何らシチュエーションが変わらないと思ったところツアーリーダーがこの日を選んでくれたからですね。
良いですね素晴らしい写真です!
ますます行きたく成って来ました刺激されます。
Laylaさん企画して下さいな!
今、似たような星空撮影するとしたら白馬方面に行くしかなさそうです寝ないようにして挑戦したいです。
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Unknown (yuko)
2016-08-26 17:51:00
星空撮影は、月と大きく関係するので、新月の日、そしてモンブランから天の川が登る、なんて、本当に素敵!
やはりそこまで調べて、これだけ素晴らしい写真が撮れるのですねぇ。
写真技術も奥が深いし、もっともっとやりたくなっているLaylaさんの姿が目に浮かびます。
自然写真、山岳写真は、登山もしなければならないし、体力気力、両方必要ですね~
参加の皆様、見た感じでは、お年を召しているようにも見えますが、みなさんすごいなぁぁ。。
私も大いに刺激されています。
本場のアルプスにはなかなか行かれませんが、日本でも条件をそろえて、是非やってみたい、って、ちょっと無理? 笑
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トレッキングさん (Layla)
2016-08-26 23:06:52
そうですねぇ~。
最高に条件の良い日で撮影できるように組まれたツアーでした。
が、これでお天気が悪かったら、
風が吹いて湖面が揺れたら。。。
と考えると本当に幸運だったと思います。

私が企画!?
マジでしたいですよ~!!
でも、そんなに立て続けに海外旅行もしていられないので、
トレッキングさん、ガイドの白野さんに頼んでみては?

星の撮影は日本の星空でもきれいな写真はたくさん見ていますから、
条件がそろえば可能でしょう。
良い場所で、2~3泊くらい小屋泊をして、
寝ずに写真撮影、なんてしてみたいです!
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yukoさん (Layla)
2016-08-26 23:21:16
トレッキングさんの所でも書きましたが、
日本でもムリは無いですよ。
会津駒の兄さんも素晴らしい星景撮っていらっしゃいますからね。
天の川もバッチリの。
奥日光だってきっと撮れますよ。
出会いとチャンスを逃さないことですよね。
昼間がんばっちゃうと夜は寝ちゃうし、
夜頑張れば、昼間は動けないし。
やっぱり好きなことは色々あるから難しいこともありますが、
チャンスに巡り逢えたら、ちゃんと撮れる自分でいたいですね!
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Unknown (やまとそば)
2016-08-27 09:26:27
素晴らしい星空でしたね。
まるで星がシェズリー湖に降り落ちて来ているかの様です。
皆さん好きな写真ですから日中から夜遅くまで撮影に没頭できたのでしょう~。
モンブラン山群の撮影・写真もよかったですが、何より最適なツアーに参加されたと言う様子がよく伝わって来ます。
中々思うようなツアーに出会う事はないのかもしれませんが、同行の講師やツアーガイドに恵まれた旅だったのでしょうか。
好きな事をより高められる気持ち、機会に会えた事が本当に良かった事なのでしょうね~。
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やまとそばさん (Layla)
2016-08-27 13:17:24
満足に撮影をするためには自分の撮影技術を磨くことが第一ですが、
やっぱりロケーション探しが一番大変だろうと思います。
自分でどんどんどこでも歩いて探しに行ける人でさえ、
本当に惚れ込んだスポットを探し当てるのは至難の業。
さらにそこが最高の状態である時期、時間を考慮に入れて、
出かけて行った日にそうなる確率まで考えると。。。

今はその作業をインターネットで行う事も可能なわけで、
未熟な人は教えを請う事もできる時代。
ありがたい気持ちと、それだけで終わるのはつまらない気持ちと。

今回のツアーに関しては本当におっしゃる通りで、
旅行や撮影以上の事まで得ることができました。
それは本当に人生の中で嬉しいことでした。
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