out of curiosity #2

二つ目のブログに突入~!
ホッケー&山歩きで日光周辺に出没ちぅ!

男体山 2014秋 #2 ~the third~

2014-10-25 19:29:17 | 山登り / 男体山

2014年10月20日(月)

 六合目を過ぎて森の中を抜けるとガレ場キターッ!、という感じになりますが、七合目の避難小屋が見えてくるといったん「よしよしっ!」という気持ちになるのは何だろう?w 実際この後、八合目を越えてザレの斜面に着くまでもうひと頑張りなんですけどね。


 やっぱり振り返った時のこの景色のせいかなぁ。 好きなんだよねぇ、この斜面。。。からの景色ですよ。w この日は中禅寺の街まで見えてうれしい。 前回はガスガス。 昨年は中禅寺の街のあたりまで雲が押し寄せていましたからね。 なんともジオラマチックだ。w

 その後ガレ場を越えて、ザレの登りになって、土嚢を並べた斜面で「あー、ほんっと辛い!」と思いながら重い脚を引きずるように登ると、追い打ちをかけるかのような階段。


 そしてこの辺で「あーー、来た来た。」と思う。 けど、前回はこのすぐ上で力尽きて座り込みましたので、「今の自分はどうなんだろう?」と確かめながら恐る恐る登る。 すでにウキウキするような青空は無いし。 やっぱり九合目は見落としてるし。w


 でも少し登ると奥白根も金精山も湯ノ湖もはっきり見える! やったーっ! と少し気分が上がる!


 そして振り返ると中禅寺湖もはっきり見えているし。 既に雲が張り遠くの景色までは見えないけれど、右奥に見えるのは皇海山でしょうか。


 この斜面だもの。 みんなきつそう。 でも、本当に私より年上の方がたくさんシャキシャキと登ってゆくんですよねぇ。(;´д`)

 ここからは昨年秋には見られなかった八丁出島までが見られる。 昨年は天気が良く青空で景色もクリアだったけれど、山頂付近では既に中禅寺湖の半分が低い雲の下でしたからね。 そしてここから見ると半月山から社山って、やっぱりすごい激下り、激登り、ですね。w そして狸窪から半月峠って高くて遠いわっ! w(°0°)w


 昨年と同じような写真ですが、中禅寺湖、高山、奥に西ノ湖、右手前が戦場ヶ原、奥が小田代原。 戦場ヶ原から高山方面に見られる黄葉はカラマツなんでしょうか。 こんなにカラマツあるんでしたっけ? そして小田代原のカラマツがきれいそうだ。 さすがにここまで来て、あっちの方が良かったかな?、とは思わない。w


 そして初めて見る明智平から茶の木平、そして足元に中禅寺の街、の方向。 いやー、この景色はなんだか感慨深いものがありました。 春には向こうの茶の木平からこちら側を眺めていたのですから。


 くすんだこの写真ではわかりづらいですが、金谷ホテルあたりから菖蒲ヶ浜あたりまでの木々がとてもきれいでした。


 すこし場所を移動して太郎山、山王帽子山、三岳、平たく見えるのが於呂俱羅山、高薙山?、もっと奥には燧ヶ岳、会津駒ヶ岳、その間にある上部が平らな山は田代山なのでしょうか。


 そして今回は初めて太郎山神社まで行ってみました。 こんな風に写真を撮っている間に冷たい風が吹いてきたので、雨雲が来ないうちにお昼を食べよう、と避難小屋の陰に座り込みお昼ごはんを食べました。 身体が冷えてきて早く下山したくなってしまったので、大剣に行くこともなく、なので、女峰山や高原山が見えたかどうかは未確認。 まぁ、もうすっかり疲れて満足していたのでしょう。

 下山をし始めたときにはまだ曇り空で、朝コントラストが強すぎた木々の写真が撮れると良いな、と思っていたのですが、少しずつ雨が降り始めてしまい、そろそろカメラをザックにしまおうと七合目避難小屋に入ると雨の音が強くなり、レインウェアのパンツも履いて完全防備で下山しました。 そうなると結構きれいな木が目につくもので。w

 なかなか全てが上手くは行きませんねぇ。 だからまた登りたくなるのでしょうけど。 とりあえず男体山、今季は本日で終了。 ちょっとホッとするのはなぜでしょうか。w 来季もきっと登ります。

 ちなみに所要時間は登りに4時間25分、下りに3時間30分。 今回は登りでゆっくり写真撮影に時間をかけてもOK、という気持ちで登りました。 下りでは7合目でカメラをザックに入れたりレインウェアを着たり、などの休憩でより時間がかかった、ということもありますが「いつもたいした違いはないな」というのが本音です。 
 急いだつもりでも、写真に時間をかけたな、と思ってもそんなに違いはない。 しかも前回は登りで頑張ったあげく九合目付近で座り込んでいる。 今回のように写真を撮りながらゆっくり、もちろんそれでも疲れるけど、ひどくバテることもなくコンスタントに登れたのは良かったような気がしました。