Ryojinブログ

剣道のこと、オオカミ復活運動のこと、そして紀州犬のことやいつも行き来している大好きな京都のネタなども綴っていきます。

晴れ男の憂鬱・・・。

2015-07-17 14:57:12 | 随想・・・。

  僕は自称、晴れ男です。

今まで雨のせいで自分のやりたいことができなかったとかと云う・・・これと云った嫌な思い出はありません。

  今年も僕の中ではとっくに梅雨は明け、今頃はとんでもなく暑くても明るい夏の日差しが輝いているはずでした。

今回の台風11号も必ず南に進路を変えるだろうと踏んで高をくくっていましたが(何の科学的根拠もない・・・・)どうも予想が少しはずれ、四国方面から和歌山南部から熊野方面の方々は大変な思いをされたようでしたが、やっと今になって雨が止み、風が少し残っているという程度まで回復してきました。

このことすらも僕的な予想では約半日遅いと云うことです。

この台風、どんな気象的理屈かは判りませんが、ホント足の遅いタラタラ台風で困りましたね。

熊野川・・・・またしても一部で氾濫したようで沿岸に住む友人の木下さんもやはり床下まで水が押し寄せ、まずは老人達を避難させ自分も近所に避難したらしいです。

前回の紀州大洪水被害の時はまさしく命からがらだったらしいので、今回もそれは大変心配なことだったろうと察します。

  その時は大切な剣道防具も水浸しでドロドロ状態になってしまったらしいのですが・・・それより自衛隊のヘリに救助される・・と云う事態そのものに「それどころではなかったと・・・まぁ、助かって良かった」と言っていました。

もう一人の友人も「ここならまず大丈夫・・・」と云うほどの高台にある住まいのその一階まで水が押し寄せ、家財は全滅も慌てて防具を担いで這々の体で二階に逃げ延び、ぎりぎりだったと、真剣に話していました。

また、一段落した後も孤立した状態で、携帯電話の繫がる唯一の高台の一点に人が押し寄せ長い行列ができていたと云うことでした・・・今でも通信事情は同じなのかなぁ・・・少し心配になりますね。

  それにしてもまさしく「大自然の驚異・・・」あの大きく広い熊野川が氾濫するんですから・・・これは大変です。

尾鷲はつくづく雨に強い地形のようで、家のすぐ近くを流れる小さい北川も一時的には恐ろしいくらいの濁流がうねりを上げていますが、これも翌日になればウソみたいにきれいな清流に変わり、水量もうんと減り、いつもこの位なら川らしくて良いなぁ・・と思わせるほどなんですよね。

  ところで、京都・・・先週は、色々と所用が重なり1週間ほど向こうにいましたが、雨のち晴れ・・・で後半暑かったです・・とっても・・・。

で、今日は祇園祭りの前祭りの最高潮の山鉾巡行でしたが、台風の影響もあったものの中止にもならず無事巡行がやれたらしいです。

午前中に息子に「そっちは大丈夫か」とメールを入れたら、今、山鉾巡行が始まったと返事がありました。今年は祇園祭り始まって以来の天候による中止の危機でしたが、何とか回避できて良かったですね。

24日の後祭りまで、まだまだ京都の街場は祇園祭の余韻で賑わいます・・・・僕らの銀閣寺界隈は静かなものですが・・・。

  ところで、近所のお気に入りのバー「イプシロン」閉めちゃいました・・・先般行きつけの銭湯が85年の幕を閉じて寂しい思いをしたばかりでしたが・・・先日久し振りにちょっと立ち寄ったら、もうお店はやっていませんでした・・・・何かほんのたまにしか顔を出さない僕のような客のせい・・・みたいな、訳のわからないちょっとした罪悪感・・・のようなもの感じてしまいましたね・・残念・・。

また、明後日から2、3日京都です。いつもお世話になっている関係先にお中元を届けるのが今回の用事ですが、もう一つ楽しみがあって・・・それは剣道仲間のK先生宅にお招きにあずかっていて、またワイワイと剣道談義しながらで飲めることです。

楽しいんですよね・・・またこれも・・。

  3日前は榎本さんと「与太呂」でしこたま飲んで、いつものように「ボン」に繰り出し、カラオケで陽水を歌いまくった・・・とまでは覚えているのですがその後の記憶が一部欠落してしまいました。

自転車はどうしたのか・・・とか、お金はきちんとしたのだろうか・・・とかです。こんなの久し振りでした。

  榎本さんとの会話はいつも知的で哲学的でありつつ、食べ物の話から本や映画や音楽、演劇にまで話が弾み、また思い出話もこれからの希望もすべてに愚痴や文句などなく、本当に心地良いもので、僕的にはいつもソフトな気合いが入るのです・・・そして、いつもつくずく彼は本当に僕の良き理解者なんだ・・・と、嬉しく思うのです。幸せですね・・・ホント。

「与太呂」には僕が伏見の銘酒「蒼空」のかすみ酒(この季節特有のものでほんの薄く濁っている・・・京都の酒屋達の間では争奪戦状態になることもある・・・)を持参し、回りの常連さん達にも少し・・・少しだけお裾分けし、一升飲みきってしまいました。

そして「ボン」には彼が「山崎」の10年ものを入れてくれ、ここでもまたロックで数杯・・・酔うはずです(笑・・・)

でもしかし、二日酔いなどしないんですね・・・これが・・・。さすがに少し寝不足がたたってはいますが、まったく心地良いもので、良いお酒というものはいつもそうなんだ・・・とあらためて感じ入ったもんです・・・と同時に、楽しい酒・・・と云うものは本当に精神衛生上よろしい・・・・と云うことなんですね。

  まぁ、そんなこんなで「晴れ男の憂鬱・・・」ももうこれでしばらくはなさそうで、今度は汗かきの僕がスポーツタオルを放せない、そしてビールの消費量もうなぎ登りになる酷暑の日々が続くのですね。

暑い暑いが挨拶代わり・・・の猛暑・・・これもかなわんなぁ・・・雨よりまっしか・・・。

それでは。

 

 

 

 

コメント (1)
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