Ryojinブログ

剣道のこと、オオカミ復活運動のこと、そして紀州犬のことやいつも行き来している大好きな京都のネタなども綴っていきます。

つるむ人々

2013-05-22 16:51:53 | 随想・・・。

  友人のブログ(尾鷲発ブログ)で「日本国民はインコやイワシみたいなところがある。群れをなして同じ方向に一緒になってすすむ。それが自分を守る一番の方法だとうっすら感じているのだろうか。多様性をあまり求めない」・・・・云々というの見ました。

自分が普段から感じていたそのこと、そのものでした。

  様々な共同体の中で僕がいつも微妙に感じていたのはいわゆる「つるむ・・・」このことでした。何せ仲間が欲しい、そうでないと安心できないから・・・。皆と一緒にでなければ・・・。

 その結果・・・、僕のA先生はこう言いました「周囲の人が自分に対して抱いているであろう何か・・・を常に気にしている。そしてどんどん自分の考えが客観界に飲み込まれてしまう。そして主観界のシステムそのものが疎かになってしまい完全に自主性が消えてしまう」さらに一言・・・「多種多様の方策を考えてももはや万策尽きて、自分の意思とは・・180度方向性を失った現象として眼前に展開してくることになる・・・」と。

そして、これがまさしく周囲の人のことを気にしすぎた結果の不幸の産物なんだと・・・つまり、つまらんことを気にしていると、つまらん人生になってしまうという教訓です。

  僕などはこのことに対してよく感じるんですが・・・そのような現象や状況に対し、何というか・・・子供の頃からそんなことがどうでもよいような性格に育てられたのか、または生まれながらなのか・・・よくわかりませんが、今思えば、ほとんどどうでもよくて、まったく気になりませんでした。

まったくありがたい性格です。

  「自主性」などという聞き慣れた言葉がありますが、要はそれぞれ置かれた多種多様な状況に個人としてはどっぷりと首まで浸からないこと・・・これかなぁ・・と僕は思っています。

そんなこと思うわけです。

次回はストレスについて考えてみようと思います。

コメント
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