ayamiの子育ち 自分育ち日記

一人っ子の娘は小学校4年生の時に約4ヶ月間の不登校を経験しました。でも今は毎日元気に学校へ行っています。

やる気 2

2009-02-27 16:05:20 | 娘のこと(小6)

うちの新聞の4コマ漫画はちびまる子ちゃんです。

今朝のまるちゃんを読んで娘が「今日の面白いよ」と言うので読んでみました。

お母さん 「まる子はがんばろうっていう気持ちが足りないね もっといろいろがんばりなさい」

まる子 「今ね、別にがんばる必要がないからこうしてるの ムダにがんばっても意味ないから」

お母さん 「じゃあ いつがんばるのよ」

まる子 「いつか それまでこうやって力ためてんの そこんとこわかってよ」

これを見て娘が 「そうなんだよね~ 力ためてんの まるちゃんの気持ちわかるわ~」だと

私は、さくらももこさんが好きで本もたくさん持ってます。その影響で娘も好きです。

ずっと真面目で頑張りやだった娘はある意味まるちゃんは理想なんです。

こうでなければならない、規則は守るもの、授業はしっかり聞くもの、といろんなことに縛られていた娘も、最近はかなり「まるちゃん化」してきています。

それでも、やる時はやる娘です。

私が何も言わなくても、自分でちゃんと考えてます。

不登校だった頃、どうしたらこの子はやる気をもてるのだろうといろいろ考えました。

勉強が遅れては大変、わからないまま戻ったらやる気が失せるのではないか?何かいい方法はないのかなと思いましたがこれといった策も見つからず。

ただ、子どもにやる気を出させるには、まず親がやる気を出すことだと本に書いてあったので、やはりこれも親が変わることなんだなと思います。

親が何の努力もしないで勉強勉強といったところで説得力もありませんから。

教育ママから優秀な子は育たないといいます。

実際周りを見てもその通りです。

毎日のように入ってくる塾の広告、家庭教師の勧誘電話、これでもかってくらいの攻撃です

今は残りの小学校生活を満喫し、楽しいイメージを持って中学に望んでいったらいいかなと、さっき帰ってきて友達と鯛焼きを買いに行った娘を見て思いました。

今日は娘がオムライスを作るそうです・・・

 

 

 

 

 

 


やる気

2009-02-26 17:39:16 | 娘のこと(小6)

卒業も間近になり、勉強もほとんどまとめに入ったせいか、宿題も少なくなり娘はほとんど勉強をしません。

最近周りから、中学に行ったら勉強が大変だから塾に入れるとか、小学校の頃から勉強の習慣がついてないと中学に行ってから大変だとか、いろいろ耳にします。

本人のやる気次第だからと、何も言わずにきましたが、学校から帰るとランドセルを放り投げたまま好きなことをして過ごし、時には横になったまま寝たり、一言で言うならゴロゴロしてる娘に、これでいいのか?とも思うのです。

「中学に行ったら勉強頑張るんだ」と言う娘に

「勉強の習慣がついてないと大変らしいよ~」と言ったら

「ふ~ん でも今だけじゃん。こんなにゴロゴロダラダラ出来るのって。私はこのグータラ生活をもう少し楽しみたいよ。私だってやる時はやるよ。これでもけっこう頭いいんだから」

「そっか~ そうだね グータラすることも大切だよね」

なんとなく周りの情報に私も踊らせられるところがあって、つい言ってしまいましたが、この子は大丈夫でしょう。勉強が出来る出来ないでなく、やる時はやると言った娘の言葉は本当だと思います。

やる気がないから親が塾に入れる。結果成績が上がるとほらごらんなさい、お母さんの言う通りでしょとなる。

でもね、なんか違う気がするんです。成績がいいこと、いい学校へ行くこと、そんなことで親が必死になってる。

○○さんの娘さん、推薦が決まったんだって 

あら~ いいわね~

なんて会話が聞こえてくるこの頃ですが、親に言われて塾に行き、親に言われた学校を目指す。でも肝心なのは社会に出てから、その後の方が長いわけです。

目先のことにばかりとらわれてると、大事なものが見えなくなります。長い目で見て子どもに接していきたいなと思います。

 

 

 

 

 


娘の料理修行 2

2009-02-23 10:23:48 | 娘のこと(小6)

まったく料理に興味のない娘でしたが、少しずつ機嫌のよさそうな暇そうな時を見計らい、声を掛けてきました。

「ちょっと、これ切ってくれる?」なんて言うと、「どれどれ?」とけっこう乗り気でやるようになりました

最近は私が料理を始めると、自分から「何かやることない?」とやってきます。

「私がやると余計に時間がかかりそうだね~」なんて言いながらも、楽しそうにやっています。

決して娘のやることに手を出さず、聞かれたことのみ答えていると、「私ってけっこう上手じゃない?」と自画自賛しています。

包丁の使い方は見ていてハラハラしますが、使っていくうちに慣れるでしょう。

疲れている時はお手伝いはしなくてもいいか、なんて思ってましたが、それは逆かもしれないなと感じます。

自分が必要とされてることは自信になります。

私がやった方が早いから、文句言われるのが嫌だから、とあえて手伝いを強要しなかった私ですが、それでは親としての成長はありません。

出来なかったことが出来るようになるまでは時間もかかるし、失敗もある。でもそれが自立へ繋がっていくんだなと思います。

 

 

 

 


昔見たテレビの話

2009-02-19 14:34:42 | ひとりごと

随分昔に見たテレビ番組の話です。引きこもりや不登校の子たち、親、教師の討論会のような番組でした。

その頃は娘は普通に学校に行ってたからもう3年以上前になると思います。

引きこもりの子は、スタジオには参加せず中継での参加でした。

どうして子どもが学校に行けなくなったのか、その時の学校の対応の悪さや、教師に対する不満。また先生は先生で親を批判。お互いが一歩も引かずに自分の主張を繰り返す。

かなり熱いバトルの中、一人の女の子が言いました。

「もういい加減にしてほしい。私たちのことで大人が争うのを見るのは辛い。本当に私たちのことを考えるのなら争うのは辞めて。」

一瞬シーンとなり、子どもたちからは大きな拍手が。

そうだよね。子どものことを思って親も教師も一生懸命なんだけど、子どもにしてみたら、自分の為に親たちがケンカしてるのなんか見たくないよね。

娘はまだ小さくて不登校や引きこもりなんて縁のない話と思ってみてましたが、そのシーンだけは覚えています。

中学生になるといろいろ難しいんだろうな~なんて漠然と思って見てましたが、まさか自分がその後娘の不登校に直面することになろうとは、人生何が起こるかわからないもんです。

 

  春っぽいアレンジを作りました~

 

 

 


相談室の先生

2009-02-17 10:27:49 | 学校

先日、娘が不登校になった時にお世話になった相談室の先生に会いに行ってきました。

先生は、元中学の教員で定年後相談員として週に一回学校に来られ、生徒や保護者の相談に乗ってくださっています。

今回は相談ではなく、卒業を間近に控え、お世話になった先生にお礼を言いたくて出かけました。

すっかり元気になった娘を学校で見かけるたびに、先生も大変喜んでくれていて、お母さん頑張りましたねと言ってもらいました(^^)

思えば、娘が学校に行けなくなり一ヶ月たった頃、このままでは学校からも見放されてる気がして、なにか行動を起こさないとと思い相談に行きました。

その後娘が復帰するまで、何回も足を運んでは先生に話を聞いてもらい、辛い時は泣かせてもらいました。

指導をしてもらったわけではありませんが、話を聞いてもらうことで気持ちが整理出来、気分転換にもなりました。

先生のところには、いろんな悩みを抱えた子どもが来るそうです。

親の離婚で傷ついてる子、悩みをお母さんに言えず苦しんでる子、背景に家庭の問題が見える子どもが多いようです。

また、親の相談で感じるのは、お母さんが子どもの悩みをどこまで理解してここに来ているのか。子どもは本当にこのお母さんが言うように思っているのかなと感じるそうです。

つまり、友達が意地悪をする、先生が恐いと言って学校に行きたがらない、等の相談をされるお母さんは、子どもの心を勝手に先読み、深読みしているんじゃないかと思うそうです。

先生が恐くて五月雨登校だった子がいるのですが、担任に怒鳴らないように配慮してもらい、優しく接してもらえるようにしたものの、その子は今も頭痛に苦しんでいて、大きな病院にも連れて行かれました。

結局、原因を排除したところで変わらないことが多いのです。

登校さえしてれば良し、ではないと思います。

 

さて、先週体調不良を訴えた娘ですが、その後は大変元気です。

週末PTA主催の一泊のスキー教室に参加し、楽しい時間を過ごしてきたようです。バレンタインデーでもありましたしね。

今週末はピアノの発表会もあり、気が抜けない日が続きますが、静かに見守っていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 


再び・・・

2009-02-12 10:48:19 | 娘のこと(小6)

祝日の昨日、娘は少し遅く起きてきて「なんだか具合が悪い くらくらする」と言い、ソファに横になりました。

熱はないようだし、風邪の症状でもない。ということは、起立性調節障害ODの症状です。

昨日まで元気で、ご飯もたくさん食べていたのに急に何故?

2年前娘はODになり不登校になりました。あの時の娘の姿が昨日私の目の前にありました。

少し寝たら復活出来るかなと期待したものの、午後になっても夕方になっても調子は悪いまま。夕飯を一口だけ食べ、お風呂も入らず6時半に寝ました。

最近ずっと調子が良かっただけに、ショックでした。風邪やインフルエンザならいいのに、とさえ思います。

ストレス耐性を高めることしかこの病気(病気とは思ってませんが)を治す方法はないと私は思います。

昨日の娘を見て、この子はまだODなんだと知らされた思いです。

明日起きてもまだ治ってなかったら・・・ 一気に悪夢が蘇ります。

でも、今までだってそんなことはあった。今の娘がいきなりあの日に戻るわけはない。大丈夫、そう自分に言い聞かせました。

そして、今朝いつも通りに起きてきた娘は、宿題をし、昨日は食べられなかったご飯をしっかり食べ、いつものように学校に行きました。

「今日帰ったら蔦屋に連れて行って。あと昨日作れなかったからチョコも作らなきゃ」と言って。

つい私も「チョコ作るの手伝おうか?」と言ってしまいました。

娘は「本当?手伝って」と嬉しそうに言いました。

娘の中には私にはわからないストレスや悩みがあるのかもしれない。

お気楽でマイペースな娘だけれど、知らず知らずに何か溜め込んでいるのかもしれない。

あれこれ想像したところで私が代わってあげることは出来ない。私が出来ることは、家庭力をアップすること。その勉強をしっかりすること。昨日の娘をみて、私もまだまだなんだと思いました。

そういえば昔、円形脱毛症になったことがあるのですが、これもストレスなんですよね。でも、その時私は何もストレスなんてなかったし、悩みもないのに、なんで?と思いました。今でも不思議です。

自分でも気付かないこと、でも体は正直なんでしょうか?

なんで具合が悪くなったんだろう、と考えるより、とにかく辛い時は休む。そんな日もある、人間ですから。そう思うことにしています。

 

 


友達の息子の話

2009-02-10 12:17:26 | ひとりごと

友達の息子は中2で強迫神経症です。

一年以上前から、学校から帰ると執拗に手を洗うようになりました。友達は何度も辞めるように言いましたが、良くなることはなく、むしろ酷くなる一方でした。

とても家族だけでは対応出来ないと、カウンセリングを受け第三者に介入してもらうことになりました。

その人は大学の教授で、神経症について大変詳しい専門家でした。

カウンセリングで、何故彼が手を洗うのかその理由がわかりました。

理科の実験で薬品を使い、先生からその薬品は危険なものだから、きちんと洗うように言われたけれど、彼はそれが手に着いたようで気になってしょうがない。洗っても落ちてないような気がする。

自分の体は、汚染されたのではという恐怖から、手を洗うようになったそうです。

そしてそれから彼にとって学校は「汚い、汚染された場所」になりました。

学校から帰るとまず彼は立ったまま自分の机で宿題をします。座ると椅子が汚染されるからだそうです。

その後、学校の道具を全て片付け、着替えてから手を洗います。

手を洗った後は、学校の物は一切触りません。

お母さんが洗濯物を彼の机に置いたところ、彼は激怒しました。

彼の机の上は、唯一学校の物を乗せる場所で汚染されている、そこに洗濯物を置いたら汚れてしまうからです。

寝る前にお母さんが「お便りを出して」と言ったら、もう手を洗ったから出来ないと、お母さんも汚れると言ったそうです。

昨秋、カウンセリングの大学教授が家に来て、彼の教科書、ノートなど学校の物をリビング、ベッドなどの、汚染されていないという場所に置きました。

そうすることで、慣れさせる、大丈夫なんだと経験させるためだそうです。

帰ってきた彼は怒り、叫んで部屋を飛び出しました。

その後、お父さんが探しに行き、気持ちも落ち着いてから帰ってきたそうですが、彼は以外にも「お母さん、けっこう大丈夫だった。お母さんの言うとおりだった」と言ったそうです。

友達は、これで一山超えいい方向に行くかもと期待しました。

ところが、年が明けてから彼の潔癖症はますます酷くなり、手を洗うのも自分の思うようにいかないと最初からやり直したり、何度もこれでいいかなと確認したり、お母さんに見ててもらわないと手が洗えなくなったり。

何度かは見ててあげたのですが、10分以上も洗うのを毎回見てることも出来ず、それを断ると、暴れて床をドンドンしたり、壁に穴を開けたりともう手がつけられなくなるそうです。

下の人から苦情もきて、友達ももうどうしたらいいのかと・・・

彼は暴れた後、落ち着いてからは「お母さんごめんなさい」と謝るようです。

 

私は、彼女をずっと見てきて、やはり親が変わらなければと思うのです。

でも、そう言ったところで逆に今までの自分が責められているように感じてしまい、また親が変わることの重要性を信じていないようでもあるのです。

今相談している大学教授はこの病気に大変詳しく、何人も診てきていること、その人がこの病気は簡単には治らないと言ってることもあり、自分ではどうすることも出来ないと思ってるようです。

このままでは彼はいつか壊れてしまう。

そんな話を旦那にしたら

「やっぱり親が変わるじゃねーか?俺らだって大学病院行ってたけど、その先生が何してくれたってわけじゃないし、むしろ本読んだ方がよっぽど為になったし」と

そうそう、わかってるじゃないの。そうだよね~ はーーーっ なんとかならないかな・・・

 

 

 

 


娘の家事修行

2009-02-09 11:03:12 | 娘のこと(小6)

娘の料理修行に続き、家事修行も必要かと思い少しずつ家事参加を促していこうと企んでいます。今更ではありますが、まだ十分間に合いますよね。

昨日は何気に「お風呂洗って~」と言ってみました。

「ええ~~~~っ!!私が~???」

「うん

「今~?」

「今じゃなくてもいいけどお願いね。任せたから」

さて、どうする?

ええ~~~って言うのはわかってました。

文句言うなら私がやるわよ、と言うのが今までの私でしたが、それでは進歩がない。メロディさんを見習って家事分担まではいかなくても12歳なりに出来ることはある。

大人になって、お米もといだことありませ~んなんて澄まして言う大人にするわけにはいきません。

娘は、夕飯後も「ピアノ弾かなきゃ」と言って練習し、疲れた~と言っては横になり、一向に風呂場に向かう気配はありません。

そのうちお風呂を入れようと思ったらしく立ち上がって風呂場に

そこで初めて「あ、お風呂洗わなきゃ」と言い、せっせと文句も言わず掃除を始めました。

子どもは素直だよと言ったメロディさんの言葉に納得です。

そして、シャンプーがなくなってたことに気付いた私ですが、詰め替え用があるから入れるだろうと黙ってたら、やっぱり自分で詰め替えてました。

ところが、なんと詰め替えシャンプーをリンスの容器に

なんちゅうドジな娘

しかもリンスはまだ入ってるのに 足してどうする

そこで初めて呼ばれました「お母さん、間違えた~ どうしよう、これ」

どうしようって言われてもね~ もう笑うしかないよ

結局リンスの容器からシャンプーの容器にまた入れなおしてましたが、それをする意味は?

今後もこういう失敗を繰り返しながら、成長していくことでしょう

 

 

 


娘の料理修行

2009-02-04 09:28:59 | 娘のこと(小6)

娘がお菓子以外に作れるものは、玉子焼きくらいです

先日お昼にラーメンを作ろうと、娘を誘いました。

娘は袋を見ながら

「え~っと、麺を入れて3分だから~ 3人分だと~、1個3分でぇ~ 9分・・・」

ちっがーーーーう!!! 3分でいいの

ちょっとビックリな発想でした そうくるか?みたいな

電子レンジだと、数が増えると時間も増えますからね、そういうことなの?

これではまずいでしょう。ラーメンくらいちゃちゃっと作れなきゃまずいです。

道のりは険しそうですが、少しずつでも教えていかねば!と決心する母でした

 

 

 

 

 


先生の誕生会

2009-02-02 08:50:56 | 学校

先日、娘のクラスで担任の先生の誕生日会をやったそうです。

当日まで先生には内緒。

サプライズ企画です。

先生がいない時にみんなで相談し、決めたそうです。

色紙を書いたり、折り紙を折ったり

なんてステキな子どもたちなんだ~

先生に気付かれないようにするのはかなり大変だったそうです。

先生を驚かせたい、喜ばせたいという純粋な子どもたち。

先生がなるべく遅く教室に来るように途中で引き止めたり、見張ったり

そして、いよいよ先生が教室に入ると一斉に

おめでとうございま~す

長い教師生活で、こんなことは初めてだったそうで、先生も涙涙

聞いてるだけで私も泣きそうでした。

お祝いしたいと思うようないい先生に出会えたこと、まとまったクラスになったこと、いい出会いがたくさんあって幸せですね。