ayamiの子育ち 自分育ち日記

一人っ子の娘は小学校4年生の時に約4ヶ月間の不登校を経験しました。でも今は毎日元気に学校へ行っています。

中一ギャップ

2008-08-29 14:14:41 | 学校

今日の地方紙に「中一ギャップ」のことが載っていました。

市内の中学一年生の不登校の数が、6年生の時から比べ3倍以上に増えているそうです。

中学に入り、環境の変化などで不登校が急増する「中一ギャップ」が拡大しているそうです。

市の教育委員会でも未然防止プロジェクトに取り組み、小学校と連携強化を図ったり、地域行事で交流を進めたりしているが、効果は表れていないのが現状です。

人は誰でも新しい環境に入る時にストレスを抱えるものです。

今思えば、娘は他の子に比べそれが大きかったと思います。

保育園に入園した時も、お昼寝が出来なくてずっと泣いて先生を困らせました。

先生から「この子は騙しが効かないから、本人が納得するまでお昼寝は無理ですので迎えに来てください」と言われました。

登園を渋ることはなかったのですが、環境の変化について行けないというのはその後学校へ行ってからも感じていました。

進級、クラス替えなどで4月5月はいつも疲れていました。

でも特に気にすることもせず、慣れれば大丈夫だと思ってましたし、実際時間が解決するものでもありました。

中一で不登校が急増するのは、環境の変化が大きいことはもちろんですが、その芽はきっと小さい頃からの育ち方にも原因はあると思います。

環境の変化についていけないような子育てをしなかったか、ということです。

私のように、常に子どもを観察し何か困ってるようなら手を貸し、聞き出し、解決策を提案し、子どもをいつまでも手の中に入れてかわいがっていては新しい環境でストレスを感じるのは当然です。

先生が酷いことを言った、意地悪を言う友達がいる、そのたびに親が立ち上がり解決策を学校に求めていては不登校は増える一方です。

昔の学校の先生はもっと厳しかった。授業中にチョークが飛んできたり、宿題を忘れたら廊下に立たせる。正座させる。罰を与える。それが普通でした。

でも、それが問題になったりはしませんでした。

教育委員会は、「不登校の原因はさまざまで、担任ひとりが抱え込むのではなく複数の目が見守ることが出来るように対策を充実させる」、と言っています。

ひとりひとりに対応するのは本当に大変だと思います。

不登校の子の親が出来ること、親にしか出来ないことがあると思います。

それは決して一緒に泣くことでも、悩むことでも、子どもの盾になることでもなく、子どもが自分のことを自分で決められるように、黙って見守ること。黙る勇気を持つことが大事だと思います。

 


夏休みの宿題

2008-08-27 14:42:59 | 娘のこと(小6)

娘は修学旅行のための宿題として「野口英世」を調べることにしたらしい。
他、白虎隊とかもあったらしいけど野口さんにしたらしい。
パソコンで何やら印刷しそれをまとめてたら「お母さん、これ何て読むの?」

そこには「遊郭」の文字が

「ゆうかく」と教えると、「ゆうかくって何?」
「え?あ~~~ 遊ぶところ
「ゲーセンみたいな?」
「う、う~ん、ま、そんな感じ」ウソだろ

なんでも野口英世は生まれたときは「清作」という名前だったそうで、後に改名したんだけど、そのいきさつを調べてたらしい。ていうか、それが娘の調べる核の部分みたい。
それってそんなに重要ポイントなの?
だって、お札にもなるくらいの人だし、黄熱病とかの研究した偉い人でしょ。
でも、娘が一番気になるところらしいから何も言いませんが。

でも、おかげで何で改名したかの理由が私にもわかりました。

昔の流行小説に「野々口精作」という主人公がいて、英世はその遊び人みたいな主人公と名前が似てるのが嫌で、精作という名前の人に自分の住む集落の野口家に養子に入ってもらい、同姓同名が同じ集落に二人いるとややこしいからと主張して、改名に成功したらしいです。

 


家族旅行

2008-08-26 16:28:56 | 娘のこと(小6)

夏休みも残りわずか。もう始まったところもあるんですね、羨ましい

お盆を過ぎてからずいぶん涼しくなりました。だからね、もう学校始まってもいいよ~

 

先週末家族旅行に行ってきました
今年はガソリンの値上がりや、秋に車検2台分を控えてるためあまり遠出は出来ませんでした。

ひまわり畑、きれいでした

山のほうへ行ったのですが、景色を見ながら娘は「こんなのどかなところに住みたいな~」なんて言ってたくせに、車を降りて歩き出したら「ギャーーー 虫が~~~
そりゃ、虫くらいいるでしょ
「私は絶対山に住んでる人と付き合わないし、結婚もしない
そしてひとりスタスタ行くお父さんを見て「どうもああいうタイプとも合わないわ~ お付き合いしたくないタイプ
あの・・・お付き合いしてる私の立場は・・・
しまいには「早くホテルに行こうよ~~」
寺にでも入れて修行させたろか
まあ、なんだかんだ言いながらもけっこう楽しそうでしたが

残り少ない夏休み、今日は友達と宿題をしました。
明日はプールだそうです。
友達と一緒の時の娘は本当に楽しそうで、予定があると元気ですね~
暇な家より早く学校行きたい~って言ってました

 

 


娘の悩み

2008-08-19 14:11:49 | 娘のこと(小6)

私が同期会で実家に帰った日、娘はお父さんとふたりで過ごしました。
私がいないと娘は「すごくいいこ」だそうです。
お父さんには気を使うんです。

娘が私に言いました

「私の最近の悩みはね、『ごめんね』って相手が怒ってる時に言うのか、自分が悪いと思った時に言うのかどっち?ってこと。」

「自分の心に正直に言えばいいんじゃない?悪いと思えば素直にあやまれば」と言うと


「私はどっちの時もあやまっちゃうんだよね。自分が悪くないって思っても相手が怒ってたら謝るの。自分が悪いと思って謝っても、怒ってないよ 謝らなくてもいいよって言われることもあるよね。
そうするとどっちがいいのかずっと考えちゃうんだ。でね、すごく疲れるの。
学校があると毎日忙しくてあれこれ考える暇もないけど、夏休み暇だといろいろ考えちゃって結論がでないともやもやして、一晩寝ると忘れるんだけど、また同じようなことがあると悩んじゃって、わかるまで考えたいほうだからすごく疲れるの。」

疲れる性格だな~ それを旦那に言ったら「自分をよく見せたい、嫌われるのが恐いから」と言います。
自信が持てないのかもしれない。

そして「私の最近のストレスは、夏休みの宿題とピアノ、あとテレビのニュースで大人が偉そうに話してるのもストレスになるし~」と言いたい放題言ってました。心の内を話すことでスッキリするみたいです。
私ははいはいと笑って聞いてるだけ。


夏休みの宿題もどうなってるのか知りませんが、この前はイライラしてエンピツでドリルにぐるぐる書きをし、後で怒りながら消し、紙が破けてまたイライラが倍増し、テープで貼りながら最後は涙目でしたが、それも子どもならではの光景だよね。

 

 


同期会

2008-08-18 11:31:13 | ひとりごと

高校を卒業して早○○年

行って来ました、同期会。卒業後初めて会う人も・・・ある意味恐い
友達と「何着て行く?」誰が来るんだろう?なんて行く前から大いに盛り上がってました

久しぶりに会ってもわかるもんです。多少しわが・・しみが・・体型が・・
でも、話すとやっぱり昔のままで
で、会場に流れてる曲が ツイスト、百恵ちゃん、八神純子、アリス・・誰だよ?セレクトしたの

そしてみんなよく昔のこと覚えてるもんです。どうでもいいような話を。
校歌斉唱って言われた時は、歌えない~~忘れた~って言ってるくせに、曲がかかるとしっかり歌える自分でも驚いちゃいました

今回何が嬉しかったかって、大好きだったY君に会えたことだよ~
多少髪が・・・おでこが・・・
でも昔と変わらないクールな彼はやっぱりステキだった~


ちょっと不安定な娘

2008-08-11 11:16:29 | 娘のこと(小6)

毎日暑いですね~
暑いの苦手です。でもエアコンも苦手。
こんな時はじっとしているに限る。
高校野球やオリンピックを見ながら、私ばっかり楽して悪いね~なんて思いながら昼寝が出来る幸せ

 

夏休みに入ってすぐに個人懇談会がありました。
先生からは「何も心配してません。のんびりした夏休みを過ごしてください」と言われました。

 

でも、私はちょっと心配も・・・
真面目な娘はのんびりすることが逆に苦手。
何もすることがない状態がどうしていいかわからない。
ダラダラ過ごすことに罪悪感を感じるタイプ。
かといって、勉強が好きでもなく、やりたいことがあるわけでもなく、ひとりでいるのも退屈。
そこで、つい言ってしまいました「自由研究どうするの?」
私が声をかけたことで、やっぱり頼ってくる。あ~あ

 

「どうしよう?何がいいと思う?」
「何でもいいよ。知らない」今更言っても遅いのです。
だったら最初からしらん顔してたらいいのに。
あ~あ、失敗。
私の気のない返事に不満だらけの娘。

 

娘は以前から何回も同じことを言うクセがあります。
クセというか、エスカレートしたらちょっと危ないかも、とも思います。

 

例えば、私が食事中にお醤油をとってあげたとすると、「ありがとう」「うん」では終わらず、少しすると又「お醤油ありがとう」と言う。3回か4回繰り返します。
ただいま お帰りも一回ではなく2,3回は言います。
不登校の頃それがひどかったです。
いただきますと言った後、食べながら又いただきますと言ったり、おやすみやおはようなどの挨拶はしつこいくらい言いました。

 

また、寝る前に何回もトイレの電気を確認したり、玄関の鍵を確認したり、見ていてちょっと病的にも見えます。
極力見ないように、気づいてないふりをしています。

 

最近はそうでもないのですが、夏休みに入ってちょっとまたひどくなり自分でも自覚があって、「心配性や、何回も言うのをなおしたいの」と言いました。

 

どうして何回も言っちゃうんだろうね?と聞いたら「たぶんね、ずっと前にお母さんがちゃんと聞いてないような気がして、それからなんとなく心配になって」
確かに子どものどうでもいい話にいい加減な返事をしてたなと思います。

 

私は「心配性って悪いことじゃないと思うよ。気が済むまで言ったっていいんだよ。彩は人に気を使ったり出来る思いやりのある優しい子でお母さんは嬉しいよ。」と言いました。
「そう?」と娘は嬉しそうに言いました。

 

だからといって状況がすぐに変わることはないけど、しつこさは減りました。
そして私も顔を見てしっかり返事をするようにしています。
そうすると安心したような顔をします。

 

時々、いい加減にしてよって思う時もあるけど、ここは怒らず根気強くいくしかないかな。
なんでこんなに自分の子どもに気を使わなければいけないのか、つくづく私って子育てに向いてないのかも、と落ち込みます。