ayamiの子育ち 自分育ち日記

一人っ子の娘は小学校4年生の時に約4ヶ月間の不登校を経験しました。でも今は毎日元気に学校へ行っています。

最近思うこと

2010-07-15 06:25:08 | 娘のこと(中2)

昨日「数学のプリントがない~」と騒いでた娘。
最終的には「明日先生に言ってもらおう」という結論に達したようです。

そういえば小3の時にこんなことがありました。
算数のノートをなくしたと帰るなりパニックになった娘
「どうしようどうしよう」と半狂乱になり部屋中引っ掻き回して泣くわめくで手がつけられません。
私は「よく探してみなさい」「学校に置き忘れてるんじゃないの」とあれこれ提案
娘はもう一回学校へ探しに行きましたが、やはりなかったと帰ってきました。
「しかたないよ」と慰めるものの、代わりを買ってあげても書いた中身は売ってません。もう一回ノートをとるなんて無理と泣きます。
「先生に事情を話してみたら」
「怒られるからヤダ」
「そのうち出てくるかもしれないよ、誰かが間違えてもって帰ったのかもしれないよ」となだめるものの聞きません。
いい加減うんざりして今度は
「いい加減にしなさい。だいたい普段からだらしないからでしょう」
「ちゃんと片付けないとこういうことになるの、わかった?」
と説教。
提案に始まり、それが駄目ならなだめ、おだて、それも駄目なら最後はお説教、いつも私はこんな感じでした。

そして、うちの娘はどうしてこんなことくらいで異常なほどに大騒ぎするんだろう。なくし物なんて小学生にはよくあること、先生に怒られるくらいそんなに気にしなくていいのにって思いました。
子どもの気持ちがまったくわかってなかった。大人にとっては些細なことでも子どもにしたら一大事なわけです。
それよりなにより、そのような子に育てたのは私なのです。あの頃は、子育てって難しい、楽しくない、自分の子がわからない、育てにくいそんな風に思っていました。


娘の不登校からそれまでの対応を変えることを学びました。
指示はしない、拗ねてる子をなだめない、わかりきった説教はしない。
あのまま私が変わらなければ娘はどうなっていただろう。時々そんなことを考えます。
ゾッとしますけど


子どもは年齢に応じてちゃんと成長するものではありません。そのように育てるから、育つ環境にあって初めて自立した人間になるのだと思います。


娘は現在中2、思春期真っ只中です。笑ったり怒ったり、悩んだり躓いたり立ち上がったりとまあ忙しいったらないです。
娘を見ながら思うのは若いって素晴らしいねってこと。そんな毎日を送ってる娘は幸せ者、そしてそんな娘がいる私も幸せ者です。