随分昔に見たテレビ番組の話です。引きこもりや不登校の子たち、親、教師の討論会のような番組でした。
その頃は娘は普通に学校に行ってたからもう3年以上前になると思います。
引きこもりの子は、スタジオには参加せず中継での参加でした。
どうして子どもが学校に行けなくなったのか、その時の学校の対応の悪さや、教師に対する不満。また先生は先生で親を批判。お互いが一歩も引かずに自分の主張を繰り返す。
かなり熱いバトルの中、一人の女の子が言いました。
「もういい加減にしてほしい。私たちのことで大人が争うのを見るのは辛い。本当に私たちのことを考えるのなら争うのは辞めて。」
一瞬シーンとなり、子どもたちからは大きな拍手が。
そうだよね。子どものことを思って親も教師も一生懸命なんだけど、子どもにしてみたら、自分の為に親たちがケンカしてるのなんか見たくないよね。
娘はまだ小さくて不登校や引きこもりなんて縁のない話と思ってみてましたが、そのシーンだけは覚えています。
中学生になるといろいろ難しいんだろうな~なんて漠然と思って見てましたが、まさか自分がその後娘の不登校に直面することになろうとは、人生何が起こるかわからないもんです。
春っぽいアレンジを作りました~