ayamiの子育ち 自分育ち日記

一人っ子の娘は小学校4年生の時に約4ヶ月間の不登校を経験しました。でも今は毎日元気に学校へ行っています。

人のことは言えないけれど

2013-06-08 09:06:59 | ひとりごと

Mちゃん母と久しぶりに会った

Mちゃんもうちと一緒でひとりっこ

進路の話になり

「もし、あやちゃんが県外の大学に行ってその後もそっちで就職したいって言ったら許せる?」と聞かれた

許すも何も、そう言われたらしょうがないよね

親の本音は、出来れば地元の大学に行って地元で働いてほしいけど、それは言えないかな

大学を県外に決めたらもう二度とこの家で暮らすことはないという覚悟を今からしてると話した

そうは言っても本音は行かないで~~なんだけど

Mちゃん母は、子どもも高校生になり一緒に住んではいてもほとんど部屋にいるし、どんどん離れていってることは実感してる、

それでもこの家からいなくなると考えると自分自身が不安でしょうがないと

気持ちはわかりすぎるほど一緒だよ

私なんて主人が単身赴任、もし娘が出て行けば私は一人暮らしになるわけで

今は考えたくないけどね

そしてMちゃん母の悩みは更にそこから介護の話に

一緒に住んでるお姑さんが2週間ほど前から入院してるという

そのことで彼女は今体調を崩してる

まさに介護ストレス

なんかちょっと前の私のようで、

あまり抱え込まないで、一人で頑張ろうと思わないで、って言ったけど

なんかね、ちょっと違うんだよね

入院して2週間、毎日行ってるの?と聞くと

一回行っただけと言う

お舅さんの夕飯もワタミ(お弁当)からとってて 朝も昼もお舅さんの分は作ってない

お姑さんに「おじいさんのこと頼むね、何も出来ない人だから」と言われそれがすごいプレッシャーだと

だからたまにおかずをわけてあげたり、味噌汁をわけてあげるけど、毎食となると気が重いと

今までは同居とはいえ、食事はまったく別

台所はひとつだけど、使う時間帯が違うので冷蔵庫も別、食材も別

おかずはたまに煮物などもらってたけど、お姑さんのくれたものはあまり口に合わなかったとか

毎食無理なら出来る時でもいいんじゃない、ついでに一品わけてあげるくらいでも

と言うと、食費もらってないし・・・だって

味噌汁におかず一品がいくらかかるのか?ケチにもほどがある

味噌汁の出汁は自分たちは無添加の物を使ってて、おじいちゃんのだけほんだしで作るのも面倒だし、とか言った時はちょっと呆れた

その出汁はそんなに高価なのかしら?

実家の親からは「嫁なんだから、しっかり面倒みなさい」と言われてそれも辛いと

それはわかる 第三者から言われる「あなたがしっかりしないと」的な言葉は辛い

とにかく、出来ることをやる、無理しないでって言ったけど

この先もしお姑さんが先に逝ったらと思うとどうしたらいいのかわからないと

こんなことなら同居なんてしなければ良かったとか

私は同居は考えられないタイプなので、両親と同居してる人を心から尊敬する

彼女も結婚してからずっと同居してきたわけで、それなりに関係も出来てるのではと思うけど

話を聞いてると、自分たちのこと以外は一切何もしてなくて、これからもしたくないんだって思った

一緒に住んでるけど、協力体制は出来てなく、今後もする気はない、そんな感じだった

だから、介護という問題がいきなり目の前にきて戸惑ってる

周りから「嫁」だからと期待されることがストレスになってる

自分の今までの生活スタイルを変えたくない

例えば、スポーツジムに行く回数を一回減らしてお見舞いに行くとかも

そのくらいのことも彼女にはストレスなんだよね

おじいちゃんの夕飯を作らなきゃって思っただけで、自分のペースが乱されるのが嫌なんだよね

私ももし、父と同居とかになったら絶対無理って思うから人のこと言う資格はないけど

でもある程度の歩みよりはしなければだよね

ここで思いだしたのが私のおばちゃんのこと

おばちゃんは二十歳で本家の農家の長男の嫁として嫁いできて、最後までおじいちゃんおばあちゃんを自宅で介護した

20年以上努めた仕事も辞めて、同居してる家族で親の面倒を看ると決めた

二人一緒に介護の時は相当大変だったと思う

おじいちゃんの世話のため部屋に入ると、外でおばあちゃんが文句を言う

いつまでじいちゃんの側にいる気だと

おばちゃんはそのことを「おばあちゃんはおじいちゃんを愛してたからやきもちをやくんだよ」と言う

おばあちゃんはポータブルトイレを置いてもそこで用を足さずにゴミ箱で用を足したり、オムツをちぎっては外へ投げたり

それはもう大変だったという

畑仕事が大好きでいつも日焼けしてたおばちゃんが介護してる間は色白だった

どこへも出られなかったんだと思う

でもおばちゃんはいつも楽しそうだった

今日はおばあちゃんと折り紙したんだよとか、小さい幸せを見つける名人だった

今も母の介護で毎日通ってきてるけど、

好きでしてるんだから気しないでって言う

姉さんにはお世話になったから恩返しのつもりでやらせてもらってるんだからって

常に感謝の気持ちを持ち、ここまで人につくし、優しく思いやりにあふれた人を私は知らない

多分こんな人は稀なんだと思うけど、おばちゃんを見てると人に優しく出来る人は幸せなんじゃないかって思う

私のように、親の所に行くのが気が重かったり、ストレス抱えたりしてないで

自分の置かれた状況に素直に優しい気持ちで向き合えたらきっともっと楽になれて、幸せになれるんじゃないかって

 

 

 

 

 

 

 

 


自分の価値観だけで見ない

2013-06-05 09:20:56 | ひとりごと

先日マンションの知人に会った時の話です

その方の息子さんは娘の同級生、上に大学生の息子さん、下に小学6年生の娘さんがいます

いつもなにか不調を訴えてくる人です

ちなみに以前の記事でも書いたことあります →  

この日は小学生の娘さんの、もうすぐ運動会だねという話から始まった

陸上クラブに所属してる娘ちゃん、選抜リレーに選ばれたとか

すごいね~~と言うと

「それがね・・・最初は喜んでたんだけど、昨日アンカーになったって・・・」

「え~~ すご~~い 良かったね~」

「良くないよ だって一緒に走る子が学校で一番速い子で、もう別格なんだよ 絶対に勝てないよ、抜かれるに決まってる」

それはわからないよ~と言うけど、もうその人の中では負ける姿しかないようで

一番速い子と走ると聞いてからずっと落ち込んでもう見に行く気にもなれないとか

なんでそこまで・・・

運動会で活躍する姿を見たいのはどこの親も一緒、でも運動が苦手な子もいるし、そういう親はやはり運動会見に行きたくないと思うのかな

私は、運動会に娘の姿があるだけで満足してたけど

抜かれる姿を見たくないってその人は言った

そして子どもにも、なんでアンカーなのよって文句を言う始末

娘ちゃんは、最初はもう駄目だって落ち込んでたけど、もう開き直って抜かれたっていいやって言ってるらしい

そう、子どもがそう言うならそれでいいじゃないの

というか、落ち込む娘ちゃんを励ますのならわかるけど、逆になってる

彼女は子どもに対して自分の価値観を押し付けすぎ

今年大学に入学した息子さんの件でもそう

親の希望でもあり息子さんの希望でもあった大学に落ち、息子さんは別の大学に入学したものの

その選択にずっと納得できず、ずっとイライラしてた そりゃ体調不良にもなるよ

自分の思う道でない子どもの選択を応援できない

共感しながら話を聞いてるけど、頭の中は???だらけ

こうなってほしいという思いが強すぎる

親の思うようになんていかないのが普通だよ~って言っても、「でも」「だって」 ばかり

あまり口出さない方がいいんじゃないって言うと、無理無理、絶対無理!だって

上の二人で失敗したから、下の娘ちゃんには特に思い入れがあるみたい

なんていうか、上の子で経験したことが逆な方向に生かされそう・・・