2/21
適応指導教室へ
一緒に行くが、教室へは一人で入ると言うので付き添わず帰る
先生の話ではしっかり自己紹介したとのこと
楽しかった、友達とも話せた 早く次も行きたいという
午後は疲れたのか少し寝る
夜は私とウォーキングに行く
【普通、適応指導教室では初日は親に付いててもらい一緒に教室で過ごすらしい
慣れるまでは週に一回の通室、少しずつ増やすらしいけど、娘はもっと行きたいと言っていた
娘は依存度が高い割りに外では私を拒否する
この頃は、学校に少しでも行けたり友達とも学校で会えたりしたので急速に進んでいった
友達の力は大きい
適応教室面接で質問はありますか?と聞かれ、最初に言った娘の言葉は「友達が出来ますか?」だった
友達と遊びたいんだな、そういう気力が出てきたんだなと思った】
2/22
昨日の疲れか目覚ましを止めまた寝る
午後は保健室へ行くと言う
「友達と帰ってくるかも」と嬉しそうに言う
学校では読書の時間に教室に誘われるが行かず友達に来てもらう
一緒に下校
夕方先生に、明日縦割り班の写真撮影があるけどどうする?と聞かれ
撮らなくてもいいですと応える
【適応指導教室に見学に行ってから、保健室に行く日が増えてきた
まだ教室には行けないし、登校というより、好きな時間に少し行くだけだったけど、それでも動き出していることが嬉しかった
この頃お父さんと二人で、娘が学校に戻るための準備として、ある程度先を見据えて計画をたてた
まず、教室へ入るためにネックになってることはないか?
席は? 係は? 時間割は? 班は? などひとつひとつ確認したことを覚えてる
そして時期としていつ頃がいいのか、学校も年度末に向かい慌しくなってきてるので、先生とも綿密に連絡しあったほうが良いことなど
お父さんは平日娘と会うことがほとんど無かった
朝は娘が寝てる時間に出て、帰りは娘が寝てから 私は一人で娘の対応をしなければならなかった】
2/23
8時半 起きて具合が悪いと言ってまた寝る
一日ごろごろして過ごす
大学病院のカウンセリングに私だけ行く
そこでは
・自己評価が低い
・駄目な部分があってもいいと認める
・ハイペースで回復してるようだがまだまだ
・親が同じ悩みをもつ親同士で話をするのも良い
・ノーが言えるのはいいこと
・教室は特別な場所、入るには時間がかかる 急がなくていいと言ってあげる
【病院の先生の話は半分くらいは聞いていた
不登校の親同士で情報交換など勧められたけど、私は慰めあいみたいなのはちょっと苦手だし、
そういう仲間も欲しくはなかった 不登校の子の親は早く卒業したかった
急がなくていいとも娘には言わなかった
子どものペースに合わせることは大事だけど、娘を見ていて進もうとしてる子に待ったをかける必要はないと思った
医師に適応教室に慣れてそのままそこに居続けるのではと不安ですと聞くと、医師に「それでもいいじゃないですか」と言われた
私が目指す所と他人である医者の考えは違うのだと思った】
2/24
朝は起きれないが、機嫌は良い
夕方スーパー銭湯へ行く
私がお父さんのお茶を持ってきても文句を言わず、自分のお茶を自分で持ってくる
夜は寝付けなく、3回くらい呼ばれる 夜中も何度か起きる
【それまで当たり前に子どものお茶を入れて運んでた私
この日何も言わずに娘が自分のお茶をとりに行った時、これが普通なんだと実感した】
2/26
午前中私が出かけ留守番をさせる
何度も電話があるので出ると「気持ちが悪い」と
帰ると治ったと平気な顔で、お腹がすいたと言う
「自分で考えて何か食べればいいでしょう ご飯もあるでしょう」と怒ると
ごめんなさいと泣く
「お母さんがどんなに辛いかわかるの?小学生が学校にも行かないで、こんなの間違ってる なんで行かないの」と責める
「お菓子とかしか思いつかなくて、でもご飯たべないでお菓子食べちゃ駄目だと思って、これからは自分で出来るように頑張る
お母さんに笑っててほしい 一緒に辛いけど笑って頑張りたい
顔色を伺ってるつもりはなかったの ごめんなさい
保健室行ったり適応教室行って学校に行けるようになりたい だから勉強の不安はない
一時間座ってる自信がない 卒業式なら行けると思う 出れる授業だけでも受けられるようになりたい」
「わかったよ お母さんもごめんね 一緒に頑張ろうね」と言って目標を決めようかと提案する
相談して3月15日に目標を定める
目標があると頑張れる気がすると言う
【大分前向きに進んでる時だったのに、2,3日起きる時間が遅くなったり、わがままを言うことに耐えられなくなり私は娘を責めてしまった
一度口から出るともう止まらずに責めることしか出来なかった
言いながら、こんなこと言ったら駄目だってわかってるのに、止めることが出来なかった
不登校がいつまで続くのか先が見えない不安から 私も限界だったんだと思う
でもその後娘が一気に自分の思いを吐き出した
泣きながら一生懸命に私に訴える姿に私は涙が止まらなかった
話を聴きながら、この子はみんなわかってるんだ、わかっててもどうしようもないんだ
ここで私が責めてはいけないんだということが良くわかった
私の方が駄目な親だったと思う】