今から、郡山のホテルで行われる浪江青年会議所の納会に、OBとして出席のため電車で向かいます。
避難後、40歳以下の方々と話す機会があまり無かったので、酒を酌み交わしながら、意見交換をしたいと思います。
それでは、昨日の続きです。
○12月1日現在の浪江町内での事業活動状況について、ご報告いたします。
9月25日に建築土木関係事業を営む會津鉄建工業が、10月1日にはコンクリート製品を製造、販売するダイイチが再開したことにより、町内で再開した事業者は15事業者19事業所となりました。
引き続き、町内の利便性向上のため、様々な業種の事業再開を進めてまいります。
○浪江町ADR集団申立てについて、ご報告いたします。
東京電力は、原子力損害賠償紛争解決センター(ADRセンター)の仲介委員が「和解案提示理由補充書」により和解案の趣旨を再度説明し、改めて、その諾否を求めたことに対して、9月17日付けで、再度、実質的に全面拒否する回答書を提出しました。
この東京電力の回答に対しては、すぐさま町長として抗議のコメントを発表し、「和解案の尊重」という自らの誓いに従い「和解案」を受諾し、申立人にこれ以上苦痛を与えないよう強く求めました。
また、浪江町支援弁護団は抗議の声明を発表のうえ、ADRセンター対し、東京電力が和解案の内容を正しく理解するための説明を継続するとともに、すべて受諾するよう、強く説得することを求める「上申書」を提出いたしました。
今後も、ADRセンターが東京電力に対して強く対応するよう働きかけを進め、その動きを見極めながら行動して参ります。
今日は、ここまで。