12月定例会の行政報告も今日で5回目になります。1から4回目までは文字ばかりの報告だったため、読むのも疲れたことと思います。
そこで今日は、目休めとして写真を使いながらの報告とします。
それでは、昨日の続きです。
〇町内のまちづくりについて、ご報告いたします。
昨年度策定した浪江町まちづくり計画を具体化するために、まちづくり計画実施検討業務委託により作業を進めております。まちづくり計画で示された避難指示解除後の必要施設やサービスについて、具体的に施設レベルの配置案や生活サービスの確保の方法について、併せて、事業者へのヒアリングを進めています。また、地域限定ではありますが街並みの被害状況の記録と、今後の町なみの検討も進めております。先に実施した中心市街地における建物被害状況調査の結果を合わせて、帰還に向けた拠点整備の具現化及び中心市街地再生手法の検討を進めてまいります。
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夜を彩る福島市パセオ通りのイルミネーション
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〇町内の公営住宅整備について、ご報告いたします。
浪江町の避難指示が解除となった場合、地震・津波による被害や、放射線量の関係で、自宅へ即時居住が困難となる場合も想定されるため、新たに公営住宅を整備いたします。8月に実施した住民意向調査により、現時点での町内に整備する公営住宅の需要を把握することができたことから、この結果を基に、全体の整備計画の作成と、その中でも帰還意向がありと回答された方むけの第一期整備に向け、交付金申請手続きを進めてまいります。
整備場所については、津波の被害を受けた方々の防災集団移転先候補地である幾世橋地区と請戸地区に災害公営住宅を整備します。また、直ちに自宅に帰還できない方むけの復興公営住宅を幾世橋地区の防災集団移転先に隣接して整備します。
また、福島再生加速化交付金による福島再生賃貸住宅の整備の検討も進めております。この住宅は、浪江町民だけでなく、震災当時浪江町民でなかった方も入居できる住宅であり、生活関連サービスに従事する方なども入居できるようになります。整備場所や整備する住宅のタイプについて検討を進めております。
これらの公営住宅を避難指示解除の想定時期である平成29年3月に向け整備を進めてまいります。
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福島市では日の当たらない歩道の所々に、一昨日降った雪が踏み固められアイスバーン状態に。
防水・防滑用の靴を14日に購入したものの、「滑りまくってます」。
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○タブレット端末整備事業について、ご報告いたします。
9月定例会で報告のとおり、通信業務と運用業務の事業者の選定について競争入札を実施いたしました。いずれもコストの削減につながりました。また、11月初めに町民各世帯に申込書を送付し、4,000件以上の申込みがあったところです。11月末には、東京での交流会及び十日市祭の会場にて操作体験会を開催し、多くの町民の方にタブレットに触れてもらいました。今後、仮設住宅などで操作テストを行い、その意見をも参考にした改良を加えたのち、1月下旬より配布を開始し、年度内にすべて配布を終了したいと考えております。
今日は、ここまで。