もうあちこちで、それも数年前からさんざん言われている事実なのだが、
鳩山さんも驚いているようだから、ちょっとだけフォローしておこう。
厚労省が発表した相対的貧困率なる数値には、なんの意味も無い。
年金や資産のみで生活する人間と、現役世代以上に稼ぐ自営業の混在する高齢者が
増えれば、こういった相対的な数値では格差拡大と出てしまう。
さらに日本の場合、年功賃金による人為的な歪みも存在する。
他国同様に存在する現実の格差に、若者と50代の賃金格差が上乗せされるわけだ。
ちなみに絶対的な貧困率はどのくらいかといえば、全然マシな方である。
僕が言っているのは、日本の労働市場には理不尽な格差が存在し、それが長期的には
日本の活力を削いでいるという話だ。
なので、個人的には現状の貧困のみをアピールする方々とは距離を置いている。
別に「言うな」とは言わないけれど、それのみを主張しても、問題の解決には
ならないだろう。あるいは、誰か別の狙いを持った人たちに利用されるだけだ。
経済財政白書H21年版でも触れられたように、現実に小泉政権時代に起きたことは、
明らかな格差の縮小であった。
なので、メディア向けのアドバイスなのだが、こう報道するといい。
「小泉改革で格差は縮小しましたが、その後、改革の停滞で再び拡大傾向です。
なお、絶対的な貧困度でいうと、日本はまだまだ全然大したことはありませんので
ご安心を」
ついでに鳩山さんへもアドバイスを一つ。
上に述べたように、相対的貧困率などに何の意味も無いのだが、心配ならとりあえず
労働市場の完全流動化を実施するといい。それだけでヨーロッパ並みには
「平等な国」になれますよ。
鳩山さんも驚いているようだから、ちょっとだけフォローしておこう。
厚労省が発表した相対的貧困率なる数値には、なんの意味も無い。
年金や資産のみで生活する人間と、現役世代以上に稼ぐ自営業の混在する高齢者が
増えれば、こういった相対的な数値では格差拡大と出てしまう。
さらに日本の場合、年功賃金による人為的な歪みも存在する。
他国同様に存在する現実の格差に、若者と50代の賃金格差が上乗せされるわけだ。
ちなみに絶対的な貧困率はどのくらいかといえば、全然マシな方である。
僕が言っているのは、日本の労働市場には理不尽な格差が存在し、それが長期的には
日本の活力を削いでいるという話だ。
なので、個人的には現状の貧困のみをアピールする方々とは距離を置いている。
別に「言うな」とは言わないけれど、それのみを主張しても、問題の解決には
ならないだろう。あるいは、誰か別の狙いを持った人たちに利用されるだけだ。
経済財政白書H21年版でも触れられたように、現実に小泉政権時代に起きたことは、
明らかな格差の縮小であった。
なので、メディア向けのアドバイスなのだが、こう報道するといい。
「小泉改革で格差は縮小しましたが、その後、改革の停滞で再び拡大傾向です。
なお、絶対的な貧困度でいうと、日本はまだまだ全然大したことはありませんので
ご安心を」
ついでに鳩山さんへもアドバイスを一つ。
上に述べたように、相対的貧困率などに何の意味も無いのだが、心配ならとりあえず
労働市場の完全流動化を実施するといい。それだけでヨーロッパ並みには
「平等な国」になれますよ。
しかし、世界GDP比の日本のシェア低下(18%→9%)とか、GDP世界ランクの低下(1位→トップグループ比8割以下)などは如実に感じますね。外国との比較で、昔に比べて日本は貧しくなったと。
日本はホームレスの数2万人弱だそうです。アメリカが200~300万人、フランスが73万人、イギリス10万人。。全然ましなほうですね。
http://blog.livedoor.jp/nnnhhhkkk/archives/65307402.html
相対的貧困を無くせ!
⇒(政府)よし、では原因追及だ
⇒(政府)どうやら世代間格差が問題のようだ
⇒世代間格差を無くす必要あり
⇒世間が世代間格差是正に本気で取り組む
とならないですかね?
楽観的過ぎますか(笑)
今は毒を魅力的と見ている人が多そうです
「小泉改革で格差は縮小しましたが、その後、改革の停滞で再び拡大傾向です。なお、絶対的な貧困度でいうと、日本はまだまだ全然大したことはありませんのでご安心を」
日本のメディア(=広告宣伝機関)
「小泉改革で格差が拡大しましたが、その後、世界同時不況の影響で更に格差拡大傾向です。なお、相対的な貧困度でいうと、日本は15.3%とアメリカについで高い比率です。今後は国民への福祉を第一に考えます。財政赤字など全然大したことはありませんので
ご安心を」
日本には報道機関はありません。広告宣伝機関だけです。ただ最近思うのですが、かりに広告宣伝でも、JARO(日本広告審査機構)に引っかかるのではないでしょうか?日本のメディアって一種の詐欺ではないでしょうか?
ただ、この結果は大変なことになるわけで、このままだとネズミ講の参加者は減って破たんする。
城さんのいう「未来をリストラ」しているだけです。
自分たちに都合のいい指標だけをことさら取り上げて、世論をある一方向に誘導する。
メディアがチェックすることなく、垂れ流すのも大問題。
(自給率については、サンプロで疑問を呈していましたが。)
今はネットがあるから、一定の歯止めがかかるが、ネットがなかった時代はもっとたやすく世論を誘導できたんじゃないですかね。恐ろしいことです。
自給率に関しては野口悠紀夫さんも怒っています。
メディアは「公衆の番犬」ならぬ「既得権益の番犬」か、と。
http://diamond.jp/series/noguchi/10042/
ちなみに、この相対的貧困率の数字を用いて、鬼の首を取ったかのように竹中平蔵を批判していたのが、25日のサンプロに出演していた湯浅誠です(笑)。
日本は「ホームレスになる => 社会復帰不可能」レベルですから、単純比較は危険ではないかな。
ITバブルの頃のシリコンバレーだと「家賃が高騰して失業して無くてもホームレスになる人が居る」というニュースがあったけど、それでもホームレス用の宿泊施設に寝泊まりしながら定職を持っていたらしい。
日本だとホームレスになると二度と住宅を借りられないし(購入は論外)、住所がないからまともな職に就くこともできない。だから相当に生活が苦しくなっても住宅を手放さないし、最悪だと中央線で人身事故を起こして住宅ローンの支払いを終わりにする。
私も生活はかなり苦しいけど、保証人やらの問題で家賃の安いアパートに引っ越すことさえままならないよ。
小泉・竹中が名を連ねたらキャスティングボート握るくらい議席取れるんじゃないかと妄想してみるテスト