土屋プロデューサーのインタビューをふと思い出した。
例の「テレビはバカに見せるもの」というヤツだ。
テレビらしい割り切りぶりだと思ったが、一方で昨年、ゴールデンの
視聴率でNHKがトップを取ったことが話題にもなっている。
中身の薄いバラエティが敬遠されたわけだから、少なくともゴールデンの
視聴者は民放が思っているほどバカではなかったということだ。
ところで、同様のことは書籍についても言えるだろう。
「分かりやすい」というのと「中身が無い」というのは違う。
そもそも、書き手の頭の中には、何かしら伝えたいモノがあるはずで、ジャンルが
何であれ、本とはそれを伝えるための手段であるはず。
そういうものがあれば、難解だろうが読みやすかろうが、熱のようなものが伝わってくる。
一方で、とりあえず話題にはなるでしょう的な対談本や、ほとんどライターが
やっつけたような本は、手に取った瞬間、死んでいるのがすぐわかる。
僕個人について言えば、頭の中に今とは違う社会のイメージがあって、それをいかに
分かりやすく伝えるかに常に腐心している。
なので、「こういう企画がおススメですよ」的な話が来ても、悪いけど他でやってよ
としか言えない。それは僕の伝えたいモノではないから。
世の中には「半日で書く」と豪語する人もいる。
どうせ読者はその程度のものしか読まないのだ、とターゲティングするのはご自由だが
振り向いたら誰も付いてきていませんでした、なんてことにはならないようにご注意を。
「王様は裸だ」と言ってくれる人は、たぶん良い人だ。
例の「テレビはバカに見せるもの」というヤツだ。
テレビらしい割り切りぶりだと思ったが、一方で昨年、ゴールデンの
視聴率でNHKがトップを取ったことが話題にもなっている。
中身の薄いバラエティが敬遠されたわけだから、少なくともゴールデンの
視聴者は民放が思っているほどバカではなかったということだ。
ところで、同様のことは書籍についても言えるだろう。
「分かりやすい」というのと「中身が無い」というのは違う。
そもそも、書き手の頭の中には、何かしら伝えたいモノがあるはずで、ジャンルが
何であれ、本とはそれを伝えるための手段であるはず。
そういうものがあれば、難解だろうが読みやすかろうが、熱のようなものが伝わってくる。
一方で、とりあえず話題にはなるでしょう的な対談本や、ほとんどライターが
やっつけたような本は、手に取った瞬間、死んでいるのがすぐわかる。
僕個人について言えば、頭の中に今とは違う社会のイメージがあって、それをいかに
分かりやすく伝えるかに常に腐心している。
なので、「こういう企画がおススメですよ」的な話が来ても、悪いけど他でやってよ
としか言えない。それは僕の伝えたいモノではないから。
世の中には「半日で書く」と豪語する人もいる。
どうせ読者はその程度のものしか読まないのだ、とターゲティングするのはご自由だが
振り向いたら誰も付いてきていませんでした、なんてことにはならないようにご注意を。
「王様は裸だ」と言ってくれる人は、たぶん良い人だ。
という解釈でよろしいのでしょうか。
個人的には胸キュンだったのですが(猫大好き♪)
本文がシリアスというか堅いのに、コメントで
きゃー猫可愛いなんて書いたら失礼かも…と遠慮
しました。でも今回は…!
城さんが猫を好きか嫌いかは置いといて、
たまに載せられるお茶目な写真に、
とてもなごまされます。
勝間和代さんが、「私の本は中身じゃなくてマーケティングなんです」と断言したそうです。
マーケッティング:3日、執筆:半日、でしょうか?
ネットはバカが見てるもの・・という風にならないことを祈っています(数年後)。
>「王様は裸だ」と言ってくれる人は、たぶん良い人だ。
言ったために何度となく手痛い目に遭いました。自分より「弱い」相手に対してしか、好きなことは言えない。
それに買う時に一応立ち読みでパラパラめくるようにはしているので、あまりにもくだらない内容ならその時にはじきます。アマゾンとかで買うのはあらかじめ買うことを決めた本だけですしね。
逆に構想10年という類の本も、あまり好きではありません。著者の価値観と世間とのそれがずれるので、どうしても”つぎはぎ”感が気になります。
Now is the time!!まさにこの時ってタイミングで読者の胸を衝く作品を出す、難しいとは思いますが…。
その点において、ブログはタイムリーで便利ですね。
http://business.nikkeibp.co.jp/free/tvwars/interview/20060127005218_print.shtml
城さんの頭の中の今とは違う社会のイメージは、今のところどれぐらいの時間をかけて具現化されてくると目算されているのでしょうか?
数年後ですか?10年後ですか?それとも30年後ですか?