先日のアエラ特集(及び先のエントリー)にはネット以外からもいろいろなレスポンスがあって、
あちこちでこの話をした。やはり「財政がこのままじゃいかん」という危機感が高まっているのだろう。
既に世論の潮目は変わったのだ。
文藝春秋5月号「あと4年、財政と年金は同時に破綻する」のように、
ぼちぼち具体的リミットもつぶやかれ始めている。
基本的には、増税か社会保障のカットか、あるいはその折衷という道しかない。議論はここから
スタートすべきだ。
(というわけで、とにかく消費税35%にしろという気はないし、消費税にだけこだわっているわけでもない)
ところで、日ごろは自助努力の大切さを伝道しているような人なのに「社会保障給付のカットはダメだ」
という人がいたのは面白い。
どうやら自分が貰うことになっている分は既得権として認められるべきで、そこから漏れちゃってる人たち
は自分で何とかしろということらしい。おいおい。
逆に、貧乏人の味方面をしていながら、「増税には反対です」という人もいて興味深かった。
いや、反対なのは別にいいんだけれども、将来、緊縮財政と大増税が実施された場合、
「僕達私達は弱者だから助けてください」なんてことは、同世代として恥ずかしいから言わないでね。
必要な改革を拒否したわけだから、若いもんに迷惑をかけるべきではない。
最後まで政府による介入を拒否しつつ安らかに逝ってください。
要するに、こういった人々は、普段は自己責任論や再分配重視というスタンスを掲げてはいても、
実体としては「パンとサーカス」を求める大衆に過ぎないわけだ。
これからの保守というのは、社会保障給付を大きくカットし、自助努力を促すことで財政を維持する路線を
主張する人たちがコアになるだろう。つまり、小さな政府という理念を共有しているグループだ。
この理念があるというのなら、増税には反対だろうが、当然、社会保障のカットも受け入れるべきだ。
ちなみに、国民新党にしろ平沼グループにしろ、片手間に保守と称している族議員か、55年体制から
頭が切り替わらない老人の集団なので、若者は無視してかまわない。
一方のリベラルは、再分配機能を重視するのであれば、負担も合わせて受け入れるべきであり、
最も公平で経済的影響も少なく、税収も安定していて世代間格差是正効果もある消費税を中心に考えるべきだ。
「大企業の内部留保に課税せよ」しか言わないバカ政党は論外だし、「どちらもイヤだ」というのも
ありえない。
僕自身は、社会保障給付に混合診療やキャップを導入することで増加分を抑え、消費税の増税幅も
抑えるのがベストだと考えているので、そういう意味では“保守”に入ると言えるかもしれない。
さて、先の「パンとサーカス派」の人々だが、恐らく彼らは互いをシンパだとは認識できていないだろうが、
このままいくと、やがて同じゴールでばったり顔を合わせることになるだろう。
ひょっとすると、みずほちゃんと亀井さんの相乗りする現政権は、彼らの野合の走りかもしれない。
ただし、ギリシャを見てもわかるように、「社会保障を守れ」という声も「増税反対」という叫びも、
増税と緊縮財政を求める市場の圧力の前にはあまりにも無力だ。
あちこちでこの話をした。やはり「財政がこのままじゃいかん」という危機感が高まっているのだろう。
既に世論の潮目は変わったのだ。
文藝春秋5月号「あと4年、財政と年金は同時に破綻する」のように、
ぼちぼち具体的リミットもつぶやかれ始めている。
基本的には、増税か社会保障のカットか、あるいはその折衷という道しかない。議論はここから
スタートすべきだ。
(というわけで、とにかく消費税35%にしろという気はないし、消費税にだけこだわっているわけでもない)
ところで、日ごろは自助努力の大切さを伝道しているような人なのに「社会保障給付のカットはダメだ」
という人がいたのは面白い。
どうやら自分が貰うことになっている分は既得権として認められるべきで、そこから漏れちゃってる人たち
は自分で何とかしろということらしい。おいおい。
逆に、貧乏人の味方面をしていながら、「増税には反対です」という人もいて興味深かった。
いや、反対なのは別にいいんだけれども、将来、緊縮財政と大増税が実施された場合、
「僕達私達は弱者だから助けてください」なんてことは、同世代として恥ずかしいから言わないでね。
必要な改革を拒否したわけだから、若いもんに迷惑をかけるべきではない。
最後まで政府による介入を拒否しつつ安らかに逝ってください。
要するに、こういった人々は、普段は自己責任論や再分配重視というスタンスを掲げてはいても、
実体としては「パンとサーカス」を求める大衆に過ぎないわけだ。
これからの保守というのは、社会保障給付を大きくカットし、自助努力を促すことで財政を維持する路線を
主張する人たちがコアになるだろう。つまり、小さな政府という理念を共有しているグループだ。
この理念があるというのなら、増税には反対だろうが、当然、社会保障のカットも受け入れるべきだ。
ちなみに、国民新党にしろ平沼グループにしろ、片手間に保守と称している族議員か、55年体制から
頭が切り替わらない老人の集団なので、若者は無視してかまわない。
一方のリベラルは、再分配機能を重視するのであれば、負担も合わせて受け入れるべきであり、
最も公平で経済的影響も少なく、税収も安定していて世代間格差是正効果もある消費税を中心に考えるべきだ。
「大企業の内部留保に課税せよ」しか言わないバカ政党は論外だし、「どちらもイヤだ」というのも
ありえない。
僕自身は、社会保障給付に混合診療やキャップを導入することで増加分を抑え、消費税の増税幅も
抑えるのがベストだと考えているので、そういう意味では“保守”に入ると言えるかもしれない。
さて、先の「パンとサーカス派」の人々だが、恐らく彼らは互いをシンパだとは認識できていないだろうが、
このままいくと、やがて同じゴールでばったり顔を合わせることになるだろう。
ひょっとすると、みずほちゃんと亀井さんの相乗りする現政権は、彼らの野合の走りかもしれない。
ただし、ギリシャを見てもわかるように、「社会保障を守れ」という声も「増税反対」という叫びも、
増税と緊縮財政を求める市場の圧力の前にはあまりにも無力だ。
他の特定財源をいじろうとしても同じような問題が出てきて会議室だけで踊ることになるかもしれません。
逆進性とか収入低いと云々とか、関係ありません。それは別のsafetynetで解決すべき問題です。
>現行の制度では、年収百万台より年収三百万のほうが生活苦しいという状況です。
↑消費税ならそういう逆転現象は解決するでしょ。自分で矛盾してること言ってるの気づきませんか?
現行の制度では、年収百万台より年収三百万のほうが生活苦しいという状況です。
直接税中心の負担だと課税開始額からドンと税金がかかるわ、課税所得額だけで福祉は削られるわで豊かと言えない収入でも負担は大きくなります。
インターネットがあるのだから赤旗の捏造ぐらいすぐわかりそうなものですが、実際は時間があっても自ら調べる努力のできない人が多いのが実情です。
最近では三橋という人物に騙されている人も増殖中です。
最近の本は政治宣伝的で完全に狂いだしています。
そして年金や医療や負債を若者や将来世代に押し付けようとする高齢者達。
日産が倒産寸前だった時にゴーン氏が社長になりました。
しかしゴーンさんでなくても、どうすれば日産が復活するかは社内の人にはわかっていたはずです。
日本だってどうすれば復活するかはわかりきっています。
問題なのは、それを実行しようとするのが日本人だと既得権を持つ高齢者が反発してしまうことです。
もはや青い目をした外国人(IMF)の管理下で強権的に高齢者の既得権を奪い取るしかないのかもしれません。
日本人は同族よりも青い目をした外国人には従う劣等感に似た習性があるから、ゴーンのような強権も可能となる気がします。
しかし不幸なことに、日本は内国債であるため、日銀が国債を引き受ければIMFに協力を求める必要がありません。
最悪ハイパーインフレを覚悟すれば債務不履行はとりあえず起きないからです。
衆愚政治の行き着く先は実質的なフォルトです。
あと5年ぐらいは大丈夫だろうと思っていましたが、ギリシャを見ると持続不能に陥る日も近い気がしてきました。
竹中さんがほんの少し社会保障を削っただけで老人が狂ったように怒り出す社会になってしまいました。
もう行くところまで行って、みんながボロボロになってみんなが貧乏になって、韓国人より貧乏になるまで目を覚まさないでしょう。
かつてのイギリスがイギリス病にかかりスペイン人より貧乏になって、やっと目を覚ました時のように、日本もそこまで行かないと駄目かもしれません。
成長戦略のない既得権を大事にするバラマキ政党とバラマキ政党の2大政党ではカウントダウンの自爆スイッチを止めるのは不可能です。
内国債でデフォルトした例
http://www.amazon.co.jp/review/R3VFA7O0CKQ33
結局国家(行政団体)も企業も機能不全になったのならば、躊躇なく潰すに限ると思っています。
例えば、ギリシャやJALのような団体におカネをばら撒いて延命し続けるのはナンセンスなような気がします。
このような結論を志向する学派はあるのか、あるならばどのような学派なのか、ご教示くださいませ。
個人的にはこういった結論が気持ちがよいものですから、そういう学派の教科書でも読んでみようかと思う次第です。
2010-05-04 21:22:03
> 赤旗も読まずに社会を語らないでいただきたい。しかし私のような正論コメントは城氏が反論できないから承認すらしない。
承認はしてもらえたね。誰も反論はしないけど。相手にしてもしょうがないと思ってるんだろ。
おれも赤旗は読まない、信用もしない。
ま、断固として少数派であることだけは、ご立派です。
だからギリシャは離脱できないし、しようとしない。
日本は内債だから大丈夫?そんなことはない!!
貿易黒字が続いてるからなんとか返せると考えられてるだけ!!今でも一部の金持ちは日本債なんて
買わないし、不動産ですら海外に逃げ出すやつが
出てきている。
日銀や政治家が馬鹿すぎたのでこの現状を招いたんだから早く改革しなくちゃ!!
世間を見て、考えるだけです。
問題は最早うまく倒産するということに移っているのではというのが大元です。
国民の被害が最も少ないやり方を見つけるということです。アルかどうかは分からないですが。
増えないんですよ。資本回転力の鏡である貨幣乗数が増えないと、幾ら国債を発行しようが紙幣を刷ろうが塵と同じです。
規制により市場を硬直させて指数を減少させてるんですから。いくら足し算しても追いつきやしません。
更に、無理やり生み出した塵は暫く経つと税負担として【負の乗数効果】に化けます。
>「今現在の情勢下において」国債の未達・暴落および追加発行の心配はかなり少ない
およそ自由主義経済の下にある限り、調整の入らないパラメータは存在しないんですよ。
「かなり少ない」とか、「いままで大丈夫だった」とか、ありがちなバイアスを利用して変数を「定数」に偽装すればあっという間にトンデモ理論の出来上がりです。
なんちゃって経済評論家の殆ど全てがこの手口であるような気がします。
皆さん騙されないように気をつけましょう。
我々はバブル崩壊を知っているのですから。
まったくの素人だが、経済が閉鎖していれば、これで、いいと思う。つぶれればそれは経済の仕組みがつぶれるだけで、再び作ればいいからである。
じゃん代をひっくり返して、再びテンボウをくばればいいだけである。
問題なのは内国債だけのように見えるが、それがドルがばけていることであるから、これがあるから身動きが取れない。つまり貿易という現象があるからである。
貿易の仕組みが壊れれれば、国債などすぐに吹っ飛ぶ。そのフットびが社会の改変を要求して、それが経済にという反映する。それがおきるということである。
従って動けるうちに動いて、将来試算になるものに投資をするべく、国債の大発行が正しいのではないか
確かに外債は危険である。
19世紀末、後進国は近代化のために列強から借金をし、それが返せなくなって植民地化された国は多い(エジプト、チュニジアなど)。植民地にならないまでも財政を管理下に置かれた国もある(清国)。日本も日露戦争の戦費を英米からの外債で賄い、戦後はその償還に苦労した。
20世紀末にも韓国やインドネシアなど債務国はIMFの管理下に入った。
では内債なら安全かというとそうではあるまい。太平洋戦争のとき、日本は軍事費調達のため内債を大量に発行したが、これは返せる当てのない借金だった。結局戦後に「預金封鎖」をおこなって国民から財産を収奪し、国債を紙屑にして借金をチャラにしたわけだ。今度もまた同じことをやるのだろう。問題はそれがいつ実施されるかだ。
日本の閉塞感の本質は規制緩和が進まず投資先が無い中でばらまきに依存する体質になってしまったことですね。デフレとはその結果であり、金融政策やましてやバラマキの効果は限定的でしょう。もっとも、もはやバラマキのリミットも見えてきていますが。
逆だろ。需要過多ならインフレ。
こんな間違いに気付かないまま出しちゃうのはマズイよ。
頑張って長文書いても中身が薄いってこと事がばれちゃうよ(笑)
日銀が国債を直接引き受けるということは政府の信用に決定的にダメージを与えるから過去のルーチンのオペレーションなんて関係ない。
というか、国債より魅力的な投資先が無い状況を「不況だからしょうがないよね」といって放置してきた結果が、斜陽国家日本じゃないか。
君のレスは中身があまりにもずれすぎ&長いので他は却下。申し訳ないけど、相手してほしかったらまともな財政学者の本を一冊くらい読んでからにしてくれないかな。その気が無いなら三橋君のサイトで慣れ合ってるといいよ。あそこならレベル的に釣り合うだろう。
議論が飛躍および破綻していると思います。
根本的には、相続税の非課税分を1000万円までにして、あとは子供分を500万円に減額して一律50%にする。これが今後10年間を見たら、消費税の値上げと、ネット課税などと合わせて改革することで現実的では??
土地などで保有している場合は、モラトリアムも設けて個人利用に関してのみ、国家が多少割り引いた地代で配偶者はしばらくはいれるように配慮すればいいと思います。
国家破綻は、結局は企業の国外流失および国際秩序を乱すので、結果的に国益を損ないます。内国債云々の話はこのおカネがグローバル化された時代ではやや的外れかと。結局、キャピタルフライトします。
結局、努力をしてキャリアを積み重ねている人達にとっても国家秩序の急激な変遷こそが、避けたいところでしょう。なんだかんだ言って、この日本が好きな人が多いと思うのです。
この日本とは、戦後、今の団塊の世代以上の人達が夢をみた社会であったと思うのですよ。教育の平等、所得の上昇、社会福祉の向上、差別偏見を少しでも無くしていく、という。
その夢が実現したがゆえに、行き詰ったと思うんですよ。当時思いもしなかった、高齢化・少子化・ネット化などが急進しましたから。
ですからね、税という議論と共に、JOEさんのようなリーダーシップがあり博学でモノを言える人がもう一度、今を見据えた上で、新しい「夢」を語り作っていくことも大事だと思うんですよ。
>内国債といっても借金額が国の資産総額を超えれば買い手がつかなくなり、
その通りです。限界に達すれば、買い手はつかなくなります。ただし、その前に国債の買取を行えます。
>そうでないと国債を無限に発行してもOKという打ち出の小づちになりませんか?
これはお考えの通りです。国債は無限に発行できません。そのたびに買い取る、と言っても限界はあると思われ、私も同意します。
※ここで買い取った場合、数値ベースでどのような影響が出るか、というのは私の知識不足で回答できません。もうしわけありません。買い取った場合は、その分マネーサプライが増えるわけですから、その分インフレが進むという仮説を建て、トレースしてみましたが、98~08年の期間に日銀がマネタリーベースを1.5倍に増やしているのにも関わらず、消費者物価指数が微減しているというデータがあり、仮説が破綻しております。ある程度言えるのは国債買取を行って、市場にお金を戻しても、影響は限定的であると思われるということです。
シミュレーションをしますと、むしろ今、国債の買取を行ってもムダ。という結論が導き出され、どちらかというとこちらのほうが実際的な答になります。というのも、今、国内市場の(海外も大概ですが)資金需要が払底しており、銀行は融資先の少なさを嘆いている状態で、国債が無いと困る状況なのです。ですから、市場にお金を戻しても、「国債売れよ」と元の木阿弥になってしまうため、誰も国債買取オペレーションの話をリアルな話と思っていないようです。
これで放置ではあまりにあまりなので、「国内の資金需要が払底」を詳述します。
日本経済は今、供給に対し、需要が遥かに大きいデフレであると言われています。この時、経済の各プレイヤーごとに説明しますと、
企業
・供給力の削減(需要に対して余っているから)
・給与・人員の削減(供給力の削減により)
・設備投資の停止
・資産の償却+借金の返済
家計
・給与所得の減少(企業の収益悪化により)
・冗費の節減(給与所得減少により)
・ローンの嫌気(給与所得減少の不安とお金の相対価値の上昇)
・預金(デフレ下ではお金の相対価値が上昇するため)
銀行
・優良な融資の困難(企業・家計の資金需要払底)
と動くということです。
現在、現実問題として国債の利率が極めて低い(=人気がある)背景はデフレ不況であることと一体であるということです。ですから、「今現在の情勢下において」国債の未達・暴落および追加発行の心配はかなり少ないというのが結論です。
私は難しい話はよく分からないので、トンチンカンな事を言っているかもしれませんが・・。
最初から通貨発行権というヤツで、税収不足分だけ・・(総額800兆円分ぐらい?)発行しておけば、国はわざわざ国債を発行しなくても良かったのではないでしょうか。
何故に国は国債を発行して、国民から金借りて、国民をサンザン不安にさせて、国民とマスコミから袋叩きにされた上で、それを通貨発行権を行使して返すという事をしなければならないのか・・素人にはよく分かりません。
円を刷ってサービスを提供しても悪影響がないんなら、じゃんじゃん刷って社会保障・福祉を提供すれば、皆働かずに遊んで暮らせるユートピアができますが、あなたのおっしゃることはそういう意味で合ってますか?
貴方の質問に即答しました(貴方に理解できるか知りませんが)。
だから、内債派は胡散臭く見えて信用できない上に間違ってるわけです。
>内債が増大したため、破綻した国家があるなら教えて頂けますでしょうか?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E5%86%86%E5%88%87%E6%9B%BF
>何か勘違いなされているようですが、ギリシャにはユーロと換金できる何かを発行する権限はありません。ユーロ加盟国が何か、学習することを真剣にお勧めします。
何か勘違いされているようですが、ギリシャにはユーロから脱退する権利があります。ユーロから自らの意思で脱退すれば先ほどの投稿で述べた手段をとることができます。
それをあえてしないで、増税や緊縮財政をとるのはなぜなんでしょうか? 貴方や三橋一派が述べるようなことをしたら、貴方や三橋一派が述べるような結果にならないからです。
でも、私は通貨理論や経済学や経済を学習されることを真剣にはお勧めしません。どうぞご自由に。
Tsさんのコメントをなるほど思って読んだ者です。
内国債といっても借金額が国の資産総額を超えれば買い手がつかなくなり、自転車操業さえもできず、棒引き/減額/返済猶予を願い出るか、お札すりまくってインフレさせるしかないと考えていました。
そうでないと国債を無限に発行してもOKという打ち出の小づちになりませんか?
1→村内部の借金は返さなくてよい。
歴史上、内債で破綻した国家はありません。内債が増大したモデルケースを想定しても、利子、償還とも通貨発行権のある円建てで実施できるため、問題になることは無いと思いますが…。内債が増大したため、破綻した国家があるなら教えて頂けますでしょうか?
2→日本だけでなく、ごく普通にやっていますが…。
というか、今国債がなくなると資金需要低調のおり、銀行が死ぬと思いますが…。なんとなれば銀行の預金残高こそ、預金者からの借金ですから…。
3→これも世界各国、日本とも常識的な手です。
サブプライム以降、金融緩和という名でとにかくお金をすって、全世界的に起こった需要減に対処するという方策が取られておりますが、それにより破綻した国があるというのも寡聞ながら聞いたことがありません。教えて頂けますでしょうか?
>今こそ内国債を発行して資金調達し外国債と置き換えれば、緊縮財政・増税・EUからの金融支援など不要。ギリシャには14兆円ぐらいの資産は十分ある(少なくとも民間には)。
何か勘違いなされているようですが、ギリシャにはユーロと換金できる何かを発行する権限はありません。ユーロ加盟国が何か、学習することを真剣にお勧めします。
税収の8割近くは所得税、法人税、消費税から成っており、他は微々たるモンです。
国債費によって消費税と法人税分の収入が相殺され、社会保障費は所得税収の2倍近く歳出されています。
所得税、法人税の増税 →抜け道あり、大企業の海外逃避などむしろマイナス面が大きい。
消費税の増税 →不公平感が少なく、金持ちによる贅沢品消費に課税可能。
僕は消費税が逆進的って、たとえ教科書に書いてあっても嘘だと思う。
増税と補償費カットの中福祉中負担が現実路線として議論されても良いと思うのですが。くれぐれも感情論は禁止ね。
発展著しいアジア圏に属し、これから発展するアジア諸国が必要とする技術力を持ちあわせる日本の今の状況は千載一遇のチャンスでもあると思ってます。
その為には、老人ではなく若い世代が語学力に磨きをかけ世界を所狭しと暴れまわる必要があると思ってます。
もう内需とか公共事業に依存するのではなく、自分たちで市場を創り出さないといけない。
民主党も既得権益の維持とかそんな後ろ向きな事ばっかやっている暇があったら、羽田空港の国際化とか、海外に進出する企業の支援とか、インフラの国を挙げての売り込みとかを頑張ってほしい。
村長が村民から1億円借金して、それを元手に村民全員を宴会にご招待。さんざん飲み食いして夜が明けた。
さて3択。
1.村長は借金を返さなくてよい(皆で飲み食いしたんだから不要)。
2.村長は村民からさらに1億円借りて1億返す。
3.村長は村役場の印刷機で1億の村札を印刷して村民に交付。
うーむ、これで問題が起きなければすごいのだが…
ギリシャ(とポルトガル・スペイン)は債務不履行の危機らしい。
今こそ内国債を発行して資金調達し外国債と置き換えれば、緊縮財政・増税・EUからの金融支援など不要。ギリシャには14兆円ぐらいの資産は十分ある(少なくとも民間には)。
とりあえず、三橋やリフレ派はギリシャのアドバイザーになってやつらを助けてやれ。感謝されるぞ。
大企業の法人税引き上げが先に決まってる
トヨタなんて研究開発減税などで実質負担は28%だったかな。消費税に至っては還付されている。つまり消費税を上げれば上げる程大企業に金が入る搾取構造。
金持ち財界は労働者の財布を常に狙っている。
赤旗も読まずに社会を語らないでいただきたい。しかし私のような正論コメントは城氏が反論できないから承認すらしない。
>政府の金融政策やバラマキにいつまで依存するの?」とひとり堀江氏だけが反発していた。
まともな人だと私は思う。一面正直すぎるのではといじめられる前にテレビを見て、思っていた。
増税で解決できる状態ではない。大きな社会変動による、解決しかない。
統治機構の人々が日本人ではなくなる状態も想定することも視野に入れる必要があるのではと思うときがアル。
身のまわりを見ると分からない、知らないということはほんとにいいことである。なまじ半人足の知識で、見ることができるということほど困る事はない。kenjiもその一人である。
今年は昭和21年以来の予算構成だぞといっても、ミナ<それ何>である。
俺一人だけ逃げるしかないが、逃げても国内にいては、いずれ捕まる。面白くない。
とにかく普通の人々の負担が少なすぎる。
また正しい、正しくないという判断ができない人がおおい。それすら分からなくなっている人々が多い。
つまり既に崩壊しているという事である。
会社が倒産するときにおきることと同じだが。
JOEさんも、増税で何とかなるとは思って居られないでしょう。
ネットが普及する前は一般国民が判断する材料はマスコミ経由でしか得られなかったんですから。
本当に良心的な学者や評論家はマスコミから干されて、その言論を国民が知ることは出来なかったんでしょう。
(城さんもサンプロ干されましたよね。)
最も影響力があると思われるテレビの罪は充分検証されてしかるべきじゃないでしょうか。
大体、「弱者を救え」と言うんなら、てめえの給料の三分の一ぐらい寄付してから言えよ。と突っ込んでやりたいです。
一般サラリーマンよりはるかに恵まれた収入があるんだから。
ホント、偽善者の集団だな。
今度から、弱者を取り上げるときは番組制作スタッフの年収を全て開示することを義務付けてもらいたいモンです。
あと、コメントする評論家、学者の収入も。
特にモリタク(笑)
「政府の金融政策やバラマキにいつまで依存するの?」とひとり堀江氏だけが反発していた。
ヒヤッハー
私の住んでいる国では最後にはEBTカードと言うものが渡されます。クレジットカードのようなもので州が家族数によって毎月決まった額を振り込んできます。
そのカードはクレジットカードのようなものですがスーパーなどの食料品店に行くと食い物だけに使用できるカード(フードスタンプ)です。それ以外のものは一切買えません。そのカードがあれば公園で居住しようと道路に住もうが少なくとも飢え死にすることはありません。
日本のように現金で渡すから余計なものに搾取されたりつまらん買い物をしてしまうのではないでしょうか。
住居が無いと困ると言う方は公園の下に大きな穴か高速道路の下に壁を作った大部屋(シェルター)にでも住んでいただいてそこから脱出したいと言うことであれば何らかの仕事をすれば言い訳で。
健康で文化的な生活を営む最低限と言うのは上記のような生活でも良いでしょう。
日本の貧困層は遥かに恵まれていると思います。
簡単な話ですよ。
竹中さんをもっかい引っ張ってくればいいんです。
んで亀のオッサンが逝けばいいんです。
それだけです。
統計として何人餓死するでしょう?
餓死じゃなく自殺、変死を入れれば今でも年に十万。
ただでさえ会社・血族・地域自営業など旧共同体はどうやっても崩壊する流れです。
さらに「日本に教会はない」のです。
だから最低限の機能するセイフティーネットがなければ大量の餓死者が出かねないのに、実際そうなったら社会がどうなるか想像もしない自己責任原理主義者の多いこと。
城さんは違いましたっけ?
まあサヨクも「自衛隊廃止」「無駄をなくせ」「内部留保」とどうしようもないアホばかりですのでなんとも。
本当に貧しい人、統計的に餓死に追い詰められつつある人は誰の目にも入らない、「ちゃんと機能するセイフティーネット」は誰も見ないんですね。
頭はすごくいい人達だと思うのですがね。。。きっと。
あと、最も大きくメスを入れなきゃいけない社会保障は、医療や年金よりも個人的には生活保護だと思うんですが。誰もあまりこのことに触れたがらないのは、なぜなんでしょうか?
「政党」もそうしたらどうでしょうか。
あまり、法律や規制はしない方がいいというのが私の持論ですが、これだけ新党が乱立し、略称でもめる。その場合はあらかじめルールを作らないといけない。以下は私の考えた正しい「党名」と「成分表示」です。まあ、ジョークとして受け止めてください。
・民主党→正式党名:「選挙互助会寄り合い所帯」
成分表示:「理念全くなし。反自民で結束 し、次の選挙で自分の議席を確保したいと いう目先の利益のみでつなぎとめられてい るだけ。自民党旧竹下派から旧社会党左派 まで雑多」
・自由民主党→正式党名:「政権与党であることが唯 一の存在証明・意義であった55年体制 の政党」
成分表示:旧派閥の長、元首相経験 者などが生き残り、中堅が脱落。却っ てゾンビ化。世襲議員多し。
・公明党→正式党名:「某宗教団体政治部」
成分表示:上記に同じ
・社会民主党→正式表明:「フェミニズム&市民活動 者党」
成分表示:虚偽表示・一方的改変が多 いのでご注意。ドイツに同名の党があ りますが、現実認識においては全くの 違いがあるので、混同しないように。
雇用問題では「弱者の味方の言動を前 面に打ち出していますが、党職員を解 雇して訴訟中」
・共産党→正式党名:「現在構想中の昭和・冷戦遺物 の博物館収集物から借り出して きた昭和20年代~30年代ALWAYS 政治集団」
成分:分析対象としては分析不能なほど過 去の遺物。民主的とは言えない党内の組 織・言論統制。
・国民新党→正式党名:「郵政利権党・箱モの公共事 業党」
成分:新党ではありません。既に過去の遺 物。虚偽表示です。また国民を代表してい ません。
・「たちあがれ!日本」→正式党名:「お元気です か、おじさま方」
成分:6年後の参議院選挙の時に現在のメ ンバーのうち何人かは介護が必要で、「起 き上がれ!お祖父ちゃん」と家族から声を かけられているでしょう。既に過去を忘却 して若者批判をしているお年寄りが勝手に 応援団を名乗りかけつけておられます。最 後のご奉公の方もいますが、政策はバラバ ラです」
・「みんなの党」→正式党名:「有権者『みんな』が 既存その他の政党に不満を持って いるので、その受け皿になる可能 性が高い政党」
成分表示:党首渡辺喜美氏がエー ス兼4番バッターのチーム。今後 の選手補強と育成、具体的戦果、 政策次第。期待が大きいだけ萎む 可能性も。
番外
・新党「減税日本」→正式党名:「河村たかし率いる 新党『減税日本』」
成分表示:地域政党ですが、政党 名と主張する政策内容が一致し、 政策の是非はともかく一番正直か つシンプルな政党名です。自称作 家の政治家が付けた政党名よりよ っぽどわかりやすく何をしたいか 有権者の頭に入ります。
納税と受ける公共サービスが均衡する年収を最低でも500万円位まで下げる必要があります。
その方法について、税金を上げるか福祉を下げるかですが、国民に死ねと言えない以上増税しかないと思います。
高齢者の高福祉をまったく負担しない
新国家「日本2」を作るってどうでしょう。
それが無理なら、年齢制限が30代までの、
自分達の世代のことしか考えない「R39党」
作るとかして高齢者の尻拭いを回避したい。
そして、自分の親は自分で守る、と。
城さん、いつもありがとうございます。
活力いただいております。
いたいた、いっぱいいたw
これからを判断したいために情報収集しているつもりが、
実は「安心させてくれる理由」を探しているだけで、聞きたくないことには
バイアスをかけちゃってる人が過半数だと思います。
「もうまずいのは分かってるから、良い情報はないのか!」的な。
↑しかしこの時点でもうまともな判断はできない。
私も自分の株が下がってしまった時、
マイナスでさっさと売るか、いつまで持ち続けるかを
判断したいがために情報を探していたはずなのに、
探し方が、この株に対する「いい情報が無いか」になってる時が良くあります。
そういう意味で内国債説はおすがりしやすいですよね。
ただし、俺、みずほ先生と大学で同じクラス、モリタクセンセエにいたってはゼミ(管理会計であり経済ではない。)の2年先輩ということだからあまり真に受けられても困るが。
10年度予算が半分以上国債(=借金)、若者の資産が増えない状況で、「大丈夫」と言い切る人の気が知れない。
「大丈夫」といっている人たちは、「あと10年くらい、自分たちが生きている間は(たぶん)大丈夫」と言っているのかも知れない。
とは言え、悲観論者と楽観論者のどちらが正しいのか、アルゼンチンのような明確な結果が出ていないので、どちらが嘘つきなのかはまだはっきりとは分からない。
結果が明らかになった時、どちらか一方は食い扶持を失い、消えていく。もしかするとそれだけの事なのかもしれない。
90年代末に引っ張りだこだったノストラダムス研究家たちが、2000年以降どこかへ消え去ってしまったように。
先日の朝生で田原氏がこんな発言をしていた。
「財政改革をした知事は、みんな(選挙に)落っこちちゃう」
今のままではマズいことは分かってるのに、痛みを受け入れられない。(政治・行政への不信もあるだろうが)
だから、それを回避する為に、「今のままでも大丈夫」的な根拠を探し出して、自らの葛藤・ストレスをなくそうとするのかもしれない。
(「正常性バイアス」「認知的不協和」で検索すると、結構面白いです)
その時の見出しが「大災害に向かって歩く夢遊病者」でした。
確かに最近はようやく日本の財政が本当にやばくなっている
と気づいた人が増えてますが、まだまだこういう危機感がが
共有されていないような気がします。
(目の前に危機が迫っているのにあまりにも無神経すぎる
から日本のことを夢遊病者と書いたと予想しております)
特に一地方都市に住んでいるいると、日本の財政危機の話を
しても「何それ?」と言われるぐらいにまだまだ
気付いていない人は多いように感じます。
それにしても海外からかなり辛口な日本の財政危機についての
指摘記事などが結構出てきているのに日本の中から
そのような記事が今までほとんど出てこなかったのが
不思議です。
そうすることで人々の考えが変わるのではないかと。
でも、破綻が起っても、結局は若い世代だけが負担を強いられた、なんていうのはご免です。
(ついでに80年代バブル期の「土地の値段は絶対に下がらない!」教の信者もバブル崩壊が迫るにつれて増えていったんじゃなかろうかといい加減に推測・・・・。)
しかしネット以外では、現実を直視する流れも出てきているんですね。ちょっと安心です。
>つまり、小さな政府という理念を共有しているグループだ。
私はこのグループに「保守」ではなく「共和党」を名乗ってもらいたいです。保守というと、城さんの言う「老人の集団」や「既得権維持」のイメージが強くて若者を惹きつけられなそう。
そう思うんだよ。
民主党に投票した人は、自業自得だろうけど、投票しなかった俺は、巻き込まれたくないな。
官僚から「何年もしないうちに歳入に穴が開いて予算が組めなくなる」というレクを受けて(これ自体は正しい)あたふたしているだけ。
Q.
なぜ消費税なのか、
A.
広く薄く課税するのにもっとも適している。
景気変動の影響を受けにくい。
この程度のことも分かってない。とにかく収入を増やさなければといって夫にネチネチ言う主婦と同レベル。
というわけで、たどりついた答えは正しくても彼はまったく評価できない。ロジックが分かってなければ、ちょっと形をかえた問題が出でたら、簡単に間違える。
同じ専門外でも城さんにやってもらったほうがマシ。