Joe's Labo

城繁幸公式。
というか避難所。移行か?
なんか使いづらいな・・・

最新の画像もっと見る

10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ADAC)
2010-11-11 17:47:53
日本経済・国家財政は酷い状況だが自分達ではどうにもできない。
まぁ自分の寿命までなんとかクライシスを回避して誤魔化してくれればいい。
・・・
こんな風に思っている高齢者は多いでしょう。
小市民的発想としては当然です。

ですが、こんな人たちが圧倒的な政治的イニシアティブを握るという構造的問題は是正しなければなりません。

単純に考えれば、有権者の年齢層ごとに平等の選挙権利を配し、それを人数で割ったもので票の重みをつけるべきでしょうが、手続きが煩雑になりすぎるでしょう。
しかも、若者は総じて社会経験が乏しく、高齢者は豊富という前提もありますので、機械的な平等化がよいとも断言できません。
しかし、先にあげたように高齢者は残存寿命の短さ故に、長期的な視野で政策を考える必要がないという大問題は放置されてしまいます。

なので、私はほどほど社会経験を積み、家庭を築いている層も増えていて(成熟していない我が子の将来を案じる状況にある)、自身の残存寿命も多く、中長期的視野で物事を考えざるを得ない「中年層」の選挙権を厚くする施策がよいのではないかと考えます。

30代~40代までの有権者層は選挙権を倍の2票にするのです。
こうすれば、政治家も高齢者ばかりに偏重した姿勢を変えざるを得なくなるでしょう。

もちろん中年層も50歳になれば後の世代にイニシアティブを奪われる立場になりますから、若年層に辛い政策を押し付けていると、いずれしっぺがえしを受けることなり、必然的に中年層は若年層にも配慮した意思決定にするよう圧力がかかります。

このように世代間で極端な押し付けが出来ないように相互牽制できる民主主義システムが不可欠なのです。
ここまでしないと、今の日本が抱える世代間格差の解消は不可能でしょう。

ま、憲法改正が必要なので、2倍付与がなかった高齢者の度量が試されるでしょう(2倍付与がなくても、数の力で十分に優遇されてきたと自認できるかどうかに掛かっています)。
選挙もインターネットで (Sh)
2010-11-11 23:38:56
投票所に行って投票するという方法は若者にとって不利ですね。若者が投票しにくい仕組みになっていると思います。若者が政治に関心がないというだけの問題ではないでしょう。

若者の方が老人よりも日曜日が休みじゃなかったり、住民票の住所と違うところに住んでいたりすることが多いんです。
経費節減を名目にインターネット投票を実施すべきでしょう。国民IDの導入が前提となりますが。
インターネットならば老人の方が若者よりも使いにくいです。
必要以上に高齢者の意見ばかりが反映されるシルバーデモクラシーは是正され、財政にも優しい。まさに一石二鳥です。
温泉旅行 (FF-海の向こう)
2010-11-12 18:55:29
日本に帰ったときに親に“世話になっている人だし後援会の温泉旅行に顔出してよ”といわれたので興味半分ついていきました。料金的にも安かった。
バスが4.5台並んでついた先はこの料金で泊まれるのかいなというような高級旅館。オプションで果物摘み(日本語が不自由なのはご勘弁)。
来ているのは皆、高齢者ばかり。その人たちが楽しめる宴会の数々。
まさに圧巻でした。
日本の世代間の負担がなぜ平等にいかないのか明瞭に理解できました。やはり集票はビジネスです。客がいないところに餌を撒いても魚は来ません。
この人たち(温泉旅行参加者)にも配当が出るような商売をしないと商人としては失格です。だから、鶏が先か、卵が先かと言う以前に投票ビジネスとしては立派に機能していることになるでしょう。
はっきり言ってもう“こりゃだめだ”と思いました。あと10年たっても20年たっても変わらないでしょう。

ひとつだけ救いようがあるかもしれないとすれば商品を提供する側に回れば良いのでは。
選ぶよりも選ばれる側に回り、めちゃくちゃなことを馬鹿になって言えばいいのです。私の高校時代、アウトロー的なのがいきなり冗談か“宿題廃止、制服自由化”とやって祭りが始まり、圧勝した結果大騒ぎになったことがあります。
難しいことを考えずに若い人向けに。他の商品を提供している人は高齢者(立候補者)が多いと思います。マーケット的には若者目当てでも商機はあると思います。

ただし、ひとつ大きな落とし穴が。
日本の議員活動は日中、平日に議会が開催されます。そこでは専業が必要となります。
もし落選したら翌日から失業者になります。高齢者は失業しても本来の自分の仕事があったり、出身組合で引き取ってくれたり、家の中から出なければいいのです。ただ若い人が失業(落選)したら猿じゃすまなくなります。ダンボールミノムシでしょう。
ちなみにこちらでは若い人も立候補しますが出来る理由として奥さんが働いていたりと収入は2分の1づつですので最悪の場合でも生活レベルを落とせば生きていくことが可能です。議員は専業では出来ません。
それに議員になっても地方議員レベルではそんなには報償高くないです。地方議員に10万ドルとか払っていたら財政パンクします。
11月13日(土)ですが (スターチスの花言葉)
2010-11-13 03:16:57
11月13日(土)
に名古屋市で若い方々に選挙に関心を持ってもらうための
イベントが開催される予定です。
名古屋市以外の自治体でも企画して欲しいです。
僭越ながら (kaietsu38)
2010-11-13 12:12:00
以前から思っていたのですが、若者マニフェストのサイトデザインは配色が優しすぎて内容とイメージが合致していません。
ピンクリボンか医療・介護関係のようなイメージで若年層への訴求力が足りないと感じます。
余計な事かもしれませんが、ユーザー目線からの意見、失礼しました。
応援しています。
1票の格差とネット選挙 (rio)
2010-11-13 17:19:20
選挙制度に関する方向に議論が展開しているようなので、シルバーデモクラシーとは直接関係ないかもしれませんが選挙関連のコメントを投稿させて頂きます。


TPPと関連して農業政策が話題になっていますが、日本の農政の正体は1票の格差を背景にした地方の兼業農家票奪い合いのバラマキ合戦ですよね?この機会に1票の格差是正の議論が発展することは有り得るでしょうか?

私は都内在住の大学生ですが、出身は高知県高知市です。住民票もまだ移していません。高知は1票の格差問題においては優遇されている側にあたりますが、はっきり言ってその状態のお陰で何か県民の生活を向上させる政策を呼び込めていると感じることはありません。

1度父親(農業とは無関係)に1票の格差の是非について尋ねたことがありますが、「とはいえ地方の人間としては発言力が大きいのは良いことだ」と貰える物は貰っとけという風に捉えている印象を受けました。1票の格差で得をしているのはいったい誰なのでしょうか?問題の兼業農家や高齢者では?

ごく一部の利害関係者のためだけに存在する仕組みのせいで、国政選挙の度に地方の人間が十把一絡げに大都市圏の有権者からズルい呼ばわりされるのは私は耐えられません。


ただしもし実際に1票の格差を是正するのであれば、普通に考えて人口の少ない地域では選挙区が今以上に拡大します。ただでさえ車で2時間走ってもまだ同じ選挙区という状態なのに、これがもし高知県全土でひとつの選挙区というようなことになればどうなるでしょうか?現在のような選挙のやり方では投票する側にも投票される側にも大きな負荷がかかることが想像されます。

ここは選挙のやり方の抜本的な見直し、ネット選挙の導入が必要不可欠でしょう。候補者を一同に集めてのテレビ討論、ブログやUstream・動画サイトで政策発信、ネット投票。これらが実現されれば物理的な問題を大きく軽減できます。それに大量のスタッフを雇って選挙区をまわる人海戦術のような現在の選挙手法よりコストも抑えられるのではないでしょうか?

私はもちろん1票の格差是正に反対はしませんが、大都市圏の方にはこういった地方独自の事情も考慮した上で是正推進をして頂ければなと思います。若者のひとりとしてネット選挙にも賛成ですが、何分地方は高齢者の声がさらに大きいので上記のような文脈でもない限り受け入れられないのではないかなとも考えます。
Unknown (Unknown)
2010-11-13 22:17:55
rio様へ
公職選挙法を改正してネット選挙を実現するには総務省が
反対するのでは?
Unknown (Unknown)
2010-11-17 13:56:55
問題の根本をより掘り下げて考えなくてはいけないですね。

結局、選挙制もっといえば政治とは、お金なんですよ。

高齢者ばかり投票にいっている背景には、高齢者ばかり立候補する背景がある。その背景には、お金持ちでもなければ選挙に立候補できない制度がある。その背景には、お金持ちでなければ雇用に対する思想が微塵もない経済界や、宗教的思想をもつ特定団体に買収され、民意を反映しづらくなってしまう。

わかりやすくいえば、麻生氏や鳩山氏です。麻生氏や鳩山氏を金で抱き込むのは、まず不可能でしょう。しかし、ああいう年よりはなかなか若者からの共感を得辛く、若年層の投票率が下がってしまう。

こういう様々な要因を複合的に考えて、それでいて、選挙のあり方を変える必要がそもそもあるのか、ないのかという風に考えていかないといけないと思います。
予算 (Ts)
2010-12-08 20:03:01
予算編成のニュースが流れてきてますが見事なまでに減税先行・負担増先送りですね。

・法人税5%減税を首相が指示
・子供手当3歳以下7000円アップで2万円へ

・配偶者控除見直し先送り
・武器輸出三原則見直し先送り

若マニとしては看過できない事態でしょう。個別項目はともかく純増税しないと財政がもちませんから。
世代間ギャップ? (大和魂)
2010-12-23 16:01:08
はじめまして。
コメントさせて頂きます。

世代間格差というよりかは世代間対立。いずれは世代間対立→世代間抗争となるでしょう。

一度「特権」を手中にした者たちは、絶対に手放そうとはしないでしょう。だとしたら、少々嫌な言い方になりますが、日本の歴史をひも解くと、幕末時代に薩摩と長州は倒幕の準備をし、土佐藩は坂本龍馬の提案により、山内容堂が徳川慶喜あてに大政奉還の建白書を提出し、大政奉還を成し遂げました。

しかし、徳川慶喜は尚も政権に居座り続けました。
薩長は武力討幕しかないということは最初から睨んでいたのでしょう。幕府に謀略をしかけ、鳥羽・伏見の戦いが始まり、結局は武力倒幕で江戸幕府は幕を閉じました。

それと同じようなことが起こると思います。
団塊・老年世代は、高度経済成長期をアメリカの恩恵の基過ごし、朝鮮特需も相まって恵まれた暮らしをしてきました。
一方、若年層には見下す、または自分たちが行ってきたことを伝えるわけでもなく、ただ単に自分たちの時代は良かったとふざけとことをぬかし、最後の最後まで自分たちは恵まれた老後を過ごそうとしているものと思われます。

しかし、団塊・老年世代には、必ず天罰が下ることでしょう。

「あなた方も神のごとく慈悲深くあれ。
 人を裁くな。そうすれば裁かれない。
 人に与えよ。そうすれば与えられる。
 あなた方が人を測る計りで、あなた方も測り返される。」
 
 ルカの福音書から抜粋しましたが、団塊世代は若年層を「裁いて」います。

 きっと、現生以後も永久に付きまとい、地獄を見ることでしょう。

 また、若年層のチャレンジ精神、新たな発想は、団塊・老年世代には分からないのでしょう。むしろ時代を読めないのではないのでしょうか。また脅威とも感じているのでしょう。

しかし、「脅威」は与えていくべきでしょう。
与え続け、屈服するまで行うべきでしょう。

保守や革新という話ではなく、
単純に国家と暮らしという視点から考えれば、
誰にでもわかる問題だと思います。

若年層(私もですが)、私と同じ世代の人たちと共に日本を良くしていきたいと思っています。