城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

池田山大津谷コースとストック考 20.6.27 

2020-06-27 19:38:09 | 山登り
 朝少しだけ畑に行き、朝食後池田山の大津谷コース登山口に向かった。大津谷公園は、既に多くのビジターで賑わっていた。日帰りのバーベキューあるいはキャンピングか。先週貝月ゲレンデもキャンピングの人たちがいたが、安近短のレジャーとして確実な足場を占めたということか。最近のお父さん方はおじさんの時代に比べて家族サービスに抵抗があまりないのかとも考える。

 大津谷コースの登山口には既に4台の車。8時にいつものように獣害柵を開けて、目の前の急な斜面の登りにかかる。何回登っても最初の20分の登りがきつく、ここでよれよれとなる。おまけに今は梅雨時、汗を一杯かきながらの苦しい登りだ。前回登ったのは、昨年の11月23日だから気温も湿度も高い。途中、単独の登山者を追い越す。50分歩いたところで、もう限界ということで、一休み。このあと、林道へ出るための最後の急な登りがある。林道に出てしまえば、あとは快調にとばせるのだが、エネルギーが切れてしまったのかとばせない。電波塔のたつピークに9時20分過ぎに到着。少し、休憩後来た道を引き返す。登ってくる6人のグループと単独者に会った。さらに、獣害柵のところでかつては同じ山岳会に所属したYさんに遭遇した。シニアボランティアの仕事の後、ここに来たという。10時半登山口に到着した。家では家内に随分早いお帰りねと言われた。

 大津谷コースの中間地点 8時39分
 
 林道に出る 9時13分

 電波塔から山頂を望む 9時25分
標高差700m弱、時間1時間半弱 まあまあといったところか

 ここからはストックについて考えてみたい。若いときは、もちろんストックなどはなかった。退職後再開した時は、ストックを使うことが常識となっていた。いつからポピュラーになったかはわからないが、歩くスキー、ノルディックではストックを使うので、ここから始まったのかも。若い人(特に体力に自信のある人)はストックは普段使わない。山のガイドからは下りにストックがあると膝に負担がかからないと言われた。確かに、それもあるが、年齢を重ねるとかなりバランスが悪くなるためと思う。

 ヤブをこいたり、沢を登ったりするときは、ストックを使うかどうか迷う。おじさんは、片方の眼と耳が不自由なのでバランスが特に悪い。このためほとんどの山登りで一本のストックを使う。仲間も沢登りを除くと一本だけ使っていることが多い。一本だと片方で木につかまりながら、ストックを持つ手はヤブをかき分けて進むこともできる。もちろんストックの長さを状況に応じ、調整することが必要だ。今日の池田山はシングルだったが、ここならダブルの方が登りでは有効ではないかと考えた。次回はダブルで挑戦してみたい。



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