城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

タマネギの話 22.5.26

2022-05-26 13:08:38 | 野菜作り
 ここのところタマネギの高騰ぶりが伝えられている。最大の産地である北海道(”タマネギ御殿”があるとか聞くが、見たことはない)が天候不順で不作だということ、中国からの輸入がコロナの影響で激減していることが理由だそうだ。値段が2倍、3倍となっているらしい。言うまでもなく、タマネギは様々な料理の食材となる。食料自給率が40%しかない日本では、海外から輸入する食料が円安の影響もあって、値上がり続けている。賃金の上がらない中で食料費の値上げは家計を直撃している。

 幸い我が家はタマネギは自給自足できている。しかし、3月頃となると見かけは大丈夫でも中味が傷んでいるタマネギが続出するということになる。タマネギの植え付けはこのあたりだと11月初め頃が普通である。品種は大きく分けて、3、4種類ある。早生(わせ)、中生(なかて)、晩生(おくて)、中生と晩生の中間の中晩生がある。早生は早く収穫できるが、その分秋頃までしか保存できない。一方で晩生は、翌年の3月頃まで保存できる。さらに早生は晩生に比べて柔らかい。この辺では今が新玉が出回る(収穫)時期だが、サラダなど生で食べるなら、柔らかい早生が良いということになる。

 我が家では、11月初めに中晩生200本、早生(赤玉)20本を植え付けた。このくらいが家族2人で食べきれる量だと思う。時々600本植えるという人がいるが、家族が余程多いか、親戚や友達に差し上げる(「野菜外交」と勝手に読んでいる)のかなと推測する。3月に追肥を行ったが、マルチをかけてあるところはそのマルチをはがし、肥料を施し、再びかけるので結構手間がかかる。それ以外は作るのに大した手間はかからない。

 それでは我が家のタマネギの出来はどうだったのか。やはり低温の日が長く続いたせいかもしれないが、小さな玉のものが非常に多かった。一部マルチをかけずに植付けた所は、その傾向が特に激しかった。

 収穫のサインは株が倒れた状態になること

 早生の赤玉 サラダに最適でスライスし、カツオ節、酢などで食べる
 60cmのビニール紐で4個を結びつけ、もう一組の4個と結ぶ(合計8個)

 結びつけれない程小さいタマネギ 網の袋に入れてこれも棹にぶら下げた

 家の車庫の天井にぶら下げた洗濯棹に先ほどの8個を架ける 小さなタマネギが多い
 この状態でほぼ来年の3月まで保存できる

 最後に家内の一言 「これくらい(小さい)だと何とか食べきれるね!」

 次の収穫物はジャガイモ、ブロッコリー?
コメント
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