聖書には、イスラエル人の民全体が、意図せずに神エホバに罪を犯した場合の贖罪の方法が記されていました。引き続きモーセはイスラエル人の長が意図せずに神エホバに罪を犯した場合の、贖罪の方法を次のように記しています。
「(イスラエル人の)長の1人が意図せずに(神エホバに対し)罪を犯し、エホバ神に禁じられていることを行ったとして有罪になったのであれば、あるいは、おきてに違反して罪を犯したことに気付いたのであれば、その人は捧げ物として傷のない雄の子ヤギを連れて行かなければならない。そして子ヤギの頭に手を置き、エホバの前で全焼の捧げ物をほふる場所でそれをほふる。これは罪の捧げ物である。祭司は罪の捧げ物の血を指で取り、全焼の捧げ物の祭壇の角に付ける。残りの血は全焼の捧げ物の祭壇の基部に注ぐ。供食の犠牲の脂肪と同じように、脂肪全てを祭壇で焼いて煙にする。こうして祭司はその人の罪のための贖罪を行い、その人は(神エホバに)許される」(レビ記4:22~26)。
上の聖句に記されている通り、特別に神エホバの民となっているイスラエル人の長が、意図せずに神エホバに罪を犯した場合の贖罪の方法が記されています。イスラエル人全体が神エホバに意図せず罪を犯した場合は贖罪の捧げ物は若い雄牛でした。しかし、イスラエル人の長が意図せず神エホバに罪を犯した場合の贖罪の捧げ物は、傷のない雄の子ヤギとなっています。民全体の贖罪の捧げ物より、民の長の贖罪の捧げ物の方が軽い負担になっています。このように神エホバの裁きは一律ではなく、罪の大きさと内容によって公正な裁きが行われていました。
次にモーセは、イスラエル人の誰かが意図せずに神エホバに罪を犯した場合の贖罪の方法を記していますのっで次回にお伝え致します。
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