5年ぶりに愛媛県宇和島市上三満(えうみつま)の同級生宅に行きました。
上三満は標高755mの泉が森の中腹にあり、標高は約350mの所にある小さな集落です。
集落の人口は約20人です。この上三満に行くには、やっと車の通れる曲がりくねった道をゆっくりと登って行くと緩やかな斜面の集落に着きます。周囲は柑橘畑に囲まれています。
集落の背後は泉が森で、向かいには標高434mの槇ノ山の遠景が見える場所です。
この上三満は今は、車で何とか行けますが、私が戦後の小学、中学生時代の同級生3人は細い坂道をどのようにして学校に通学していたのだろうかと、ただただ驚く地域です。戦後の履物もない時代の生活が忍ばれます。そうした戦後の厳しい生活環境の中でも、雨が降っても雪が降っても休むことなく通学された忍耐力を思い出し感服です。
その同級生の1人は8年前に亡くなってしまいました。人の世代は移りますが、泉が森と槇ノ山は変わることのない姿を見せていました。
同級生宅前から見る「泉が森」
上三満に上る道の中ほどからの「泉が森」
上三満から見る「槇ノ山の遠景」
上三満の集落
- 山には少し霧がかかっています -
同級生宅前の「杏子の実」
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