７月の俳句（その３）

　７月の半ばを過ぎましたが、梅雨が明けず今年は梅雨の期間が長いように思います。

　そうした中で、近くの柿畑やミカン畑に行くと、

　まだ青い実ですが着実に育っています。

　次郎柿は９月の下旬には収穫が始まります。

　庭ではランタナの花や女郎花に蝶たちが吸蜜に来ています。

　今日は７月１１日～１５日までに詠んだ俳句を紹介致します。

　　　　　　　　　　粋な方　アジサイの花　畔に咲く

　　　　　　　　　　畔斜面　アジサイの花　咲きし里

　　　　　　　　　　美しや　棚田朝霧　梅雨晴れ間

　　　　　　　　　　冷汁に　山椒の葉の　添え出さる

　　　　　　　　　　姉からの　スイカの重し　切り分ける

　　　　　　　　　　　　　　　都知事選　撤退者あり　夏の夜

　　　　　　　　　　　　　　　朝霧の　上の朝焼け　美しや

　　　　　　　　　　　　　　　切り花の　カサブランカの　並びおり

　　　　　　　　　　　　　　　ネムの木の　花の可憐や　魅せられし

　　　　　　　　　　　　　　　妻嘆く　カボチャ泥棒　またも来る

　　　　　　　　　　珍しや　庭で休みし　ジャノメ蝶

　　　　　　　　　　鬼百合の　風に揺れおり　散歩道

　　　　　　　　　　　　　　　　　新潟の写真家の提供の「可憐なネムの木の花」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　散歩道端に咲いている「鬼百合」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　優しい雰囲気の鉢植えの「バラ」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　印象的な鉢植えの「ルドベキア」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　庭で休む珍しい「ジャノメ蝶」