プライベート・ライアン
1998
Steven Spielberg(スティーヴン・スピルバーグ)
戦争映画の一つの終着点と言っても過言ではないかもしれない本作。
スミマセン、初見です。
ビックリしました。
冒頭の20分近くに及ぶ圧倒的なオハマ・ビーチ上陸作戦(ノルマンディ上陸作戦)の中に丁寧に描かれる人間。
徹底的に俯瞰しない視点。
戦争をゲームとしてではなく、そこにいる人間を描いた傑作。
細々入るハリウッド的な気の利いた台詞が珍しく無い。
ちょっといい話としてのライアンの母親を想う司令官は全く別次元。
現地で起こっていることの悲惨さ。
戦争では人が死ぬ。
この当たり前のことを忘れている人なんていないと思いますが、戦争をやめろ。
こんなところに行きたくない。
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現実をリアルに見せるのに特化しすぎて突飛さはありませんけど、それこそが狙いなのでは。