面白い、楽しい。
この作品がつまらないという方がいらっしゃたったらその理由を教えていただけますでしょうか。
「天使にラブ・ソングを」と方法としては似ています。
同じ種類の映画だと思って問題ありません。
グダグダとしたイチャモンの付けようがない。
ファミリー向け映画として分類されている様ですが、それは決して間違いではないのですが、ただそれだけの無害な映画ではないですね。
意図がちゃんとある。
これは、子供のための映画ではなくて、大人教育のための映画なのかもしれません。
監督のリチャード・リンクレイターの本作と過去の作品を観て思ったことに、実は凄く意識が高い方ではないでしょうか。
演出家として落とすべきところがはじめから分かって撮っている。
これが意外と出来ていない監督が多い。
表現したいことがちゃんと映像として表現できている。
ブレて無いし、チャレンジャーです。
リンクレイター監督作品で最も挑戦的な作家性があるのが「ウェイキング・ライフ」でしょうか。私は大好きです。
偽教師が子供にロックを教えてバンドバトルでめでたく優勝という何の変哲もないあらすじです。
けれども、面白い。
というか、面白いのが分かって観ている。
この作品の全ては、エンドクレジットと共に流れる子供達の表情じゃないでしょうか。
あれは演技指導で撮れるものじゃありません。
ただ、本作で言う「ロック」がツェッペリン方面だと言うことは覚悟しておいてください。
これは個人差と言うことで。
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この俳優が好きで好きで。
この人に対して「アンタは俺なのか?」
ってたまに思うよ。