notation

本を読む馬鹿が私は好きよ

2006-05-01 02:31:06 | 侃々諤々
「本を読む馬鹿が私は好きよ」(by 糸井重里)という名コピーがあります。

それは真実でなくてもいいし、むしろ理想であってほしい。
今までに読んできた本が1%も体の一部にもなっていない事実。1%も女を口説くことに役立ったこことのない事実。
それでも僕らは本を読む。
その本について一晩中話す、それが普通になる時代を再び作り出すことができる日まで。
「本を読む馬鹿が私は好きよ」そう言ってくれるあなたが現れるまで。

このコピーを考えた男子的な発想は「あなたの好きな本にたどり着くまで読み続ける」が直接なんだろうな。多分。
それで良いと思うんです。根源は何でもそうなんだと思うのです。
何かしらの表現に身を置く者がこの気持ちを持っていないことは無い。
それを認めない、あるいは持っていないボケナスは何もする必要は無い。何も生み出さないもの。

仕事バカ

2006-05-01 02:21:01 | 侃々諤々
「仕事ばかりしているバカが私は好きよ」ということではなく、
「仕事ばかりしていると本当にバカになってしまいますよ」というお話。

ここ3ヶ月くらいホントに仕事ばかりしていて、つまらないったらありゃしない。
仕事と労働は分けなきゃいけないなんてことはどっかの哲学者が言っていて、そんなこと言われなくても分かってるさ、バーカ。と思っていたのですが、気が付けばこっちがバカ。やつら(仕事)どんどん浸食してきて、いつの間にか人格すら喰ってきます。
それも気が付いてみれば、なんですけど。
やってるうちはそこそこの充実感もあるし、それなりに評価もされたりして気持ちの良いこともあるんですが「で、何やったの?」ってことになると全く何も残っていなかったりします。
お金くらい。それも小銭。

腹が立つのでやってきたここと同じくらい馬鹿みたいなことにお金を使ってみました。と言ってもたかが知れていますけど。
使う当てもないモノ買ったり、読むアテも無い本を買ったり、もうダウンロード済みのCDを買ったり、多分年に3回くらいしか着ないけど高い服を買ったり、ビールを残すほど注文したり。
そう、これ。

馬鹿ですね。
随分散財したあとに気付きました。これも馬鹿。
借金してないだけマシですが。

スケールのデカイ仕事をしている人が3年後辺りには暴落するであろう京浜湾岸地区のマンションを買ってしまう気分がちょっと分かりました。

程々に友達とエロ話しないとやってけない。そのエロ話の糧になるものとは。
そのことに気付いたので本当に読みたい本を4冊ばかり買って帰宅。まだ読んでない本は山の様。多分、それらは読まないな。