全て実体験上と自分の耳を信じた現状の報告という形になります。
まず、エンコード。
私の場合は圧縮率と音の兼ね合いからAAC192で全てエンコードしています。
巷には優れたエンコーダーと言われているLAMEがあるのですが、まだ発展中で、iTunesに組み込むのは若干の知識を要するので、もう少し様子を見てオススメできるものであればオススメしていきたいと思います。
実際、AAC128(iTunesデフォルト)でエンコードして、CDとiTunesからかけた各音をブラインドで当てろ、と言われたら日本音響研究所の様なその道のプロで無い限り無理だと思います。私もできる気がしません。
エンコードをかけると音源によってはどうしてもノイズっぽく反映されてしまう音があります。これは圧縮していると言うことからやむを得ないでしょう。JPEG圧縮がかかった画像のジャギった感じ、デジカメとフィルムで撮った写真の違いと言えばおわかりでしょうか。
私が結局MDを最後まで買わなかった理由はそれです。
しかし、聞くスタイルを考えてみてください。いつiPodで音楽を聴いていますか?
殆どの場合、通勤や通学などの「野外」で聞くことが殆どではないでしょうか。
自宅のような静かな環境で聞く場合については、またいずれお話しします。
常に雑音が飛び交う中で聞いている。そうすると再生されている中のある程度のノイズなんて耳に入りません。
私がiPodを買って初めて自分のCDをiPodに入れて聞いてみたときは「なんじゃこの出来の悪いラジオみたいな音は?」でした。正直がっかりしまた。しかし、人間の持つ感覚器官が全てそうなように耳も例外ではありません。すぐに慣れてしまいます。電車内で隣に立っているオッサンのことを「クサッ!」と思ってもそれは2分程度で慣れてしまいます。時折風に乗って漂ってくるビッグウェーブが香る程度でしょう。
それと同じコトです。
悪い音に慣れるということではなく、実際に鳴っている音からその環境に応じて耳(脳)が自分の好みの音だけを抽出すると言うことだと思います。
ですので、前置きが長くなりましたが、物理的な周波数とかビットレートという視点ではなく「どうすれば音が良く聞こえるような気がするか」ということでお話を勧めさせて頂きます。
自宅で良い音で聞きたいのであればオリジナルの盤で聞けば良いのです。
先も触れましたように、iPodの音はタモリの様に自宅に立派なオーディオシステムを備える人にとって決して満足できる音ではありません。
そして、よく言われる「標準のイヤホン使ってるの?信じらんねぇ。」というのはそれほど間違いだとは思いませんが、それも個人の趣味です。
ヘッドホンも全て音が違います。私が使ってるBANG & OLFSEN A8というイヤホンはとても忠実な音だそうです。あまり分かっていませんが、気に入って使っています。その代わり低音が弱いと言われることも良くあります。ゴリゴリの低音を放つBOSEのヘッドホンを好んで使う友人もいますし、環境音を遮断するSONYのインイヤータイプを使っている友人もいます。主に聞く音楽が皆さん違うように、一概に並列に並べることは決してできませんよね。
だから、決してヘッドホンも高ければ良いというわけではありません。恐らく高ければそれなりに音は良いのでしょうが、iPodはその性能を発揮できるほどのプレイヤーでは無いと思います。
そう考えると、標準イヤホンというのはそれほどの罵るべき存在では無いと思います。私は外で聴くときは標準イヤホンを使っています。取り回しも良いですし、壊れてもそれほどイタくはありませんし。
標準イヤホンの、ある程度の遮音性とノイズを再現できない解像度の低さがプラスに転じるシチュエーションは少なくないでしょう。
最近よく見かけるノイズキャンセルヘッドホンの仕組みは、外で鳴っているノイズの逆位相のノイズをヘッドホン内で意図的に鳴らすことでノイズを打ち消すという仕組みだそうです。
逆位相というのは私も良くは理解していないのですが、流れている音の波形があったとしたら、それを上下反転したような波形の音と言うことなのでしょうか。1-1=0ということなのでしょう。
余談ですが、その仕組みを利用してお好みのアーティストのアカペラバージョンを作ることも可能だそうです。CDシングルにオマケで入っているカラオケトラックを逆位相に変換してボーカルバージョンと重ねると楽器の音が消えてボーカルだけのトラックが出来上がるんだそうです。
ノイズを鳴らして消していると言うことはもし音楽の中にぶつかる周波数があった場合、それまでも打ち消してしまうと言うことです。と言うことは、外で鳴っている音と曲の中のノイズが重なった場合は既に打ち消されていると言うことになります。正確に言うとそんなことはあまり無いのでしょうが。実際私が電車で聞いているときに曲のノイズが気になったことはほぼありません。
もの凄く大雑把にまとめてしまうと「迷わず聴けよ、聴けば分かるさ。」。
細かいコトなんて気にしたらキリがありません。本文のタイトルと逆説になってしまいますが、今のところの実感としてはそんなところです。
好きな曲をガンガン入れて、気が向いた時に聴く。
iPodは音質よりも「聴いて楽しい」ために生み出されたプロダクトであるということなのです。
まず、エンコード。
私の場合は圧縮率と音の兼ね合いからAAC192で全てエンコードしています。
巷には優れたエンコーダーと言われているLAMEがあるのですが、まだ発展中で、iTunesに組み込むのは若干の知識を要するので、もう少し様子を見てオススメできるものであればオススメしていきたいと思います。
実際、AAC128(iTunesデフォルト)でエンコードして、CDとiTunesからかけた各音をブラインドで当てろ、と言われたら日本音響研究所の様なその道のプロで無い限り無理だと思います。私もできる気がしません。
エンコードをかけると音源によってはどうしてもノイズっぽく反映されてしまう音があります。これは圧縮していると言うことからやむを得ないでしょう。JPEG圧縮がかかった画像のジャギった感じ、デジカメとフィルムで撮った写真の違いと言えばおわかりでしょうか。
私が結局MDを最後まで買わなかった理由はそれです。
しかし、聞くスタイルを考えてみてください。いつiPodで音楽を聴いていますか?
殆どの場合、通勤や通学などの「野外」で聞くことが殆どではないでしょうか。
自宅のような静かな環境で聞く場合については、またいずれお話しします。
常に雑音が飛び交う中で聞いている。そうすると再生されている中のある程度のノイズなんて耳に入りません。
私がiPodを買って初めて自分のCDをiPodに入れて聞いてみたときは「なんじゃこの出来の悪いラジオみたいな音は?」でした。正直がっかりしまた。しかし、人間の持つ感覚器官が全てそうなように耳も例外ではありません。すぐに慣れてしまいます。電車内で隣に立っているオッサンのことを「クサッ!」と思ってもそれは2分程度で慣れてしまいます。時折風に乗って漂ってくるビッグウェーブが香る程度でしょう。
それと同じコトです。
悪い音に慣れるということではなく、実際に鳴っている音からその環境に応じて耳(脳)が自分の好みの音だけを抽出すると言うことだと思います。
ですので、前置きが長くなりましたが、物理的な周波数とかビットレートという視点ではなく「どうすれば音が良く聞こえるような気がするか」ということでお話を勧めさせて頂きます。
自宅で良い音で聞きたいのであればオリジナルの盤で聞けば良いのです。
先も触れましたように、iPodの音はタモリの様に自宅に立派なオーディオシステムを備える人にとって決して満足できる音ではありません。
そして、よく言われる「標準のイヤホン使ってるの?信じらんねぇ。」というのはそれほど間違いだとは思いませんが、それも個人の趣味です。
ヘッドホンも全て音が違います。私が使ってるBANG & OLFSEN A8というイヤホンはとても忠実な音だそうです。あまり分かっていませんが、気に入って使っています。その代わり低音が弱いと言われることも良くあります。ゴリゴリの低音を放つBOSEのヘッドホンを好んで使う友人もいますし、環境音を遮断するSONYのインイヤータイプを使っている友人もいます。主に聞く音楽が皆さん違うように、一概に並列に並べることは決してできませんよね。
だから、決してヘッドホンも高ければ良いというわけではありません。恐らく高ければそれなりに音は良いのでしょうが、iPodはその性能を発揮できるほどのプレイヤーでは無いと思います。
そう考えると、標準イヤホンというのはそれほどの罵るべき存在では無いと思います。私は外で聴くときは標準イヤホンを使っています。取り回しも良いですし、壊れてもそれほどイタくはありませんし。
標準イヤホンの、ある程度の遮音性とノイズを再現できない解像度の低さがプラスに転じるシチュエーションは少なくないでしょう。
最近よく見かけるノイズキャンセルヘッドホンの仕組みは、外で鳴っているノイズの逆位相のノイズをヘッドホン内で意図的に鳴らすことでノイズを打ち消すという仕組みだそうです。
逆位相というのは私も良くは理解していないのですが、流れている音の波形があったとしたら、それを上下反転したような波形の音と言うことなのでしょうか。1-1=0ということなのでしょう。
余談ですが、その仕組みを利用してお好みのアーティストのアカペラバージョンを作ることも可能だそうです。CDシングルにオマケで入っているカラオケトラックを逆位相に変換してボーカルバージョンと重ねると楽器の音が消えてボーカルだけのトラックが出来上がるんだそうです。
ノイズを鳴らして消していると言うことはもし音楽の中にぶつかる周波数があった場合、それまでも打ち消してしまうと言うことです。と言うことは、外で鳴っている音と曲の中のノイズが重なった場合は既に打ち消されていると言うことになります。正確に言うとそんなことはあまり無いのでしょうが。実際私が電車で聞いているときに曲のノイズが気になったことはほぼありません。
もの凄く大雑把にまとめてしまうと「迷わず聴けよ、聴けば分かるさ。」。
細かいコトなんて気にしたらキリがありません。本文のタイトルと逆説になってしまいますが、今のところの実感としてはそんなところです。
好きな曲をガンガン入れて、気が向いた時に聴く。
iPodは音質よりも「聴いて楽しい」ために生み出されたプロダクトであるということなのです。