junzirogoo!!!

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2006・東京行(珍道中?)。その3。

2006年11月22日 19時43分41秒 | 旅行記
こちらの記事の続きです。

渋谷に着いても状況は変わらなかった。どこも店は閉まりまくっている。
ここでも、またウロウロするが、結局、喫茶店は見つからない。雨もパラついてきた。東京の繁華街には朝早くから営業している喫茶店はないのだろうか?
仕方なくハチ公前まで戻ってくると、交差点を渡った真向かいの白いビルにある、さっきは閉まっていたスターバックスが営業を始めていた。
2階の窓際の席が、ちょうど渋谷の交差点を見下ろせる位置にあるようだ。とりあえず店の中に入り、サンドウィッチ片手に、「今日のコーヒー」を注文する。
僕は、中学生になるまで親にコーヒーを飲むことを禁止されていた。それが、逆にコーヒーに対する好奇心を生んだようで、今でもコーヒーは好きである。もしかすると、お酒より好きかもしれない。しかし、銘柄までこだわるようなことはしない。しかも、優柔不断ときているので、今のように特に決めていないときは、「今日のコーヒー」が無難である。
2階に上がってみると、まわりの店舗が閉まっているせいもあってか、それなりに混んでいる。窓際の席もほぼ埋まっているが、おばさんの横の空いている席に半ば強引に座る。
その席から、外を見まわすと、予想通り渋谷ハチ公前の交差点が一望できた。よくテレビでも出ている絵である。
僕は、その眺望を眺めながら、前に渋谷に来たのが、いつだったか思い出す。が、思い出せない。思い出せないぐらいなので、かなり前なのだろう。10年は経っているかと思う。
しばらく、ボヤぁ~としていた。1時間ぐらい時間をつぶしていると、さらに店内は混んできている。後ろを振り向くと、若い学生風の渋谷に打って付けな2人の女性と目が合う。そのまま何事もなかったかのように、僕はその場を立ち去り店を出る。
ここで、いつも行く系列会社のネットカフェの渋谷店に入り、日々の雑多事のチェックをする。
僕は、写真をやっている時も暗室やスタジオがあまり好きではなかった(←ダメじゃん)。昔、その中に籠もって作業をすることを「行」と自分で呼んでいたこともある。一所に籠もってネクラに過ごすのがあまり好きでないのだ。それに暗いし…。
なので、もちろん、ネットカフェという場所もあまり好きではない。ただ、このような場所は、普段、パソコンを持ち歩かないが、1日1回はパソコンに向かう必要がある僕の今の生活のうえで、遠出をした時にも必要なことができ、また長時間接していなかった情報を享受することができる。それに、だいたいのネットカフェは静かだ。
それでも、やはり好んで長居したいとは思わない。この時も、時間を決め、お昼前には、友人と待ち合わせしているハチ公前へ再び向かう。

待ち合わせをしていた友人は、2人。
共に高校の同級生で、ひとりは夏にも会っているのだが、もうひとりは、3年ぶりだった。
戻ってきたハチ公前には、朝とは違ってたくさんの人が同じように待ち合わせをしているため、人だらけになっている。どこにいるのかわからない。
伝えていた時間に近づくころ、ひとりの友人が僕を見つけてくれた。残りのもうひとり…。
と思って、まわりを見渡すと、彼は正確にハチ公の像の横に立っていた。
3人は、やはり年齢柄、渋谷はちょっと…、ということになり、少し離れ表参道へ向かう。
神宮前の交差点を曲がったら、もうそこは大阪ではありえない雰囲気だった。絵になる。そのせいか、休日にはテレビの取材が多いらしい。この日も番組制作会社系のクルーがやたら目に付いた。一般人でもカメラを持っている人が多い。
3人で、表参道ヒルズ、同潤館を見てまわる。
その後、表参道をそれて裏道へ。大阪の堀江に似た雰囲気の街並みが続く。そして、大きな道に出てみると向かいには竹下通り。
竹下通り(竹下口)
「突入!」してみるが、すごい人通りだ。行き交う人も、立ち並ぶ店のターゲットも、完全に僕らより低い年齢層だ。
そんな中に、突如、老舗の佇まいを見せるとんかつ屋さんが現れた。ちょうど、昼飯処を探していた僕らは、ここで昼メシを済ませる。
(まだまだ、つづく。)

TB。--------
「junzirog:お初っす!
コメント
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