寒いのは、おれのダジャレのことではない。
先日も寒い日があったが、今日も冷える。
今日は早々に、暖房を入れている。
最近、なにぶん、細々したことで忙しい。そして、落ち着かない。
気分は良いが…。
ま、詳しい話は、また、機会ができた時に「発表」することにするが、
今日、外出していて、「妙に人が多いなぁ。」と思っていたら、七五三の親子連れがやたら多かった。
特に、いわゆる「子供写真館」がある近くのスーパーには、列をなしていた。
ここ数年で、かなり広まったこの手の写真館だが、技術的には、あまり高いものを必要としない。
というよりは、「うまいことやっているなぁ。」と、いつも思う。決して、褒めているわけではない。
技術を逆手に利用して、要領よく子供を次から次へと撮影できるように工夫し、ビジネスとしてうまくいくようにしている。
バック切れさえ起こらなければ、子供がどこに立っても撮影できるような、フラットなライティング。
撮り手は、ほとんどの場合、カメラマンではなく、カメラウーマン。女性だと、子供が恐がったりせず、スムーズに撮影が進行する。
このあたりが、「子供写真館」たる所以だろう。
昔からの写真館だと、だいたいの場合、立ち位置も決まっているし、ある程度、人物に陰影をつけるライティングをする。それに撮り手も、たいがい男性(おっさん)だ。
しかし、どちらにも避けては通れない一つの決め手がある。
(良い表情を撮り逃がさない)シャッターを押すタイミングである。
どんな写真を撮る仕事でもこのことは付いて回る。
そして、もう一歩踏み込んだことを言わせて貰うと、
子供を撮る時に、一番そのタイミングについて知り尽くしている、あるいは、データを持っているのは、その子供を育てている親以外にいない。
だから、ヘタクソでもいいので、親も(子供の)写真をいっぱい撮ってあげてほしい。
このような、節目のときには、プロが撮る写真も必要だと思うが(できれば、こういう時こそ家族全員が揃ったの写真をプロに撮ってもらうべきだろう)、親や家族が撮る写真も、必要で重要と言って良い。
結構、その写真のほうが、撮られた子供にとって、後々、心に残っているかもしれない。
(なんか、ちょろと、七五三の子供が寒かっただろうな、と、タワゴトを書くつもりだったのに、ついつい力が入って横道にそれてしまった(^^ゞ )