junzirogoo!!!

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後藤繁雄+高谷史郎@art project room ARTZONE

2007年05月29日 23時42分10秒 | アート・文化
かなり遅くなってしまいましたが、これだけは、ちょこっと詳細を。
去る5月1日に、京都の「art project room ARTZONE」で行われた、「エスクァイア日本版 デジタル写真賞 '06-'07」展での、後藤繁雄+高谷史郎のトークショー。

art project room ARTZONE

会場には、数分前に到着。既に観客の前に座っておられるお二人のまん前しか座るところがなくて、まぁ、座ったのですが、お話はよく聞こえました。
今後の何かの糧になればと足を運んだのですが、終わったときに司会のお姉さんが仰っていたように、なかなかディープな内容で非常に京都まで行った甲斐がありました。
ディープ、とは言っても、ずっとレベルの高い話を話されていたわけではなく、写真がこれまでアナログからデジタルに流れたきた中で、考えてみればそうだなぁ。ということも含め、非常に幅広い範囲の内容でした。
特に覚えているのは、デジタルで写真を撮られているだろう今の子供たちが、大きくなって古びていない自身の幼い頃の写真を見て、どのように感じるのだろう?そこに時間の経過(それに伴う情緒)を感じることができるのだろうか?など。
あと、映像(特に動画)作家の高谷さんが写真を撮ったらどうなるか?という、ほとんど後藤さんの個人的な好奇心から来ていただろう(?)話や、山口のYCAMで、5月28日まで開かれていた高谷さんと坂本龍一さんによるインスタレーションLIFE - fluid, invisible, inaudible...」にまつわるいろいろな話。1999年の「a opera LIFE」の時に、46チャンネルあった音源を、YCAM用に18チャンネルにする作業で、「坂本(龍一)さんは、(会場での出来上がり具合を)ちゃんと想像してきていた。」旨の高谷さんの発言に、後藤さんは、「いや、たぶん、そこまで(想像)出来ていない。彼、テキトーだから。」とあっさり…(笑)。

最後に質疑応答、ということになったものの、あまり質問する人がいなくて、後藤さんが「じゃぁ、写真やっている人。(挙手)」と言われて、思わず手の挙がる僕σ("ε";) 結局、さんざんしゃべっている僕(笑)。
質問、というよりは、YCAMでのインスタレーションの感想を作家本人を目の前にして緊張しながらも、べらべらしゃべっておりました。べた褒めで(^^;)
いや、確かに、あれば凄い作品ですよ。表現されている世界の規模がかなりデカい!

それにしても、京都って、いいな。

TB。--------
「junzirog:GWな、近況。

追記。--------


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