![東京都現代美術館。 東京都現代美術館。](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/da/9b3b1cab128502bae0ffff6acf5e1b1a.jpg)
今日は、以前より、観に行こうと思っていた、東京都現代美術館で行われている、
「+/- [ the infinite between 0 and 1 ] Ryoji Ikeda 池田亮司」展を観に行ってきました。
実は、池田氏の作品に触れるのは初めてでして、基本的に、このような抽象的な芸術は、僕には今まで、あまり縁がないのでした。
とは言うものの、坂本龍一ファンであれば、カールステン・ニコライと絡んでいる池田亮司として、以前から耳に入っており、また、氏の名は、自ずと「ダムタイプ」の音楽を担当していたことも知られているわけで、もう、スルーできない存在なわけです。
作品は、データという普通なら不可視的なものを、視覚や聴覚にわかるように作品化した、と言う感じ(←合ってる?)で、会場では、主にインスタレーション作品を「光=視覚」と「音=聴覚」の2つにわけて展示しされていました。
ちまたにパソコンというものが普及して、しばらく経つこの時期に、非常に時代に合っているというか、タイムリーな作品だと思いました。それゆえに、作品のやろうとしていることがわかりやすい。
特に印象的だったのは、「data.matrix」の中で、壊れた時のパソコンの画面表示のようなものがあったのが、その思いを確かなものにしてくれました。
あと、総合的に思ったのは、関係ないかもしれないですが、やっぱり、作品を創る前から、境界、ボーダーみたいなものを作ってはいけない、作りたくないなぁ、と。作品を創っていく中でできてしまう境界は仕方ないですが、やはり、何かに限定したくない。つまり、[映像]、[音楽]などのジャンルにさえ、敷居を作ってしまうのは、これからの(新しい)芸術では、やらないほうが良いのではないかな?と思いました。
展示は、今月21日(日)まで行われています。
関連リンク。--------
ご覧になられたのですね。
私は馬鹿なので、難しいあれこれはわかりませんが
作品の持つ感覚が、好きです。
作品を見た時の胸の高鳴りが
私を彼に捕らえて離しません。
言葉以外のもので、こんなに魅力的に自分を表現できるって
うらやましいです。
私は、彼のライブに行きましたが
とてもよかったです。
また、行きたいですし、これからの活動にも、期待してます。
コメントありがとうございます。
仰るとおり、言葉じゃないんだと思います。
その感覚、大切にしてください。
ライブ、行かれたのですか?
そういう感想を聞くと、僕も行きたくなりますね。