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NHK版「赤壁(レッドクリフ)」。

2009年05月03日 04時03分02秒 | テレビ番組
もしくは、前・NHK連続テレビ小説「だんだん」版「赤壁(レッドクリフ)」。

3月で終了した、NHK連続テレビ小説「だんだん」。
結局、2月に購入したレコーダー(パナソニック・ディーガ)のおかげで、最終回までちゃんと観てしまったわけだが。
最後まで観終わって、全体のストーリーを見渡してみると、関西的に言えば、非常に「部長刑事」ちっくだったなぁ、と感じた。

「部長刑事」というのは、大阪府警監修の大阪朝日放送が過去に放映していた、刑事モノの30分ドラマである。
普通、刑事モノで30分というのはありえない時間の尺だが、大阪朝日放送はやっていたのだ。それゆえに、大阪府警は30分で事件を解決してしまう、と某漫才コンビのネタにもなっていたことを覚えている。
刑事モノでは、必ず最初に事件が起こる。そんな風に「だんだん」も、まず、一人っ子と思っていた双子が偶然に出会うという、インパクトのある「事件」が起こる。
そこから、ストーリーとしては、それに纏わるいろいろな流れで、ありがちな展開の連続だった印象が強い。個人的には、あの「スウィート・ジュノー」が、あのまま解散せずに、夢の時間がドラマだけに続いて欲しかったような気もするが…。
また、このNHKの連続テレビ小説も尺が短いのは否めない。1日15分で半年だから、普通のドラマのような視聴者の引き込み方は元々できないのだろう。それに相反して、今回の「だんだん」は、ストーリーの内容としては濃かった。それゆえに、「○年後」というところが多く、こちらの頭の切り替えが大変だったように思う。
でも、このドラマの主題は「人と人の繋がり=縁」だったことを思うと、その主題には、非常にかなった作品だったと思う。

そんなドラマの鍵とも言える、ふたりの偶然な出会い現場から最後のシーンに至るまで、いろいろなシーンでその場に立会い、鍵となっていた役柄だったのが、石橋友也。
最初は、ふたりを歌手にするために画策するスカウトであり、歌手になったらマネージャー。最後は、医者になり、めぐみ(三倉茉奈)と知夫里島で診療所を開く。
演じていたのが、山口翔悟という、すでに若いOLの間で人気になっていそうなイケメン俳優。これだけの出番があったのだから、将来を有望視されている俳優なのだろう。
言い換えれば、彼がこのドラマ終了後、どれだけ仕事が増え、どれぐらい世間に露出してくるか、で、おそらく、「だんだん」というドラマが成功だったか、もしくは、そうではなかったのか、が、決まるのではないか?と個人的には思っている。
しかし、どうだろう?
ドラマが終わって、1ヶ月以上経つが、今のところ、僕が彼を今回のドラマ関連以外で見たのは、不動産の「センチュリー21」のCMで、ケイン・コスギの脇役で出ているのだけである。


さらに、「センチュリー21」のサイトのCMの紹介されているページをを見ると、紹介されているのは、ケイン・コスギだけで、ショウゴ・ヤマグチは、全く触れられていない。この触れられてなさには、さすがに残念だった。
ゆくゆくは、ケイン・コスギに代わって、彼がメインになるのであれば、わかるが、いまいち、そのように思えない。
ちなみに、そんな山口翔悟は、山田康太役だった久保山知洋と同じ所属事務所である。

ところで、最近、気になっているのは、
ドラマの中で、幾度となく、山口翔悟の演じた、石橋友也の出身地の隠岐・知夫里島の「赤壁」の話が出て、ラストシーンもこの「赤壁」で、撮影されているが、これは、映画「レッド・クリフ」を、何か意識しているのであろうか?もしくは、時期的に偶然だったのであろうか?
ま、どちらにしても、この気付かれてなさだけとっても、非常に残念だったw。

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