早稲田建築AO入試 空間造形力エキスパートコーチ 高橋順一の日記:合格最短の秘密


国内外美大デザイン受験指導32年約1000名累計合格率89.9%
/早稲田建築AO他10年指導コーチング

デッサン初級 : 最初の一歩「平面と立体の違いはどう描く?」

2019-04-15 11:16:18 | 早稲田建築AO受験マスタ−コーチの秘密
建築科における実技(空間造形力➡基礎空間デッサン力)入試の出題側の意図は
 
建築物は大きい立体物であり、外観である意匠造形と内部空間の意匠造形が基本であり、
それに廻りの環境があり、山や河、森林、海岸、あるいは都市、植栽、そこに住まう人間
交通、社会インフラ、公共建築関連や住宅がありますが、AO入試ではさまざまな出題意図を通じて、21世紀に生きる受験生がどういう建築に対してのどういう意識を持っているか、日本独自の歴史と文化・芸術と都市環境という意識や、少子高齢化、自然災害や原子力などの問題、自然との共生や異なる文明と文化、宗教など外国人との共存などの幅広い視野から出題がなされます。

むろん、建築科ですので、建築に関連する問題もあり、文学やあるいは新聞、新書などの見る世界や国内などの出題がある事もありますので、普段から受験勉強以外で幅広いさまざまな書籍、あるいはボランテイア、高校の社会体験、部活、交換留学等などにおける体験。そして、建築関連の書籍や雑誌等などにおける体験も自分の頭と言葉で語る自分の建築への世界観を書く練習もデッサンの練習も両方が必要です。

➡ 添付資料にあるデッサン最初の一歩: 平面と立体の違い紙という2次元(平面)に立体に見えるようにするためには、下記のAでは円と四角という図に見え、平面的ですね、
立体に見えるようにするには、遠近法と光の意識と物体における陰影の表現の知識と描写の描画練習の、両方のノウハウが必要なります。





 
A アウトラインのみ(輪郭線) B アウトライン+色面(鉛筆デッサンでは調子・トーン)

実際には鉛筆の硬さにより、さまざまな明るさで描くことができます。対象の材質によって描き分けることができます。






➡ 添付資料では線と遠近法の知識。光源と幾何形体の影の出方と知識。写真と鉛筆デッサンの比較。背景と幾何形体の関係などをみて自分でも、自宅にあるテイッシュボックスや球体などに近いボール、画材屋(東急ハンズ等、またはAmazon)では発砲スチロールの球体などを手に入れると、白いのでデッサンを書く際に影の変化が見やすいので勧めます。



■鉛筆等の画材は以前に何度も描いたので、そちらを参照してください。
まずは、描くことです。うまく描けないでも心配しないでください。とにかく最初の一歩をスタートすることです。

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