シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

修理されたアンプを相性のいいSPと組み合わせると

2019年06月17日 | オーディオの今は
左と右はネットから拾った写真。 中央は拙宅の SP : L-88 のネットを外した写真。 2台の M-50 上の小箱は自作プリアンプ。 右は英ロス社のハイブリッドアンプ MC-4。
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およそ30年以上前に NEC から、50W 出力の 5万円のモノーラル・アンプが発売されました。 ステレオ用には2台で 10万円でしたが、それなりの評価を得ていたと記憶しています。 業界雀の噂によると サンスイ (?) のエンジニアが転職してきて作り上げたとも …
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日本電気 M-50 シングルチャンネルアンプ ~ 外形寸法 幅210x高さ132x奥行き423mm 重量 8.2kg 実効出力 100W (20Hz~20kHz、0.006%、6Ω) 周波数特性 5Hz~300kHz 全高調波歪率 0.004%(20Hz~20kHz、8Ω、75W出力時) 消費電力 100W 発売時期 1986年頃
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これも父の遺産の1つです。 私の技術では直せないので、磯子に住むオーディオの師匠に依頼し、修理してもらいました。 師匠のアイディアで アンプ内部に冷却ファンも取り付けてあります。 夏場に効果を発揮するよう ON-OFF スイッチ付きファンです。
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これを JBL の 30cm スピーカーシステム L-88 に繋いで聴いたら、抜群の効果がありました。

それまで使っていた英ロス・オーディオ社のプリメインアンプ MC-4 と比べて、一瞬 音が引っ込んだように感じましたが、音像が明確になり さらに艶やかさも増して、ロス・アンプの音像が2次元的と表現するならば、3次元的になったように思いました。

特に ヴァイオリン・ソロの曲を再生すると、抜群の効果を発揮します。 30cm スピーカーがヴァイオリンの大きさに近く、それがいい効果に繋がるのかも知れません。 38cm スピーカーに M-50 を接続して再生すると 音像が大きくなり過ぎ、30cm の方が効果的のように感じます。

こういう 絶妙の組み合わせに当たるとは、予想もしませんでした。 これだから オーディオ機器の無限の組み合わせがあって、各趣味人それぞれの使い方があるのかなと想像しました。

更に私が感じた感想を述べると __ 甘い、蜜がしたたるような、しっとりした ヴァイオリンの音色に近い音がすると感じます。 歪みもなく シャープな鋭い音ではありませんが、実に心地よい再生音が聴けます。 この M-50 と L-88 の組合せは絶妙としかいいようがありません。

他の音楽ソース 例えば オーケストラ作品のうち クリュイタンス指揮ベルリン・フィルの「運命」を聴いてみたら、これまでになく聴きやすい音に聴こえました。 61年も前の古い EMI 録音ですが、全然古臭さを感じませんでした。

以前は 38cm スピーカーで聴いた時は、どうしても録音が古い 一種の硬さを感じましたが、これではそうではありませんでした。 M-50 はシャープな音を打ち消して聴きやすくしてくれるようです。
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一方 ロス・オーディオ社のプリメインアンプ MC-4 には iPod 用のスタンドがあり、そこに iPod を乗せると アナログ出力信号がアンプに入力され、充電も同時にされるので、iPod を使うには便利なアンプです。

MC-4 は、プリが管球式・メインがトランジスタのハイブリッド・プリメインアンプなのですが、音色はトランジスタでしたね。 プリ出力端子があればいいのですが、あいにく拡張性はなく そこで完結するように設計されたものでした。 iPod 全盛期に設計され、iPod 専用機としてお手軽に使うアンプだったようです。

ねばっこいというか 音域が狭いというか 管球の音が含まれているかなと期待して購入したのですが、そうではなく トランジスタの音でした。 また MC-4 は箱に入れて暫く引っ込んでもらう事になりました。

今日はここまでです。

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