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シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

“ちょい漏れ” オヤジになりたくは …

2015年04月29日 | 分からな~い人生
風がスカートを巻き上げるのを見て、りんごをかじるサルが「いい風じゃな、隣の美足も …」と思っているのかどうか …
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来月 父の七回忌が来ます。 6年前の2月に亡くなったから本来は2月ですが、母が92歳と高齢で、冬を避けて3ヶ月後にしたのです。

その父が生前 よくいっていました __「このトシにならないと 分からないことはいっぱいあるよ」と。 何をいってるのか分かる場合と分からない場合がありましたが、要するにトシを取って様々な機能が衰えてきて、それまで出来ていたことが出来なくなったことに気づかされる、ということだったようです。
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「患者数 500万人 便を漏らしてしまう “便失禁” って何?」(週刊朝日 4月25日 ※追加1へ)
「トイレであれ? 50代の3人に1人が “ちょい漏れオヤジ” だった」(dot. 2月17日 ※追加2へ)
 「肛門と膣を締めたり緩めたり 尿漏れの対処法とは?」(dot. 14年4月4日 ※追加3へ)
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これは私の失敗談。 何年か前に 長野・蓼科高原 (たでしなこうげん) のリゾート地に何泊かの避暑旅行に行ったときのこと。 ホテル個室付きの風呂よりも共同風呂の方が大きくて気持ちがいいから、毎日 共同風呂へ入っていました。

何日目かに いつも使っていた脱衣カゴの端の棚が空いてなかったので、その横の棚に脱いだ下着と浴衣 (ゆかた) を放り込んで入浴しました。 上がって下着を取り出して着ようとしたら、パンツが茶色に少し汚れているのに気づいたのですが、同じようなパンツだったのでそのまま履来ました (いつの間にか汚したのかなと少し不審に思ったのですが ... )。

上シャツも着ようとしたら、全然知らない宿泊客のお爺ちゃん (70〜80歳くらい) が上がってきて私が履いたパンツを震える指で指差していうのです __「こ、これはっ …」

はっと気が付いて「すいません」と謝って、すぐに履いたパンツを脱いで端のカゴに戻しました。 いつも同じ棚のカゴに脱いだ下着と浴衣を入れていたから、その日は違う棚を使ったのをド忘れし、勘違いして いつもの棚のカゴの衣類を着てしまったのです。

大体 入浴に来る宿泊客は同じような格好で来るから、脱いだ衣類も同じようなものに見えます。 そんな偶然が重なって他人の下着を間違って着てしまったのです。 お爺ちゃんに指摘されなかったら、そのまま部屋へ戻ってしまったかも (指摘されて良かった)?
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この失敗の件で、老人は漏れ易いのかなと気が付きました。 父も最後に入院する1〜2年くらい前は 尿意便意を催して家のトイレに行く途中で間に合わず、下着の中に漏らしてしまうことが度々ありました。

その度に母がトイレ後に父を浴室に連れて行って、衣類を脱がせ、シャワーをかけて汚れを落としていたものです。 母は洗濯が多くて大変だよーとこぼしていました。「オムツをしたら …」というと、「嫌がるんだよ」ということでした。 確かにあまり気持ちのいいものではないでしょう。
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私の失敗談 その2。 60歳頃だったか、腹の具合が悪い日のことでした。 何度かトイレに行って水のような便を排泄していました。 部屋に戻って PC 卓の前の椅子に座り、PC 操作をしていたら、また尻がムズムズしてきました。 

またトイレかと思ったが、さっき行ったばかりなのでと、PC 操作を続けているうちに意に反して体が我慢できなくなったのか ピュッと小量の水のような便が “漏れてしまいました”。

あっと思い、ソロソロとトイレに行って下着を下ろしたら、下着に留まるくらいの量が漏れただけでズボンには達していませんでした (パンツもうまくできています)。 腸に残った水のような便を排泄して浴室で尻を洗いました。

この経験から 以後 腹の具合が悪いときは、大丈夫と思っても我慢せずに早めにトイレに行くように心がけています。 若い頃とは違って肛門を閉じる括約筋の機能も衰えているのでしょう。 その後 同じ失敗を繰り返すことはなくなりました。
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誰でも歳を取ると、様々な機能が衰えます。 出来ることは、体を動かして 出来るだけ筋肉を使い、衰えを遅らせることです。 衰えを止めたり、若返ることは出来ません。 それは生物である限り、避けられないことです。

筋肉ではないが、脳も生物組織だから衰えます (というか少しずつ死滅するらしい)。 脳の衰えを遅らせるには、常に考えることだと思います。 また 指を使うとボケを遅らせるともいいますね。
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東北地方に住む92歳の母は、半年ほど前から朝 フトンから起き上がるのが思うようにできなくなったといいます。 足の筋肉が衰えているのです。 しかし自分で工夫して両手を使って上半身を起こし、座卓に尻を付いて それから立ち上がるようにすると あとは自力で歩けるといいます。

それ以外は、自分の身の回りのことはすべて自分でやります __ 主に買い物、料理、洗濯と通院です。 掃除は週2回ヘルパーが来てやってくれます。 子供の私たちが模様見に1〜2ヵ月おきに帰省するから、ほぼ毎月どちらかが母がいる実家へ行きます。

帰省中 我々子供の男兄弟2人は調理しないから、母が調理してくれる (少し申し訳なく思っているので朝食作りは手伝います)。 洗濯物は使ったフトンのシーツと枕カバーだけを帰る日に洗濯機に放り込むだけです。 下着やパジャマは持ち帰って洗濯します。

若い頃は帰る日に、母が朝作った弁当を持って高速道で帰り、途中のパーキングエリアで食べていましたが、今は弁当は作ってもらわないようにしています。 母の負担を減らすためです。

92歳にしては元気なほうだと思います。 しかし いつかは体の自由が利かなくなり、その時は施設入所を我々兄弟と本人も考えているが、本人はあまりそのことを今から前もって話しを進めたくないようで、「その時はその時だよ」といっています。 本人の希望を尊重して、今はあまり入所を押し付けないようにしています。

今日はここまでです。


※追加1_ 福島県在住で会社員の吉川早苗さん (仮名・59歳) は数年前から便意をもよおすたびに我慢ができなくなり、便を漏らしてしまう症状 (便失禁) に悩んでいた。 徐々に生活にも支障をきたし始めたため、2014年1月ごろ インターネットで調べ、指扇病院排便機能センター長の味村俊樹医師のもとを訪ねた。

便失禁とは自分の意思に反して便が漏れる症状を指し、味村医師らの調査によると、日本では推定約 500万人が悩んでいるとされる。 男女比では女性のほうが多く、高齢者を中心に若者から高齢者まで幅広く患者がいる病気だ。 また 多くの患者が「恥ずかしい」などの理由から、家族にも相談することができずに一人で悩んでいる場合が多いという。

味村医師はこう話す。

「便失禁の場合、命にかかわるという病気ではありませんが、外出先で便が漏れる恐怖などから一切、外に出られなくなる人もいるほどです。 また 国内の治療ガイドラインもできていないため、全国的にも便失禁を診療できる病院、医師は少ないのが現状です」

そんな生活の質を著しく損なう便失禁は、切迫性と漏出性の二つのタイプに大別される。 切迫性の便失禁は、便意を感じてもトイレに行くまでに我慢ができずに便が漏れてしまうタイプ。 肛門を締める筋肉である外肛門括約筋が出産などで損傷していたり、括約筋自体の機能が低下していたりするのが原因だ。

一方 漏出性は切迫感はないが、自分でも便意に気づかないうちに漏れてしまうタイプ。 意識しないでも肛門を締める役割を持つ内肛門括約筋が加齢などで弱ることが主な原因とされる。 また 切迫性と漏出性を併せ持った混合型というのもある。

「便失禁全体の割合では約5割が漏出性で混合型が約3割、切迫性が約2割といわれています。 多くが加齢や出産、手術などが原因とされていますが、原因不明の特発性も存在します。 また 直腸の知覚障害や過敏性腸症候群で腸の収縮力が肛門の締める力より強い場合に切迫性便失禁を起こすこともあります」(味村医師)

治療法は原因や患者によってさまざまあるが、まずは 便を固形化する食物繊維の摂取など生活習慣の改善から治療を開始することが多い。 ただ 実際にはそれだけで改善することは少なく、次のステップとしては過敏性腸症候群治療薬や止痢剤などの薬を処方されることが多い。 それでも改善しない場合は肛門周囲の筋力を鍛える骨盤底筋訓練の一つである「バイオフィードバック療法」が推奨される。

バイオフィードバック療法とは、肛門に圧力を測るセンサーを入れ、画面で肛門の締め具合を確認しながら肛門の筋肉の収縮訓練をおこなうリハビリ療法だ。 画面を見ながら自分の力の加減を見られるので、筋肉の使い方がよくわかる。

効果があるとされるのは切迫性のみで、自分で動かすことができない内肛門括約筋の機能低下が原因とされる漏出性にはあまり効果がないという。 切迫性の便失禁だった吉川さんも外肛門括約筋の収縮力が弱く、本人の希望もあったため、バイオフィードバック療法をおこなった。

外来で1日30~45分、月1回を計5回続け、週1回だった便失禁が最終的には全くなくなり、安心して生活が送れるようになったという。

「括約筋の訓練は誰でも手軽にできます。 ただ 同時に腹筋にも力を入れてしまう方が多いです。 そうすると、便が押し出されて逆に悪化することもあるので、バイオフィードバック療法で外肛門括約筋のみに力を入れる訓練が必要になります」(同)
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※追加2_ 中高年男性の皆さん、トイレで用を済ませた直後に “えっ?” と戸惑うことはないだろうか。 誰にもいえずにひそかに悩んでいる人も多いはず。 しかし 50代以上では3人に1人が経験者なのだ。

尿漏れの種類は多い。 出産を経験したり肥満気味だったりする女性に多いのは、くしゃみや咳をした拍子に漏れる「腹圧性尿失禁」。 一方 強い尿意を感じてからトイレにたどり着くまでに間に合わずに漏れてしまう「切迫性尿失禁」は、男女を問わない。 尿をためているときに弛緩しているはずの膀胱が勝手に収縮する「過活動膀胱」によるもので、服薬治療で改善する可能性があるという。

排尿し終えたのに漏れ出てきてしまうのは「排尿後尿滴下」と呼ばれる症状。

「尿道に残った尿が後から出てくるもので、男性なら誰でも経験している。 病気ではないんです」(東京都リハビリテーション病院泌尿器科の鈴木康之医師)

だからといって安心はできない。 この排尿後尿滴下や腹圧性尿失禁と区別がつきにくい「溢流性尿失禁」という症状があり、これは命に関わる病気につながる危険性がある。

「排尿後尿滴下は尿道に残った尿が漏れるのに対し、溢流性尿失禁は膀胱内の大量の残尿が溢れて出る現象です。 膀胱内の残尿が増えると腎臓に逆流し、腎不全や全身感染症に発展するため、速やかに治療しなければなりません」(同)

溢流性尿失禁の原因は前立腺肥大症や糖尿病などが考えられる。 一般的に、尿が勢いよく飛んでいればまず心配はいらないが、体を動かしたときに漏れ出てきたり、排尿の勢いが明らかに低下し、頻尿や排尿困難で困っていたりするなら念のために受診するのがいい。

尿漏れとあわせて男性機能の衰えを自覚するのは東京都の教員Cさん (58)。
「2年ほど前から尿漏れが気になり始め、女性に欲情したり朝に勃起したりすることも少なくなった。 自分の男性器が役に立たなくなってきていると思い知らされた気がしました」

ここにもプライドが見え隠れする。 男性の尿漏れや頻尿、残尿感といった排尿トラブルは、男性機能とも密接に関係すると鈴木医師が語る。

「尿漏れは加齢や前立腺肥大症、あるいは前立腺がんの手術の後遺症など原因はさまざま考えられますが、勃起不全 (ED) や高血圧、メタボリック症候群とも深く関連します」

尿をためたり出したりする機能と、勃起する機能は関連が深く、排尿トラブルと ED を併発する男性は多いという。 陰茎を通る血管は体の中で最も細く、いわゆるメタボやそれに起因する動脈硬化の最初の症状が ED であることが多い。 血管が詰まることで男性機能や排尿機能にトラブルが生じやすくなるのだ。 Cさんも尿漏れが気になりだした2年前は、体重が急激に増えた時期と重なる。

症状を改善するにはどうしたらいいのだろうか。 排尿トラブルに詳しい小牧市民病院 (愛知県) 泌尿器科の吉川羊子医師に聞いた。

「軽失禁とも呼ばれる軽度の切迫性・腹圧性尿失禁や排尿後尿滴下は、ある程度セルフケアで改善できるんです」

吉川医師が勧めるのは排尿に関わる筋肉を鍛える骨盤底筋体操だ。 頻尿やキレが悪いといった症状にも効果が期待できるという。

「おしっこを途中で止めるつもりで尿道を締める運動です。 最初は陰のうの裏側の付け根に手を当て、筋肉が動いているのを確認しましょう」

10回を1セットとして、朝昼晩と2~3セットずつ行うといい。 どこでもいつでも、どんな体勢でもできるので、歯磨きや通勤電車などタイミングを決めると続けやすい。早ければ1カ月、通常3カ月程度で効果が出るという。

また 陰のうの裏側から陰茎の先までを絞り出すようにこすって尿を出し切る「ミルキング」も排尿後のちょい漏れに効果的だという。歯磨きのチューブの中身を押し出すイメージだ。
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※追加3_ 現在発売されている週刊朝日 MOOK「漢方2014」では、14の病気の漢方処方例が掲載されている。 その中から、「名医」が教えてくれた「尿漏れ」に悩む女性への漢方処方を紹介する。

尿漏れは、大きく分けると腹圧性尿失禁と過活動膀胱 (ぼうこう) の二つの病気がある。腹圧性尿失禁は、骨盤底筋が緩み、くしゃみやせき、重いものを持ち上げるなどしたときおなかに力を入れると、尿が漏れてしまう症状だ。 出産や肥満、加齢などが原因で、40歳以上の女性の2~3人に1人が発症している。 過活動膀胱は、原因不明だが、急な尿意が頻繁に続くようになる。 トイレに間に合わないと尿漏れし、切迫性尿失禁と呼ばれる。加齢とともに増えていき、年齢が高くなるほど量も多くなる。

「尿漏れは、問診、尿検査、画像検査などで診断します。 腹圧性尿失禁は問診でほぼ判断がつく場合もあります。 画像検査や尿検査で何の原因も見つからないのに症状がある場合が過活動膀胱です。 治療方針は、回数、量、どの程度困っているかの3点により決めます。 回数は週に1度から1日数回までさまざま。 量が少量では下着を替えるほどの漏れはありませんが、多量になると、スカートやズボンまでぬらす状態になります」

と話すのは、女性医療クリニック・LUNA グループ (神奈川) 理事長の関口由紀医師だ。
「治療はまず骨盤底筋トレーニングをおこなってもらいます。 肛門 (こうもん) と膣 (ちつ) を締めたり緩めたりする訓練で、腹圧性尿失禁の場合7~8割の患者さんは日常生活で支障のない程度まで改善します。 1カ月に1度の指導で、3~4カ月続けてもらいます。 トレーニングの補助として内服薬や電気・磁気による刺激療法などを並行し、症状を改善させていきます」(関口医師)

重症の人には日帰り手術も勧めている。

「漢方ではまず補中益気湯 (ほちゅうえっきとう) を処方します。 尿漏れの方は、抑うつ状態で元気のない、気虚の人が多いためです。 太った方には防風通聖散 (ぼうふうつうしょうさん) を処方。 尿道内圧を高めるために葛根湯 (かっこんとう) や麻黄附子細辛湯 (まおうぶしさいしんとう) も適宜併用します。 過活動膀胱では、排尿記録をつけてもらい、いつ尿意を感じるかを自覚してもらいます。 そして尿をためる努力をする膀胱訓練と骨盤底筋トレーニングと内服薬の併用治療をします」(同)

内服薬には、膀胱の異常収縮を抑える抗コリン剤などを処方し、病態に合わせて冷えや老化予防の漢方を併用する。 それでも効果がない場合は、刺激療法、一部の施設ではボトックス注射をおこなっている。

「大事なのは自分で症状を管理し、水分の摂りすぎや冷えに注意し、風邪予防を心がけることです。 ストレスをためずに、症状にも神経質にならないで、もし症状が出たら、専門医に相談してください」(同)

以上

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