goo blog サービス終了のお知らせ 

シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

ちょっと待て その前に

2012年07月22日 | 世相あれやこれや
写真左は、少女に自分の裸の画像を撮影させて携帯電話に送らせた神奈川県警の巡査部長。 中央は “カラパイア” から猫画像「ちょっと待っておくんなせぇ」。 右画像は … 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
社会常識が年月と共に変化するのは、これ 世の習わし。

例えば 2000年前を想定してみよう。 地震や雷、洪水など 大規模自然災害が発生すると、これは “神様が怒っている” と考える人が殆どだっただろう。 当時 地球活動に伴う自然現象だよ、などと唱える科学者は皆無だったはずで、そんなことをいおうものなら、即 狂人扱いされたでしょう。 そんなことを考えるよりも、神をかたどった像を造り それを収納する建物を建て、祈りを捧げるとか、お供物を捧げる、果ては生け贄を捧げたりして、神の怒りを鎮めるために当時 考えられるアラユルことをしたでしょう。 それは宗教とはいえず、国家 或は地域自治体の事業だったでしょう。

現代では大規模災害が発生すると、自治体などが最初にやることは、まず住民を避難させ、安全な住居を確保し、食料を配布することなどです。 お祈りが出てくるとしても、犠牲者を悼むためか 不安にかられる難民の心を平静に保つために行われるくらいのもので、宗教活動ではないでしょう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2000年前に 報酬がらみで女性の裸だけを見せるサービス行為があったかどうか知りませんが、それだけではなく (最古の職業ともいわれる) 売春行為が伴ったはずです。 それはプロの世界の話しでした。 プロでなくても、それに近い 報酬を伴う行為はあったと想像できます。 彼女らに多少の罪悪感はあったのでしょうが、それしか生きる道のない 悲惨な境遇の女性たちも大勢いたことでしょう。

現代は 援助交際と称して十代の売春が携帯電話などのネットワークを通じて提供されるらしく、簡単に報酬を得て、しかも罪悪感を感じない人たちが増えています。 その目的は昔とは違い、生活の糧を得るためではなく、遊びや服・バッグ・化粧品など身の回りのものを買うためではと想像します。

記事1の自分のヌード画像をメモリーカードに入れて売っていた女性も、記事2のネットで自分のヌード画像を売る女子高生も、上記の “援交女性” の感覚と同じものかも知れません。 しかし それはオカネと引き換えに、自分の品位 プライドを落としているのです。

そんなことをして若いときに報酬を得ていた “後ろめたい記憶” は、一生消えず 自分の頭の上から離れないでしょう。 そんな自分を安売りする前に、”チョット考えてみようではないか、自分のヌード画像を売る前に” と猫が前足を伸ばしていってますよ。

★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
「剣道日本一の警官、女子高生から裸画像続々」(7月20日 スポーツ報知)
「21歳女性が自分のヌードデータを売って逮捕 『いったい何が悪い?』とネットで疑問続々」(7月19日 J-CAST ニュース) _ ※追加1へ
「『私の局部写真は 800円』 自分の裸ネットで売る少女たち」(10年11月13日 J-CAST ニュース) _ ※追加2へ

★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

以上


※追加1_ 自分の裸の画像と動画を撮影しマイクロ SD カードで販売した広島市の保育士補助の女 (21) が2012年7月18日に京都府警に現行犯逮捕された。 11年7月に刑法175条が改正され、データでの販売が禁止されてから京都府で初めての逮捕者だという。

ただしネットでは今回の逮捕について「ヌードモデルや AV と何が違うんだ?」「誰も被害を受けていないじゃないか」と納得がいかない声が多く出ている。

■「わいせつ電磁的記録有償頒布目的保管」の罪 ■
報道によれば、裸の画像と写真を売っていた女性はネットの掲示板に静止画 70枚、動画 20点を保存したカードを1セット 6000円 で販売するという告知を出していた。 2年間で約 100人に販売し 60万円 ほどを稼いでいたという。

この事件は京都府警山科署のサイバーパトロールで発覚し、「わいせつ電磁的記録有償頒布目的保管」の疑いで逮捕された。 画像や動画は携帯電話で撮影していて、小遣いを稼ぐためにやった女の単独犯行だった。

このニュースにネットでは、少女が自分の裸の写真をネットで売って、購入した側が「児童買春・ポルノ禁止法違反 (製造)」で逮捕される例はあるが、21歳の女性が自分の裸の画像や動画を売って逮捕されるのは珍しく、納得がいかない、という声が多く出ている。

「21歳だし、自分の裸だし、なんでこれで逮捕されるの?」
「むしろ表彰してほしい。 誰も損してない」
といった意見が出ている。

■「陰部」が写っていなければ逮捕は難しい ■
山科署に話を聞いてみると、刑法175条のわいせつ物頒布等の罪はこれまで、写真やビデオ、DVD といった「現物」を陳列、販売したものを取り締まるものであり、裏ビデオ業者の倉庫から何万点ものビデオが押収された、などの報道があったが、昨年7月に改正され、電磁的記録も取り締まりの対象になり、今回が京都府内では初の摘発となったと説明した。

逮捕したのは、所持、販売していた画像や動画に「陰部」がはっきり写っていたためで、これは猥褻物かどうかを判断する以前に即アウトになる。

「陰部が写っていないヌードだとすれば、その内容にもよりますが、逮捕は難しいのではないでしょうか」
と山科署では話している。
……………………………………………………
※追加2_ 女子高生らが、自身の猥褻な写真を撮影して販売、検挙されるという事例が相次いでいる。 援助交際よりも安全で簡単、すぐにお金がもらえる、という勘違いがこうした行為に走らせているようだ。

新聞などによれば、18歳未満の少女が自分の裸の写真を販売する事件が相次いでいる。

■ 客の要望でポーズ取る ■
2010年8月20日には下半身が露出している写真を売った千葉県の女子高校生を、児童買春・ポルノ禁止法違反 (提供) 容疑で神奈川県警が書類送検。 10年6月28日には埼玉県の無職の少女 (18) が児童買春・ポルノ禁止法違反で逮捕された。 少女は09年12月11日から10年4月14日にかけ、ネットの掲示板を利用し1枚 200円 程度で画像を 147人に販売。「客」の要望でポーズを取ったりもしていた。 売上げは 100万円 を超えていたという。

猥褻写真の取り引きは専用サイトで行われる。 その一つを覗いてみると、中学三年女子と名乗る人物が、「デジカメで撮影した自撮りのエロ写メ・動画売ります」といい、写メは1枚 500円 から、部分アップは 800円 から相談に応じると書いている。

ただし 顔写真はダメで、第三者に転売することも見せることも不可としている。 画像の他に下着も 2000円 から売っている。 売った後にお金がもらえないことがあったようで、「何度か騙されてるので先払い (銀行振り込み) でお願いします」。 商談はメールで行うという。

■ 自分達の肉体に価値があることを知ってしまった ■
彼女達はどうして自分の猥褻な画像を売るのだろうか。 遊ぶ金欲しさや生活費に充てるなどが理由らしい。 Q&Aサイト “OKWave” の09年6月17日には、友達から「写メ売り」を誘われて困っている、という女性からの質問が掲載されている。「安全で援交じゃなし すぐお金になるからと私も勧められました」「18歳未満の写メ売りは犯罪になるのでしょうか」というのだ。 回答者から裸体が写った「写メ売り」は犯罪だと告げられると、そんなに重いことだとは知らなかった、と女性はいい、ショックを受けた様子だった。

「子どもの秘密がなくなる日―プロフ中毒 ケータイ天国」(主婦の友新書) などの著書があるジャーナリストの渡辺真由子さんは、自分の猥褻な画像を販売する女子高生や女子中学生が増えたのは、マスコミやネットを通じて自分達の若い肉体に価値があることを知ったからだという。

しかも ネットを通じて簡単に販売できる環境が整っている。 自分の顔や名前を知られるのはさすがにヤバイと感じているが、法律に触れるなどとは考えていない少女が殆どなのだそうだ。

「彼女達を叱ったり罰したりしても、結局は猥褻な画像を買ってしまう大人がいるため、なかなか問題の解決は難しい」

本来なら彼女達の行為を注意するのが大人の役割なのに、と渡辺さんは嘆いている。

以上

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。