シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

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SNS で少女が売春 … サイバー補導

2018年09月08日 | 事件事故の多い世
左は SNS で売春を持ちかける少女の書き込みを探す道警の捜査員 (※1)。 右は「サイバー補導」される少女 (※2)。 
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今は大人から子供までスマホを持つ時代です。 スマホは電話だけでなく、データ通信ができますから、メールやスマホ・カメラで撮った画像も受送信でき、金融決済もすればスイカ (JR のプリペイドカード) にもなりますから、使いようによってはこんなに便利なツールはありません。
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「 “ホ別3万、プチ5千円” 少女サイバー補導急増」(8月11日 読売新聞 ※1)
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全ての人に便利であることは、善意の人や悪意の人にも平等に便利なことを意味します。 記事1にある少女が売春 __ 高校生だそうですが、SNS (ソーシャル・ネットワーキング・サービス) で売春をほのめかすと、それを読んで乗ってくる男も必ずいることでしょう。

人生経験が少ない高校生が、誰にも迷惑を掛けてないからと安易にスマホを使った売春を重ねると どうなるでしょうか __ 私が想像するだけでも、これを見つけた暴力団が客を装って現れ、「ウチのシマで仁義も切らず 勝手なことをやってるんなら上納金を払え!」などといい出さないとも限りません。

或いは カネを払う素振りを見せた客が、暴力をふるって料金を踏み倒してしまうことも考えられます。 或いは「お前の写真をネットにばらまくぞ」と脅して逆にカネを巻き上げる客もいないとも限りません。 

要するに アングラな物事だけに、”まともではない人に遭遇する” 可能性が高く、上記のようなことに巻き込まれても、警察に訴えようもないのです。 女子高生がそこまで見通しているとは思えません。
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「危険潜む “デートだけ” サイバー補導強化」(8月23日 毎日新聞 ※2)
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記事2は「パパ活」、「デート援 (えん)」ともいわれる内容だそうです。 食事や散歩などだけらしいですが、それがいつ売春に繋がらないとも限りません。

そして 写真の少女は14歳の中学3年生ですから、“パパ活・デート援” の先がどうなるのか、全く先を見通していないことがわかります。
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記事1記事2の少女にとっては、スマホは電話ではなく、おカネをもたらしてくれる “魔法のランプ” だったのかも知れません。

けれど 魔法のランプから現れた “魔人” に願い事を頼むと、確かに魔人は願いを実現してくれますが、頼んだ本人はその副作用を見通していなくて、結局 元に戻してくれと頼むような結末が多かったように記憶しています。

ですから 安易におカネを稼げるからといって、SNS などで客を募るのは気をつけた方がいい、そして自分自身を大事にしたらいいと助言したいですね。 事件・事故につながってからでは遅いのです。
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「サイバー補導=安易なネット売春は “身分を隠して” 捕まえます JK お散歩での補導事例も」(2013年10月10日 HUFFPOST)
「 “サイバー補導” 158人、援助交際持ちかけなど 昨年、19都道府県警」(2014年2月27日 日経新聞)
「全国でサイバー補導 “活発化” 警察官が身分隠して援助交際を未然に防ぐ」(2016年7月23日 夕刊フジ)

サイバー補導__インターネットを通じて、特に18歳未満の児童が犯罪に遭遇しないよう、警察庁が導入した補導方法の一つ。 18歳以上であっても、未成年であれば、不良行為少年として補導される。 具体的には、まず 警察官が定期的にインターネット上にある出会い系やコミュニティーサイトなどの書き込みをチェックし、不適切な書き込みを見つけた場合は、身分を隠して、メールのやり取りを行う。 そして 違法な取引に発展するような場合は、取引現場に向かい、出会った時に警察であることを明かした上で、注意と指導を行う (コトバンクから)。

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今日はここまでです。

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