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シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

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円安が続く?

2007年04月16日 | 経済あーだこーだ
「G7共同声明で『世界経済は力強く拡大』円安言及せず」(4月14日)_先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議 (G7) は13日ワシントンで開かれ、「世界経済はリスクは残るが、過去30年で最も力強く拡大している」とする共同声明を採択した。 減速傾向が続く米国経済については、成長は緩やかだが 底堅さを維持しているとの認識で、2月末に発生した世界同時株安も「健全な調整」(福井日銀総裁) との見方で一致した。
 
円安・ユーロ高が進む中でG7が開かれたが、為替相場に関しては 経済の基礎的諸条件を反映すべきだと前回2月の表現を踏襲した。 欧州から批判が出ている円安には直接の言及は避け、結果として現状の為替相場を容認する形となった。 中国・人民元については、一段の柔軟化を改めて求めた (抜粋/毎日新聞)。
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これだと、先進7カ国は現状の円安為替相場を認めた形だから、1ユーロ¥160が続き、結果として1ドル¥120も続くだろう、人民元は更に高くなるだろう、ということになります。

比較的米欧の経済が順調だから、こういう結果になったので、不調だったら円高圧力が強まったでしょうね。 一体なぜユーロ高が続くのかと考えると、世界最大の外貨を保有する中国が その中身を大きな割合でユーロに移しているのだろうと想像しますね。

なぜ中国が世界最大の外貨保有国になったか? それは中国から輸出するのが世界で最も安いからで、品質が同じなら 人件費が安い国で生産したほうが安いに決まっています。

単価が高い 高額高級製品ならまだしも、安い雑貨製品や中級製品なら人件費の安い国へ生産の主体が移るのは避けられないことです。 30~40年前の日本もそうでした。 ですから、これから人民元が少しずつ高くなっていくことは十分に考えられます。

PC などは、今 殆ど台湾ないし中国で生産され、先進国のブランドで世界中で販売されています。 ゲーム機も同様ですね。 販売価格¥10万以下の製品で 大量生産大量販売ものは、先進国ではもう生産が難しくなっています。 月給¥20万の日本人が月に1,000個造ったとしたら、一個当り¥200乗ってきますし、管理費他を含めたら その数倍の¥1,000は乗せなければ 事業は成り立たないでしょう。 店頭販売¥10万の製品は工場出荷¥5万~¥6万ですから、そこに¥1,000乗せるか 中国で生産して¥100乗せるかは大きな違いになる筈です。 輸送費は大きな違いになりません。

それにしても、1ユーロ¥160では、欧州旅行もままなりませんね。     以上

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