シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

ユダヤとジプシー

2006年05月23日 | 歴史をひも解いて
              Attila

未知への挑戦、これは動物にはできない。 ヴァイキング Viking (ノルマン人 Normanean) が北海へ乗り出し、8~11世紀アイスランド/グリーンランド/北米に辿り着いた。 15世紀末 イタリア人のコロンブス Colombo はインドを目指して、カリブ海の島々に辿り着き、インドの西に達したと勘違い、「西インド諸島」と名付けた。 ヴァイキングは生活圏の拡大、コロンブスは一攫千金を狙った。 

漢民族に追われた北方の遊牧民「匈奴 (フンヌ)」の一部は、西へ逃れ 400年後ボルガ川を超えてフン族と名を変え、4~6世紀にハンガリー平原にまで達した。 そこで「アッチラ Attila の帝国」を建設したが、アッチラの死後、国は分裂して 歴史の波のなかに消えた (という説が有力だ)。
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国が消滅しても消えなかった民族もある ... ユダヤ人と放浪の民ジプシーだ。 ユダヤ人は商才に、ジプシーは占いや芸事に長けている。 

十数年前 旅行で伊フィレンツェへ行った時のこと ... 通りを夫婦で歩いていたら、7~8才ほどのアジア系の肌の少し黒い少女二人が反対側から歩いてきた。 ガイドからやり口を事前に聞いていたが、ほんの数秒の出来事だった。 一人が持っていた新聞を拡げて、私の目の前におおい被せるように近づく。「ノー!」と大声を出し 振り払って追い払ったが、瞬時にもう一人が私の両方のズボンのポケットに手を突っ込み、小走りに去っていった。 

妻が「大丈夫? 何か取られなかった?」と聞いたが、ポケットにはティッシュ一袋のみで、カネ目のものでないから 取らなかった。 恐るべきハヤワザだ。 警察に捕まっても、現地イタリア語も話せず 未成年だから直ぐに釈放される。 国外退去させても、地続きだからまた入国の繰り返し、お手上げ状態で自分で身を守るしかないそうだ。 

全てのジプシーが、スリを生業 (なりわい) としているとは思わないが、ジプシーの間では盗みのうまい子が売買されたり、所有権の意識がないとも聞く ... 人の物はオレの物 ... だから犯罪の意識もないらしい。 結局 教育しか対策はないだろう。     以上


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