シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

行ってきました 今年の法事 (1)

2023年05月12日 | アート/書籍/食事
左は瀬波温泉の海岸。 右は天井の梁から吊り下がっている多くの鮭 (村上市吉川)。
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我が家には2年ごとに両親の3回忌・7回忌の法事があります。 正確には10年に4回ですが。 今年は94歳で亡くなった母の7回忌です。
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もう 私も弟も古希を超え、片道 400km 弱の高速道を1日で往復する体力は無くなりました。 以前は1日で往復9~10時間高速道を走っていましたが、もう無理をする歳でもないだろうと前回の法事から、帰りの途中でホテルに泊まるようになりました。

今回は新発田市 (託明寺) の北、村上市の瀬波温泉に法事の後5月8日 (月) に1泊し、翌9日は帰り道途上 十日町市の当間高原にあるリゾートホテルに泊まりました。 瀬波のホテルで出た 地元の “岩船コシヒカリ“ を炊いたご飯が美味しく、3杯もオカワリしてしまいました。 岩船コシはあまり出回ってないようです (岩船とは新潟県の最北部です)。
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温泉ホテルは夕陽が日本海に沈む光景が売りらしく、レストラン、部屋、ロビーの日本海に面した壁が殆どガラス張りで、確かに その効果は満喫できました。

翌朝 大浴場に行くと、現役らしい中年男性が眼鏡をかけたまま湯船で1人で入浴しています。 自然と会話になり、私が会津・福島に住んで、福島の人が「会津っぽは変わってるからなーというんですよ」といったりしていると __ 福島県各地に居住したらしく、その各地 (会津・福島・岩城・郡山) でお互いの地域を良くいわない傾向があり、他所モノの店・全国チェーン店などが入ってくるのを拒む習性もあり、苦労しているご様子でした。
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瀬波温泉に宿泊した翌日朝は 同じ村上市北にある景勝地 “笹川流れ“ に向かい、そこでマンホールカードを貰うのが妻の目的です。 海沿いのなんてコトのない土地に道の駅があり、海の景勝地というか岩礁巡りの遊覧船が出ています。 道の駅付近には集落が20~30あるだけの殺風景な土地ですから、建物3階から見た海岸風景は特徴がありませんでした。

お土産を幾つか買って再び村上市中心部に引き返し、そこの無料駐車場がある体育館に駐車、繁華街を散策しました。 村上は鮭の吊し干しが有名で、そこの製造工房で天井から吊るしてある多くの鮭を直に見ることができました (冒頭写真)。

鮭の内臓を取り、塩をまぶして適度に水洗いして吊るし、後は時間に任せて熟成するのを待つのです。 昔 スペインへ行くと、やはり塩処理後 天井から吊るした豚の足 (モモ肉が殆ど) があり、それと同じようなものだと思ったものです。 早くいうと保存食として、多く取れる食材を長持ちするよう その土地に合った保存法が発達したのでしょう。

それと そうした工房というか販売店が古さを兼ねながら、入り易い現代的な店作りに変わっており、通りの歩道や店構えなどが整備され、歩きやすい、モダンな繁華街になっているのに多少驚きました。 ある街角には広場もあって 敷地 30mX20m あまりに近代的なトイレも設置されています。

各地から観光客が来やすいように 街並みを整備してあるのを感じました。 さて そこで12時半頃になったので、軽い昼食を取ろうとお蕎麦屋さんを探しました。 焼きそば屋はありましたが、ラーメン屋・カレー屋・洋食屋などの類どころか、食事処が殆ど見当たらないのに気づきました。

探す途中 ある店で訊いたら、3分ほど歩いた所に蕎麦屋があるというのでいってみたら休業日でした。 また繁華街に戻ってグルグルと歩いても 食事処を見つけられません。 同じ観光客らしい人にも2度すれ違いました (その人も食事処を探しているようです)。 1時20分頃 とうとう寺町で適当な割烹を見つけ、入ってみました。
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ウェイトレスのお婆ちゃんに2階の綺麗な部屋に通され、少し離れた脇では 先客の6人の女性グループが賑やかな声で盛り上がっていました。 おまかせ定食と天ぷら定食を頼みましたが、出てきたのは40分後、50分後でした。 我々の注文は夕食コースに入ったのか?とジリジリしながら待ちました (普通 15分以上過ぎると店選びを後悔しますよね)。

15分でさっさと食事を済ませ、会計にクレジットカードを出すと、お婆ちゃんはお盆にカードを乗せて奥へ引っ込み、なかなか戻ってきません (端末操作できる若い人を呼んで操作方法を訊いている?)。 やっと別の中年のウェイトレスが伝票を持って出てきて支払い処理を済ませましたが、支払いにも5分ほど掛かりました。 クレジットカードOKと表示があったのですが、ここは “村上タイム“ かと思いました。 まぁ トコロ変われば …

想像すると 板前が1人で調理しているので、先客の6人前を用意するのに手間取り、2人分はその後に作ったのでしょう。 妻のおまかせ定食を出した後、大急ぎで私の天ぷら定食を調理したものと推測します (板前1人だけの割烹はツライよね?)。 味は残念ながら “並“ でした。 ご飯は岩船コシではなく、並米でした (割烹なら米にこだわって欲しいものです)。 お茶だけはおいしかった。

2時半過ぎ 体育館駐車場に大急ぎで戻り、最寄りの自動車専用道に入ったのが3時前です。 今夜泊まる高原リゾートは十日町市の山あいにあるので、暗くなる前に行き着かないと、道が暗くなって探せなくなります。 山の日没は早いのです。

今日はここまでです。

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