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シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

一度はやってみたい “ちゃぶ台返し”

2013年06月26日 | 世相あれやこれや
写真は上左が朝日新聞から、上右『巨人の星』から。 下左は小林亜星 (『寺内貫太郎一家』映像から)、下右は映画「タイタニック」から。
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回りは大迷惑なんだけど、なぜか本気で憎めない “ちゃぶ台返し”。 大人の一種のストレス発散法かも知れません。 大体 説明べたなオヤジの不満が嵩じての八つ当たりといったおもむきですが、考えようによっては 食べ物が散乱して後片付けや、食器が割れるといった程度の被害ですから 高くて数千円というコストを考えれば、安いストレス発散法?
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「叫んで爽快 “ちゃぶ台返し” 岩手で大会、海外参加組も」(6月23日 朝日新聞) _ ※追加1へ

卓袱台返し (Table-Flip) は、日本語における慣用表現である。 テレビアニメ『巨人の星』において、主人公の父親 星一徹が食事の最中、卓上に食器類や食べ物が乗っている状態の卓袱台をひっくり返すシーンが、毎回エンドロールにて放映されていた (ウィキペディア)。_ ※追加2へ

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誰でもストレスは多少なりとも持っているのが普通です。 仕事で取引先から理不尽な要求をされたり、上司から無理難題を押し付けられたり、夫婦間でなくとも 恋人同士でも思うように行かない進展に怒鳴りたいのを我慢していることなんて山ほどあるものです。

「でも それをいっちゃあオシメエだよ」というのが世間の常識ですから、大概は “ぐっとコラエテ” 世渡りをしている人々が大半です。 写真の小林亜星さんの下唇を突き出した表情なんか 正に不満顔そのものですね。 もっとも、これは彼の演技のトレードマークみたいなものだったと思います。 顔も不満が溜まりに貯まって真ん丸になって、いまにも爆発しそうですね。

女性にももちろん ストレスはありますが、“ちゃぶ台返し” にはならず、やけ食いするとか、買い物しまくるとかに走るようですね。 大概の人は “ちゃぶ台返し” をせずに、どこかで何らかの妥協をするとか、ストレスを発散するとかで我慢しますが、我慢できない人は不満や感情を爆発させて回りの人達とうまく行かず変人扱いされたり、ごくまれに犯罪に至ったりしますが、それは極々少数です (もちろん 少数であって欲しいものです)。
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日本以外には “ちゃぶ台返し” はありませんが、外国のサッカーファンの反社会的な行為 (フーリガン) や、隣国のデモなどにおける破壊活動などを見ると、“ちゃぶ台返し” を輸出したら そうした行為は減るのかも、なんて想像したりします。 でも畳みのないところでは無理?

と思っていたら 映画「タイタニック」では、ヒロインの婚約者が怒って 朝食を載せた小さなテーブルをヒロインの面前でガッシャーン!と引っくり返してましたね。 あれもちゃぶ台返しの一種?

でも あれは憎めない行為というよりは、婚約者のイライラ度の高まりを表現しようというシーンだったと想像しています。 彼は憎めない役柄ではなく、"憎まれ役" で、これによってヒロインは一層ヒーローのディカプリオに傾いていくのが、観客に自然と納得させるよう描かれていました。 あの監督も『巨人の星』か『寺内貫太郎一家』を見ていたのでしょうか?

以上


※追加1_ ちゃぶ台をひっくり返し、台の上に乗ったホットドッグのおもちゃの飛距離を競う「ちゃぶ台返し世界大会」が22日、岩手県矢巾町南矢幅のショッピングモールアルコで開かれた。フランスや高知、兵庫などから計25組が参加した。

「○○さんやめてー」というかけ声を合図に、参加者は「お父さん、ビール飲みすぎー」などと、ちゃぶ台をひっくり返しながら不満をぶちまけた。 飛距離のほかパフォーマンスも採点の対象。

フランスのパリ郊外に住み、盛岡に帰省中だった吉田彩さん (36) は「毎日フランス料理なんて食べられませーん」と叫んだ。 飛距離は6メートル64センチと長かったが、ちゃぶ台がゴザからはみ出してしまい、失格となって8位に終わった。「イメージトレーニングをして望んだのに悔しい。 フランスでもこの大会を広めていきたいです」と話した。
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※追加2_ またテレビドラマ『寺内貫太郎一家』にて、主人の貫太郎が食事をぶちまけるシーンがたびたび登場した。 このように『ガンコ親父が激怒した時に「卓袱台をひっくり返」して、まわりが見えないほどの問答無用の怒りを表す』という映像イメージが一般化していった。

「ちゃぶ台返し」はたいていの場合、両手の手のひらを上に向け卓の端を掴み、そのまま真上に放り投げるようにして行われる。 このために、卓上にある食器その他は派手に宙を舞うものの、空中で半回転して裏向きになった卓袱台の下敷きになるように押しつぶされ、あまり遠くに飛ばないことが多い。

転じて この「ちゃぶ台返し」が理不尽な様子から、『トップが強権を使い、企画・仕様などをご破算にしてやり直させる』ことを「ちゃぶ台返し」と称することがある。 例えば 任天堂のゲームクリエイター・宮本茂はゲーム作りへのこだわりから、ほぼできあがったものを大幅にやり直させることがしばしばあり、自らそれを「ちゃぶ台返し」と呼んでいる。

また橋下徹は、大阪府知事選挙時、府庁改革に対して「府庁解体」を行うとして「ちゃぶ台をひっくり返す」と発言した。 また2012年11月 田中真紀子文部科学大臣が、2013年春に新規開校予定であった大学3校に対して、省内の認可手続き完了の直前に独断で不認可の意向を示した際、様々なメディアから「ちゃぶ台返し」と揶揄された。

以上

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