左から オレグとシューベルトなど、バッハ無伴奏曲、ハーゲン (チェロ)/アーノンクール RCO とのブラコン・二重協奏曲。～～～～～～～～～～～～～～～～～～「残念なのは、この音楽的な対話が続けられなかったこと、この偉大なマエストロが抱き始めた前途有望な好意が、新たな感激で覆い隠されたことである … 録音の日 16歳のムターが BPO とカラヤンに自己紹介した。 こうして感謝と感激の . . . 本文を読む
左から バーンスタイン/イスラエル・フィルと、カラヤン BPO とのブラームス、アーノンクール VPO とのモーツァルト。～～～～～～～～～～～～～～～～～～クレメル自伝の中で面白いのは、カラヤンとの録音・共演の経緯です ＿＿★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★『クレーメル青春譜 ― 二つの世界のあいだで』(ギドン・クレーメル著 株式会社アルファベータ 2007年刊)★ ★ ★ ★ . . . 本文を読む
左から 『クレーメル青春譜』、グリンデンコとのデュオ曲集、マイスキー (チェロ)/バーンスタイン VPO とのブラームス二重協奏曲からのライヴ映像。～～～～～～～～～～～～～～～～～～このヴァイオリニストの自伝本は、はっきりいって読みにくいです。 クレメルは優秀な奏者だと思いますが、本を書くのには向いているとはいえないですね。なぜかというと、回りくどい表現が多いのと、いきなり女性の名前が出てきて . . . 本文を読む
左から マルケヴィッチ、ブラームス１番 (サイトウ・キネン・オケ、ボストン響)～～～～～～～～～～～～～～～～～～ドイツで30年以上音楽をやってきた宮本も、50歳を期に日本に帰る事を決意します。★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★『オーボエの『時間 (とき)』(宮本文昭著 2007年 時事通信社刊)★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★「南ドイツのカールスルーエ音楽大学か . . . 本文を読む
左から ブルーヴォイス、ヒーリング・ベスト、夢のあとに (Sony Classical)。 どれもクラシックの CD には見えない。～～～～～～～～～～～～～～～～～～私の手持ち “宮本 CD” は冒頭の「ブルーヴォイス」と協奏曲集の２枚だけです。「僕は作られたアーチストだ (と読むと 私はショルティを連想しますね)。 20代半ばにしてソリストとしてデビューできたが、首席奏 . . . 本文を読む
左から ベルティーニ指揮ケルン放響のマーラー全集、「オーボエの『時間』」、宮本笑里・宮本文昭～味のラブレター (朝日放送テレビ)。～～～～～～～～～～～～～～～～～～「オペラのテノール歌手だった父から 若い頃こういわれた … 『いつか気付くと思うけど、この仕事を続けるには沢山の事を犠牲にしないといけない。 そこで立ち止まるのも、そのまま前へ進むのも、どちらもお前の人生だ』」(128p . . . 本文を読む
左から 宮本文昭リラクシング・ベスト CD、「オーボエの『時間』」、ホリガー、コッホ。～～～～～～～～～～～～～～～～～～ソリストだけでやっていけるほどのオーボエ奏者は、世界ひろしといえども 私が思うにハインツ・ホリガーしかいないでしょう。 ローター・コッホほどの有名人でも BPO 主席です。 他の人は必然的にオケ入団を目指す事になります。★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★『オーボ . . . 本文を読む
左から ヴィンシャーマン、「オーボエの『時間』」、「オーボエ・ヴィルトゥオーゾ ～ イタリア・エディション」(Sony Music)。～～～～～～～～～～～～～～～～～～日本人のオーボエ奏者と聞くと、まず思い浮かべるのがこの人 宮本文昭です。 その伝記ともいえる本を見つけました。★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★『オーボエの『時間 (とき)』(宮本文昭著 2007年 時事通信社刊) . . . 本文を読む
ジョン・カルショー著作。～～～～～～～～～～～～～～～～～～『レコードはまっすぐに』を読み返した後、同じ著者の『ニーベルングの指輪』を読み始めて、その語調の違いに気付きました。前者では著者が所属していた DECCA 社の重役２人への懐疑的姿勢が随所に出てくるのですが、後者の冒頭「著者の覚書と謝辞』(11p) では ２人には「史上初の『指輪』全曲録音の顛末に関するこの書物を執筆するお許しをいただくと . . . 本文を読む
ジョン・カルショー著作。『カルメン』録音セッション (63年11月 ウィーン) のカラヤンとカルショー。 バーンスタインの「薔薇の騎士」。～～～～～～～～～～～～～～～～～～「カラヤンの最大の問題は、音楽以外でも自分が誰よりも賢いと思っていることだった。 私たち (録音クルー) は彼との心理面での関係を正しく保つために、常にそうとは限らない事を、時々示しておく必要があった」(377p 27章「カラ . . . 本文を読む
『アイーダ』(1959) の２つのジャケ。 カラヤンの DECCA 録音集。～～～～～～～～～～～～～～～～～～今でも DECCA 評判録音の『アイーダ』発売が危機的状況に陥った話しです ＿＿「レコードを制作する側と、その外装アルバムやスリーヴ (ジャケット) を作る側との間には、無益な うんざりするような敵対が生じていた」(307p 21章「動脈硬化」から)★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ . . . 本文を読む
録音セッションのカラヤン (ゾフィエンザールで)。 カラヤンの DECCA 録音集。～～～～～～～～～～～～～～～～～～「オケが売上の印税をもらおうとするなら、セッション料金ーー実際にセッションに参加した楽員たちに支払われるものーーは、その印税からの前払いになる」(267p 20章「カラヤン登場」から)★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★『レコードはまっすぐに』－ あるプロデューサー . . . 本文を読む
左はジョン・カルショーの著作。 中央と右は『トリスタン』LP ジャケと録音セッションのスナップ (1960 ウィーン)。～～～～～～～～～～～～～～～～～～「(多額の費用が掛かるセッションのオペラ録音よりも) 経済的な代替案は、経済面と芸術面の双方で利益をもたらすと思えるものだった」(※ 347p 25章「トリスタンとイゾルデの録音」から)★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★『レコ . . . 本文を読む
左から ミュンヒンガーとそのベートーヴェン序曲集、アンセルメのベートーヴェン５番 (DECCA)。～～～～～～～～～～～～～～～～～～「ただ１度でいいから VPO を指揮して、経歴に箔をつけたいと熱望する指揮者たちの懇願にローゼンガルテン (DECCA 社の重役) は弱かった」(266p 20章「カラヤン登場」から)★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★『レコードはまっすぐに』－ ある . . . 本文を読む
左から『ラインの黄金』(1958年)、ニルソン ショルティ VPO の『サロメ』(1961年)。 右上端に “ソニック・ステージ” のロゴがある。 右はカルショー。～～～～～～～～～～～～～～～～～～「『ラインの黄金』で私は何食わぬ顔でいった ＿＿ 終幕のラインの乙女たちの声は、虹の架け橋の下から聴こえてくるはずだ」(※ 398p 20章「サロメ」から)★ ★ ★ ★ ★ . . . 本文を読む