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シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

有権者は身綺麗な人を好む

2025年06月14日 | 政治家 政治屋?
参院選出馬表明会見に臨む国民民主党の山尾元衆院議員=10日午後 (6月10日 産経新聞)。 右は不倫疑惑について問われ、答えに詰まる山尾氏 (6月11日 毎日新聞)。
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5月14日 国民民主党は参院選比例代表の公認予定候補に山尾氏ほか4名の擁立を発表しました。 すると 国民民主の支持率が急落してしまいました (概ね 数%です)。

これを政治評論家はうまい表現で、「いわゆる “事故物件” が勢いある政党に寄りついてくるんです。 彼女は不倫問題や JR の議員パス不正使用などが報じられて、きちんとした釈明もないまま政界を引退 (しました)」(5月22日 デイリー新潮 ※1) と説明しています。

その元衆院議員が夏の参院選立候補のための記者会見 (延び延びになった釈明会見?) を開きましたが、翌日 国民民主党は公認を見送りました。
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「山尾志桜里氏の公認見送り 出馬会見の翌日に国民民主党が発表 全国幹事長会議で “すべての都道府県から公認を見送ってほしい”」(6月11日 FNN ※2)
「公認見送りを決定 記者会見でガソリン代不正計上・既婚男性との不倫疑惑など陳謝」(6月11日 FNN ※3)
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国会議員は “公人” ですから、いやでも国民の耳目を集めます。 すると どうしても身綺麗な人を好むのは致し方ないでしょう。 首相がモグモグと “美しくない食べ方” を披露すると、(政治マターではないのですが) 非難が集まるのは避けられません。

国民民主党の党首も、この元衆院議員も不倫問題が盛んに報じられました。 党首の不倫は当時 (24年秋) 非難されましたが、すぐに謝罪した会見を経て今は決着したと落ち着いているように感じます。 一方の元衆院議員の不倫問題は数年前の事なんですが、また蒸し返して報道されています。

この違いは何なのでしょうか?

党首は謝罪しましたが、元衆院議員は当時否定していましたから 決着していないと有権者・国民は感じているのではないでしょうか。 いわゆる “禊 (みそぎ)” が済んでないのです。
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禊とは __ 身に罪や穢  (けが)  れのある者、また神事に従事しようとする者が、川や海の水でからだを洗い清めること。

現代ではスキャンダルのある政治家が、選挙を勝ち抜くことによって政治責任に区切りをつけたとする場合に「禊は済ませた」ということがある。 有権者が公知のスキャンダルを知った上で選出した以上、政敵やジャーナリズムなどによる政治責任追及に対して「選挙区の民意」という抗弁材料を得ることになる。 ただし 刑事責任の免責を意味するものではない。
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その “禊を済ませるための” 記者会見だったのですが __「山尾氏は疑惑を改めて否定した上で、疑惑への詳しい言及を避けた。 (不倫) 相手男性の妻が自死したとされることについては “事情を存じ上げません” と述べるにとどめた」(6月12日 産経新聞 ※4) のです。

「(記者の) 質問に真正面から答えない姿勢が余計に反発を招くことに」(6月13日 女性自身 ※5) なったのです。 党首は謝罪しましたが、”山尾氏は謝罪せず” 不倫疑惑を否定し、不倫相手男性の妻が自死した事へも言及しませんでした。

党首には危機管理者 (ベテラン秘書?) が付いていたが、議員ではない山尾氏には付いていなかったのかも知れません。

会見全体が YouTube に投稿されています。 記者から質問されると「ご質問 有難うございます」と丁寧な口調で応じるのですが、内容は結局「回答は拒否します。 謝罪しません」と同じことです。 

強気な態度ではなく、どちらかというと 私は被害者なのですという健気な雰囲気を醸し出しているようでした。 私も全部見る気も起きず、数分で視聴をやめました。

これでは、有権者の溜飲が下がらず、欲求不満が残った会見になり、山尾氏には何もプラスにはなりませんでした。 禊どころか “潔 (いさぎよ) く無い” 人物であり、このような人が国会議員に相応しい人物に感じられたでしょうか。

また 離婚したのに、結婚時の「山尾」姓に修正しているのも腑に落ちません。 "悪名" を売った時の姓ですが、本人は衆議院議員時代の活動名義の姓の方が名が知られていて有利だと判断したのでしょうか。

無所属で立候補しても当選できる状況とは思えません。 命運が尽きた?

今日はここまでです。

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