モノクロとカラー

2015-08-02 09:02:01 | 写真
知人から昨日大内宿の写真につき「モノクロの方が良いのでは」という指摘がありました。

この写真は良く見ると(拡大して)右奥に人間が一人座っていて、その左側には工事現場の中に二人

右奥中間に女性が一人と、縁台に二人、家に入ろうとする人が一人。

手押し車を押すおばあさんを入れて7人が写っているようです。

写真を撮るときは、おばあさんの他は道に一人も居ないのを確認してシャッターを切ったのですが、

はるか遠くに人間がいたとは気がつきませんでした。

モノクロにすると真ん中の道路の斜めの陽ざしが強調され右側の茅葺屋根が陽に光っているのが

強調されます。

若き日の私であったなら、たぶん屋波の左側をもっと黒くして道の白さと陽の当った道路に面した左側の家屋壁を

強調するように焼いているだろうと思いながら、見ています。

私の持っているソフトでは、部分的に焼き込み、覆い焼きができません。

茅葺の屋根に立体感が出てきたと思います。

大内宿本日終幕の一瞬を表現する、乳母車のおばあちゃんが、はっきりと浮き出ました。

知人の指摘が、当を得ていて、より良い写真になったのではないかと思います。



ありがとうございます。









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